九州地方では台風が前線を刺激して大雨になっています。
「長崎県 五島と対馬に大雨特別警報 命を守る行動を」
白い花が目についたけど…
ピラカンサには実ができているのにのんびりした子もいるんだな…
『図解・気象学入門』より台風による
風や雨について転記したいと思いますφ(..)
台風の風のふるまい
ある台風について、
「雨台風」とか「風台風」という言い方がなされることがあります。
しかし、これまでの議論からわかるように、
雨が降らないときは水蒸気の凝結は盛んではなく、
潜熱のエネルギーが供給されないので風も強くなりません。
(『図解・気象学入門』古川武彦、大木勇人 講談社 2011年)
ただし、最盛期に達した台風などは、
新たなエネルギーの補給がなくても、
1~2日間は、もっている風の運動エネルギーで、
勢力を保ったまま進むことができます。
たとえば、水蒸気の補給が少ない日本海を進み、
北日本に向かうような台風は、
雨よりもむしろ風の影響が顕著な場合があります。
東北地方のリンゴ産地に達して、
強風で多数のリンゴを落下させる被害をもたらし、
「リンゴ台風」などとよばれた台風もありました。
ここで台風の風の非対称性について述べたいと思います。
実際の台風を見ると、
等圧線はほとんど同心円状になっていますが、
よく見るとその間隔は、
中心より東側のほうが西側よりも若干狭くなっています。
したがって、風も東側が強くなっています。
東側の風が強いのは台風自身がもつ風速に、
北上する台風を押し動かす風が強くなるからです(図6-16 省略)。
このような台風の風の分布の非対称性は、
船舶が台風から避難する場合に非常に重要で、
台風の進路の右側を「危険半円」、
西側を「可航半円」とよんでいます。
「可航半円」が必ずしも航行が可能ということではありませんが、
どちら側に避けるのがより危険を回避できるかの示唆を与えてくれます。
また、台風が本州の日本海側の沿岸に沿って高速で移動するときには、
風の強い危険半円が各地にかかって、
風の被害を広く与えることがあります
(図6-17 [2004年台風18号の進路]省略)。
このような進路を進む場合は、
風の被害に注意する必要があります。
先の「リンゴ台風」もそのような進路をとった台風でした。
(ハラビロカマキリ)
風の強さは、普通10分間の平均の風速を用い
「風速20m/s」というように表します。
平均風速が10m/sを超すと風に向って歩きにくくなり、
傘がさせなくなります。
また、高速道路では乗用車が横風に流される感覚を受けるようになります。
台風では「強風域」と表現される15m/sを超えると、
風に向って歩くことが困難となり、
場合によっては転倒する人も出てきます。
高速道路では、横風でハンドルをとられる感覚が大きくなり、
通常の速度で運転するのが困難となります。
またビニールハウスなども壊れ始めます。
さらに20m/sを超えると、
しっかりと身体を確保しないと転倒するようになり、
シャッターも壊れ始め、
風で飛ばされた物で窓ガラスが割れるようになります。
台風で「暴風域」と表現される25m/s以上になると、
もはや立っておられず、屋外での行動は危険です。
街路樹なども倒れ始め、車の運転も危険な状態となります。
台風が前線を刺激すると大雨に
「台風が前線を刺激して、大雨となるでしょう」
のようなアナウンスを聞くことがあります。
本州の中部や日本海側に前線が停滞し、
南方から台風が北上しているとき、
台風の東側にある南からの風が前線を流れこむ場合です
(図16-18[2007年7月13日9時]省略)。
こうなると、前線単独、あるいは台風単独よりも、
激しい雨をもたらすことがあります。
台風は最盛期を迎えた後は、一般に衰弱していきます。
それは、海水温の低い海域に達したり、上陸したりして、
大気境界層を通じて供給される水蒸気が少なくなるからです。
すると、前述したような台風発達につながる
ポジティブ・フィードバックのメカニズムがはたらかなくなります。
また、台風が中緯度に進むにつれて、
中心の西側では冷たく乾いた空気が流入し、
温帯低気圧のように寒冷前線および
温暖前線をもつ構造に変質することが見られます。
図6-19(台風12号 2010年9月25日18時[省略])は、
北上して前線が生じた台風で、ひげを生やした顔のようにも見えます。
このあと、前線は中心までつながって、
温帯低気圧と同じ形になりました。
このような変質は台風の温帯低気圧化といいます。
注意すべきことは、台風は温帯低気圧化すると弱まるとは限らず、
上空の気圧の谷の東側に入って再び発達することがあることです。
台風の再発達については次のような例もあります。
太平洋高気圧の西の縁に沿って北上した台風が、
東へそれて弱まりながら日本の南海上を東へ進みました。
ところが、太平洋高気圧の東の縁にまで達し、
今度は南下して再び海水温の高い海域に入り、
再発達しながら高気圧のまわりを2周目に入ったのです。
これはかなりめずらしい例ですが、
迷走台風が、海水温の高い海域に戻って
再発達する例はたまに見ることができます。
(『図解・気象学入門』古川武彦、大木勇人 講談社 2011年)
ヤン ヨンヒ (양영희)さんのツイトを読んでいていいなと思いました。
私も子どもの頃、
在日の方が多く住んでいる地域で暮らしていたことがあります。
そこにはヤンヨンヒさんのツイトに登場する
女将さんのような方も多くいたなと思い出しました(*´▽`*)
リツートでなく転記したいと思いますφ(..)
(ダンゴムシ)
ソウル郊外の食堂のテレビで日韓関係についてのニュースが流れ、
ナムルを和えてた女将が怒り出した。
日韓両国の政府に対してではなく、メディアに対して怒ってた。
「対立煽るな!政治に引っ張られず
国民同士が仲良く出来るように教えろ、バカ!」
と声が大きくなり、
唐辛子切ってた店主が「静かにしろよ~まったく~」
「おいおい、いい加減にしないか」と何度もなだめると
「何?私は言っちゃダメ?
自分の国について意見するのは当たり前だろ?」と興奮。
(客は私とスタッフだけ)TVを見ると、
朝鮮日報に対して怒ってるっぽかった。
優しそーな店主(夫)は首を振りながら、
私たちのお膳に小皿料理をオマケしてくれた。
続いて、京都アニメーションの放火事件が報じられた。
さっきまでのニュースに怒っていた女将さんは
「えー?何てこと!ウチの子供や孫も日本のアニメ大好きだよ...
若い子たちが犠牲になるなんて、アイゴー!大事な命を、アイゴー!」
と呟きながら目が赤くなってた。
女将さんの料理が美味しい理由がわかった気がした。
優しくも野菜たちがしっかり主張するナムルや、
ガツンとインパクトある太刀魚の煮付けなど。
益々ファンになった。
謹んで常連宣言させて頂きます!
(ヤンヨンヒさんのつぶやきより一部修正しています)
明日は、投票日ですね。
私は、先週、期日前投票に行ってきました。
選んだ基準が「カジノ誘致に反対」してくれる人です。
昨日、高校時代の級友たちと会っていました。
その中で友人は、誘致派の政党への支持を熱く語っていました。
政治的な立場は違っていますが、彼の話を聞くのは好きです。
なぜ、大阪で支持者が多いのかは彼の話を聞いていると分かるような気がします。
今の日本では、政治の話、
特に政権批判をするのは避けられるような空気が漂っていると思います。
いろんな意見を聞くことで自分の意見がさらに強まると思うのですが…
その時に相手を説き伏せようとかするのではなくて…
国会で野次を飛ばす方が…
「ヤジ飛ばした男性、警官に囲まれる 大津で首相の演説中」(朝日新聞)