今日は、循環器と外科の診察日でした。
循環器科では、前回、麻疹の抗体があるか検査をしてもらっていました。
その結果は、陽性なので予防注射受ける必要はないことを教えていただきました。
市役所の方から「高齢者肺炎球菌ワクチンの接種」の案内が来ていたので
主治医の先生にお聞きすると、受けた方がよいと仰ったので受けることにしました。
ワクチンは保険適用外でまだ65歳に達していない場合は負担金8000円ですが、
心臓の機能が低いため2000円で接種を受けることができました。
次に外科にまわり手術跡を診ていただくと順調なので外科の受診は終了となりました。
外科の後、処置室に回ってワクチンの接種をしていただきました。
ワクチン接種の後、30分以内は副反応があるかをみるために
病院内にいるようにと看護師さんから指示されました。
その間に理学療法室に行き、
来月から再開してもらえる心臓リハビリの日程の打ち合わせをしました。
その後、処置室に回ってワクチン接種後30分経っても
異常がなかったので病院の会計に行き、薬局に処方箋を渡しました。
三ヶ月分の薬なので、待ち時間に近くのファミレスでお昼を食べていました。
朝早くから病院に行き待ち時間が長かったのですが
「神谷美恵子『生きがいについて』」を通読することができました(^-^)
テキストは番組が終わってから読もうと思っていました。
番組も若松英輔さんの解説に引き込まれましたし
伊集院さんの感想にも共感することが多かったです。
「島津有里子のゆりこ’s EYE」は、参考になると思います。
そしてテキストに番組の中で紹介されなかった情報が
いっぱいあり、なるほどと思うことが多々ありました。
一番に興味深かったのは内村鑑三との繋がりが随所に出てきたので驚きました。
前にも書きましたが『生きがいについて』は学生の頃に知っていながら
題名に抵抗を感じて気になりながらも読まずにきました。
でも、この番組のおかげで、購入したのでゆっくりと読んでゆこうと思います。
最後にテキストの中から
こころとからだを病んで
やっとあなたたちの列に加わった気がする
島の人たちよ 精神病の人たちよ
どうぞ 同志として うけ入れて下さい
もう壁はないものとして(『神谷美恵子の世界』)
(…略…)
神谷は、けっして病む人の気持ちを分ったつもりにはならなかった。
それ故に「壁」を感じることになるのですが、
壁があって、相手の姿をはっきりと捉えられない分、
彼女は深く相手を考えなくてはならなかった。
強く感じようとしなくてはならなかった。
だからこそ、彼女は「生きがい」という目に見えないものを、
あれほどまでにいのちのある言葉で表現し得たのだと思います。
(…略…)
(100分de名著 神谷美恵子『生きがいについて』)