(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
はじめてあひ見奉りて
君にかく
相(あひ)見ることのうれしさも
まださめやらぬ
夢かとぞ思ふ
貞心尼
御かへし
夢の世に
かつまどろみてゆめをまた
語るもゆめも
それがまにまに
良寛
(『良寛さんの うた』田中和雄編 童話屋 1995年)
カワラヒワ
シロハラが上を見ていると思ったら…(*^▽^*)何(なに)ともなやなう 何ともなやなう 人生七十古来稀(こらいまれ)なり
「何ともなやなう」は,嘆きの自嘲ではなく,
「おやまあほんに,私も何時(いつ)の間にか七十歳,
古稀(こき)とやら。どうってこともなく過して来たんだが。」と,
気づいてみたら古稀にたってしていたという驚きをユーモアを交(まじ)えて歌った。
(『新訂 閑吟集』浅野健二校注 岩波文庫 1989年)
江戸道中(だうちゆう)
椋(むく)鳥と人に呼(よば)るゝ寒(さむさ)哉
椋鳥―農閑期に江戸へ出稼ぎに行き,春に帰国する信濃者を嘲っていう。
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
三上修さんが『スズメの謎』の中で
(「なぜスズメの研究をしようとしたのですか」と聞かれて,4つの動機を書いた後に)
「スズメを調べるということがおもしろそうだから」というのが本当の理由だと思います。
みなさんも調べたいことがあったら,
おもしろそうだからという理由だけで調べてみるといいと思います。
人にはそのおもしろさがわかってもらえない場合もあるかもしれません。
が,それによって人に迷惑をかけないのであれば,
気にせずどんどん調べてみたらよいのです。
自然科学の研究というのは,役に立つとか,そういうことではなくて,
ただ自分がおもしろいからやるという姿勢が,本来の姿のような気がしています。
(『スズメの謎』三上修 誠文堂新光社 2012年)
今の文科省や大阪の教育のように
成果がすぐに上がることを求めている教育政策では
将来,ノーベル賞を受賞する科学者は出なくなるかもしれませんね…
最近の温かさで
枝垂れ梅が開きだしました
昨日と10度近くも違う…
右の青年は,いつも黒いワンちゃん(左上)と散歩されているのに
今日は茶色い犬も一緒…
愛犬家の方と話をされているのが聞こえてきました。
「飼い主が見つからなかったら,世話をする約束で引き取ってきたのです」と
犬を連れていないσ(^_^;にも出会うと,
向こうから挨拶をしてくれる好青年だと思っていましたp(^-^)q
河津桜も開きだしたけど今週は寒の戻りで…
覚悟していた寒さよりは少しましでしたが…キセキレイ
メジロが梅の香りをかいでいるのではない(^_-)ジーッとしてくれない…
ウグイスに出会いました。
この後,梅の木に一瞬止まってくれたのですが,間にあわなかった(T^T)
林の中からウグイスの歌が聞こえてきました♪
(まだ短めの歌声でしたが(*^ー゜)…)
さっきの子かな(・・?
シジュウカラの歌声ではなかったです(*^▽^*)
エナガ
チョロッと舌を出していました(*^-^*)
[質問140 鳥の尾の役割は何ですか?]
[回答] 鳥が飛翔する時,体の平行を保つのに役立っています。
上昇したり,降下したり,方向転換したりする時の補助翼として,
飛行機の尾翼以上に細かい働き方をしています。
ある時は方向舵であり,ある時はブレーキとなります。
ある種の鳥では尾をディスプレー(表現)に使用します。
コトドリの雄が竪琴形の尾羽を立てふるわせるのは配偶行動のディスプレーです。
ある鳥では尾で敵をまごつかせます。
シロオビキイロアメリカムシクイは尾に白い点があります。
ユキヒメドリは尾の外側が白くなっています。
これらの鳥は敵の前でこの尾の白い部分を突然ぱっと見せます。
捕食者が一瞬びっくりしている間に逃げてしまうわけです。
ペンギン類は氷の上や雪の上にじっと立っている時,
細い尾羽が束になった尾で体を支えています。
キバシリは長い弾力性のある尾羽で体を支え,
樹皮の虫を食べながら幹の上を移動します。
キツツキはしっかりした刺のような尾羽で体を支えて,幹をたたきます。
エントツアマツバメはやはり尾羽で支えながら煙突の壁を登ります。 (P145~146)
(『鳥についての300の質問 君が知りたいすべてに答える』A.クリュックシァンク H.クリュックシァンク著 青柳昌宏訳 講談社ブルーバックス 1982年)
水しぶきが上がっています…
嘴が上になっている…
スッキリした(*^-^*)
空が暗くてピントの山が(;´Д`)
アトリ