今朝は,晴れているのですが風が冷たかったです…
山茶花の散るにまかせて晴れ渡り 永井東門居
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
消化できなかった種を吐き出しているようでしたp(^-^)q
垣間見る
木枯(こがら)しのひどい日
木と木とが揉(も)まれてゐる間に
つばきの青いつぼみが風に砥(と)がれてゐるのを見た。
固く裹(つつ)み込んでゐる大切な匂ひや色の
こんなひどい日にも
かれはかれの優しい姿を失はぬ。
(『日本の詩歌15 室生犀星』)
木枯(こがら)しのひどい日
木と木とが揉(も)まれてゐる間に
つばきの青いつぼみが風に砥(と)がれてゐるのを見た。
固く裹(つつ)み込んでゐる大切な匂ひや色の
こんなひどい日にも
かれはかれの優しい姿を失はぬ。
(『日本の詩歌15 室生犀星』)
アオジ♀
冬の間はひとにやさしい実南天 ウオミタカコ
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)
人のする絶叫なるを鵯(ひよ)もせる 相生垣瓜人
(『図説俳句大歳時記 秋』角川書店 昭和39年)
(『図説俳句大歳時記 秋』角川書店 昭和39年)
溜まっている水を飲んでいました(^。^)
梅林にメジロがきていました。
梅が枝(え)の花のゑまひを朝ぼらけ年の始(はじめ)のさかえぞ見る 賀茂眞淵
○花のゑまひ―花の微笑。梅の花のほころび。
○朝ぼらけ―ほのぼのと明るくなる頃。
▽梅の枝の花のほころびを、ほのぼのと明ける年の始めの繁栄と見ることだ。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』
高木市之助・久松潜一校注/岩波書店 昭和41年)
○花のゑまひ―花の微笑。梅の花のほころび。
○朝ぼらけ―ほのぼのと明るくなる頃。
▽梅の枝の花のほころびを、ほのぼのと明ける年の始めの繁栄と見ることだ。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』
高木市之助・久松潜一校注/岩波書店 昭和41年)
梅咲(さい)て人の怒の悔(くい)もあり 内藤露沾(ないとうろせん)
◇梅が咲いている,その気品があり静寂な花を見ていると,
人の心も落ちついて来て,怒ったことなどが我ながら悔やまれたりするという意。
(『近世俳句俳文集 日本古典文学大系92』
阿部喜三男・麻生磯次校注/岩波書店 昭和39年)
◇梅が咲いている,その気品があり静寂な花を見ていると,
人の心も落ちついて来て,怒ったことなどが我ながら悔やまれたりするという意。
(『近世俳句俳文集 日本古典文学大系92』
阿部喜三男・麻生磯次校注/岩波書店 昭和39年)
臘梅の花の身じろぎても匂ふ 青島美須子
(『現代女流俳人と作品<3>』千葉祐夕編集 文芸出版社 昭和55年)
(『現代女流俳人と作品<3>』千葉祐夕編集 文芸出版社 昭和55年)
0 件のコメント:
コメントを投稿
申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m