2016年2月19日金曜日

四月の陽気…

来ぬも可(か)なり 夢の間(あいだ)の露の身の 逢(あ)ふとも宵(よい)の稲妻(いなずま)

来ないのならいいわ。どうせこの世は夢,わが身は露のようにはかないもの。
たまに逢えたとて,光っては消える宵の稲妻のように,一瞬の喜びに過ぎないもの。
(『新訂 閑吟集』)
咲きたりと知らせの風か梅の花
(『井月句集』)
モズ♀に会えました(*^-^*)

巻第十(春の相聞) 1897
春さればもずの草(かや)ぐき見えずとも我は見遣(や)らむ君があたりをば

春になるとモズが草の中に潜って見えなくなるように,
見えなくなっても,私ははるかに眺めていよう。
君の家の辺りを。 
(『万葉集(三)』)
巻第十(春の相聞) 1903
(わ)が背子(せこ)に我(あ)が恋ふらくは奥山(おくやま)のあしびの花の今盛(いまさか)りなり

あなたに私が恋することは,奥山のあしびの花のように今が真っ盛りです。
(『万葉集(三)』)
愚かなる 身こそなかなか うれしけれ 弥陀の誓ひに 会ふと思へば

愚かなる自分の心こそ,かえってうれしいことだ。
阿弥陀仏が人々を救ってくださるというもともとの誓いに,めぐりあえると思うと。
(『良寛 旅と人生』)
メジロがもの思いに耽っているのかな(・・?


ほとんどの鳥は,高度に発達した筋肉によって動かされる,
たくみにデザインされた翼を持っています。
鳥の体は空気抵抗を少なくする形の流線形です。
骨格はかたく,しかも軽くできています。
そのうえ,おどろくべきことは,
速いしかもよく組織化された物質交代のしくみが食べ物をすばやく消化し,
能率的に排出しているのです。
このことによって,食べ物による体重の増加をおさえています。
呼吸は気のうのすばらしいシステムによって助けられています。

(『鳥についての300の質問』A&H・クリュックシァンク著
   青柳昌宏訳 講談社ブルバックス 昭和57年)

石が笑っている梅の花が笑っている地球がでっかく笑っている
(『青じその花』)

ジョウビタキ♀は,まだ独身生活で雄を寄せつけません(*^▽^*)
自分と同じ種類の他の個体に対して,
侵入を拒否し防御するきまった範囲をなわばりといいます。
なわばりにはいくつかの有用な機能があります。
多くの個体の間でなわばりの防御が結合し合うことによって,
雌雄間の性的結合が強化されます。
なわばりは,つがいやひなの食べ物,
十分な巣材料などを基本的に確保することを保証します。
雄によるなわばりの防御は彼の配偶者やひなを同種の他の雄から保護します。
ほとんとすべての鳥が,何らかの形でなわばりを持っています。
ある種の鳥は雄が雌を誘い交尾するために,
ごく限られた小さな場所を所有するだけで,
ふつうの形でのなわばりを持っていません。
カモの一種で日光浴の場所を防御するものがあります。
しかし,こういう少数の例を除いて,
ほとんどの鳥は営巣のためか採餌のため,
あるいはその両方のためになわばりを維持しています。

(『鳥についての300の質問』A&H・クリュックシァンク著
     青柳昌宏訳 講談社ブルバックス 昭和57年)
一点を見つめている…
寒修行ではありませんよ(^_-)
 仲間もやってきました♪

「ねえねえ…君は一浴びしないの?」と声をかけていますが…
ジーッと見て…
「まだ冷たそう…」なんて(*^▽^*)
 『鳥の雑学がよ~くわかる本』に

  鳥の中には,「そんなもの浴びてどうするの?」と思える変わったものを浴びる種類がいます。
 最も変わったところでは,アリを浴びる「蟻浴(ぎよく)」というのがあります。
私も一度,ハシボソガラスが蟻浴をしているのを見たことがありますが,
地面に伏せるように翼を広げ,羽の間にアリが入り込めるようにしていました。
また,くちばしでアリをつかんでは羽毛に塗りつけるような行動も見られました。
蟻浴は,カラスのほかに,カケスやヤマガラなどの鳥で観察されていますが,その理由はわかっていません。
一説では,寄生虫を駆除するためにアリが出す蟻酸を利用していると言われています。
 その他,カラスは煙突から出る煙も浴びます。
これを「煙浴(えんよく)」といいますが,
詳しく煙浴を観察した東京大学の樋口教授の話では,
見られるのは決まって梅雨時期で,しかも雨上がりなのだそうです。
 私も樋口先生のアドバイスで煙浴を観察したことがありますが,
雨上がりにお風呂屋の煙突からモクモクと煙が出ると,
ハシブトガラスが集まってきて,翼を開いて黒い煙を気持ち良さそうに浴びていました。
 いったいなぜ,煙を浴びるのかは,寄生虫の駆除とか,
濡れた羽を乾かしているとか,いろいろ想像できますが,こちらも真相は謎です。
まさかカラスは体の色を黒くするために,煙を浴びているのではないでしょうね。
こちらも独身生活のジョウビタキ♂

一人で事足る鶲(ひたき)啼く
(『山頭火著作集Ⅳ 草木塔』潮文社 昭和46年)
腕白坊主が隠れん坊している(*^▽^*)
「鬼はいないかな…」
ヤマガラが朝ご飯を見つけたようですp(^-^)q
細長いのは何だと思いますか?
小さなミミズかな(・・?

ヤマガラは平安時代から,〝やまから〟〝やまからめ〟の名で知られてきた。
「色葉字類抄」に山辛(やまから)の名が見られ,
「拾遺和歌集」巻七,物名,四0二
「もみぢ葉に衣の色はしみにけり秋の山からめぐり来しまに」
には,〝やまから〟と〝やまからめ〟の名の両方が詠まれている。
鎌倉時代の「夫木和歌抄」巻二十七に,一二八八三
「山がらのまはすくるみのとにかくにもてあつかふは心なりけり」,
一二八八四「この内も猶うらやまし山がらのみのほどかくすゆうがほのやど」
の二首があるが,前者は飼っている〝やまがら〟がクルミの実を廻しているのを,
また後者はその貯食習性を詠んだものであろう。
(『図説 日本鳥名由来辞典』)