2017年1月13日金曜日

北風が冷たい…

最近,会えないなと思ったら会えました♪

もう花がかなり萎れてきていたのでメジロは来ないのかなと思っていたら
今朝は,やってきていました♪
前にも紹介した動画ですが
南房総のびわ蜜 冬にとれる幻のハチミツ
 ビワは花が咲いて受精した後,子房だけなく基部の花托(かたく)が
発達して子房を包みこみ,それが食用の果肉部になる。
子房が発達した部分は,芯の種子を包む筋っぽくて酸っぱいところである。
植物学上のこのような形の果実を偽果(ぎか)と呼ぶ。
同じバラ科のリンゴもナシも偽果の類だが,これらでは子房があまり大きくならず,
花托の発達が盛んで,食べでのある果実となる。
ビワでもそうなって欲しいのだが,子房の発達が強すぎ,
また花托が厚くなりにくいのが悩みというわけである。

(『四季の博物誌』荒垣秀雄編/ 朝日文庫1988年)
狐火(きつねび)の燃えつくばかり枯尾花(かれおばな)   与謝蕪村 

ようやく暮れそめた野原は,見渡すかぎりぼうぼうと髪をふり乱したような枯尾花におおわれている。
いつしか一所(ひとところ)に青い狐火が現われたかと思うと,
みるみるうちにその数が増え,その勢いは今にも枯尾花の原に燃えつきそうだ,との句意。
蕪村好みの妖怪趣味による幻想句である。
季語は「枯尾花」。
狐火は冬から春さきにかけて出るといわれ、闇夜の山野に見える燐火をさす。
(『近世俳句俳文集 日本古典文学全集42』
        栗山理一他校注・訳 小学館 昭和47年)
    冷たい夜

冬の夜に
私の心が悲しんでゐる
悲しんでゐる,わけもなく……
心は錆
(さ)びて,紫色をしてゐる。

丈夫な扉の向ふに,
古い日は放心してゐる。
丘の上では

(わた)の実が罅裂(はじ)ける。

此処では薪が燻(いぶ)つてゐる,
その煙は,自分自らを
知つてでもゐるやうにのぼる。


誘はれるでもなく
(もと)めるでもなく,
私の心が燻る……

(『日本の詩歌 23』中原中也)
山茶花の咲くも咲かぬもまず焚き火
(『俳句で綴る変哲半生記』)
サザンカの花から蜜が出ていました。
山雀や朝寐して出る竹椽(たるき)  游刀
(『俳諧歳時記(秋の部)』横關愛造編 改造社 昭和29年)
メジロが笹の中にいました。
撮せなかったけどウグイスも笹の中に隠れてた…

大工来て笹鳴き聴かず二三日
  (註・「笹鳴き」は冬の鶯の子が舌鼓をうつやうに短く鳴くを言ふ。)
(『決定版富田木歩全集 全壱巻』新井声風編著 世界文庫 昭和39年)
 この子も藪の中から出てくれなかった…
  爪のように

伸びるのは
爪ばかりではない
ほっておけば
欲の皮も
伸びてゆく
だから時々
爪のように
切って捨てねばならぬ

(『詩集 詩国』)
会えるときは会えるものですね!(^^)!
 毎年秋にやってきて,冬を越す鳥を「冬鳥」といいます。
すずしい風がふきはじめるころ,町にも冬鳥がやってきます。
春に,子育てのために北の国に渡っていった鳥たちが,
寒さの厳しい冬がくる前に,温暖な日本に渡ってきたのです。
 赤茶色のおなかが目立つジョウビタキは,秋の早い時期から見られます。
低い木の枝などから,草むらなどにいる虫をさがすすがたをよく見かけますが,
庭にやってくることもあります。

(『鳥の自由研究2 町のまわりでの観察 秋冬』)
今朝以上に明日は,寒さが厳しくなりそうです。
大学入試センター試験が始まりますが,
受験生が普段の実力を発揮できますようにp(^-^)q

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