2017年6月12日月曜日

体調不良なので本の紹介(^^ゞ

朝、目覚めたときにいつものように血圧を測ると
上が149 下が91 心拍数が77と高かったです(5時23分)。
起きて動き出すと血圧が高いためか吐き気が何度もおきます。
薬を牛乳で飲んで、朝食は後で食べることにしました。

6時前は153 91 95でした。
原因について思いあたるのは、夜中にこむら返りが起きて目が覚めたのですが
どうも足を出してしまって冷やしたためかもしれません…
朝食を8時半頃に食べたときは 129 86 88となんとか落ち着いていました。
父は、帯状疱疹がまだ治っていないのに
朝食の準備など全部してくれました。
いつもは分担して用意しているのに申し訳ないことです。
横になっていると血圧も上が120台になったのですが
無理をせず今日は休養日にしました。
これで月曜日の体調不良は三度目…
現役の頃なら出社拒否or登校拒否なんて思われそうだな…

実は、マンションの改修工事の音がすごくて眠れないので
前に紹介した帚木蓬生さんの『ネガティブ・ケイパビリティ』を再読していました。

その中から最後の章「おわりに――再び共感について」から
最後の部分を転記します(P241~243)。

 ボルバ女史が自著で紹介している体験談は胸を打ちます。
 女史が、ルワンダの内乱で両親から捨てられた、ろうあの子供を収容する孤児院を訪れたときのことです。
鉛筆や定規、消しゴムやノートが詰まっている袋を次々と取り出しました。
それらは米国の子供たちからの贈物でした。
みんな、中に何がはいっているか、ひとつひとつ出しては喜んでいました。
 ところがひとりだけ、すべての品を取り出して並べたあと、まだ何かを探している子供がいました。
もっとキャンディがいるのかなと、女史は訝いぶかります。
 その男の子がとうとう見つけたのは手紙でした。
それを手にして撫で、匂いをかぎ、慎重に手紙を開きました。
ボルバ女史が近寄って、翻訳してやったのは言うまでもありません。
 ――こんにちは、ぼくの名前はヤコブです。十歳です。ミネソタに住んでいます。
地図を出して、あなたが住んでいる場所を見つけました。
この袋の中に、いろんな物を詰めました。
そして詰めている間中、あなたのことを思っていました。
どうかこの贈物をあなたが気に入ってくれますように、そしてどうぞよい一日を。
    あなたの新しい友だち、合衆国のヤコブより

 その男の子は手紙の一語一語を食い入るように見つめ、何度も何度も確かめたあと、自分の胸に強く抱きしめ、泣き出したのです。
そしてもらい泣きしている女史に向かい、手話で「愛」と言ってたのでした。
 男の子が必要としていたのは、他の誰かが自分のことを思ってくれていると、知ることだったのです。
おそらく、これは世界中のどの子供も、必要としていることではないかと女史は言います。
共感の力こそが人生を変えるのだと。

 共感で始まって共感で筆を擱くこの小さな本によって、読者が共感の土台となるネガティブ・ケイパビリティの力を知り、少しでも人生が生きやすくなったと感じられたのであれば、本書の目的は達せられた言えます。
(『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』 )

4 件のコメント:

  1. こんばんは~

    >6時前は153 91 95でした。
    高い状態がつづくとご心配ですね。

    この梅雨時としては、蒸し暑い、涼しすぎるなどと気温の変動幅がけっこうあるように思います。
    色々とお疲れが出ませんように。。

    返信削除
    返信
    1. カイさんありがとうございます(*^O^*)/

      今朝も血圧が高かったのでリハビリ散歩には行けませんでした(°°;)
      でも、午後からの心臓リハビリには行くことができましたp(^-^)q
      季節の変わり目は、体力が弱っているとなにかと具合が悪くなります
      そんな時は、これまでのつけてきたメモ(血圧や体重など)を見て
      あの時は、どうしていたかなと思い出しています。

      削除
  2. KAZEさん

    こんばんは
    具合如何ですか?
    お大事にしてくださいね

    返信削除
    返信
    1. becoさんありがとうございます(*^O^*)/
      今朝も血圧が高かったですが
      午後には、安定してくれました。
      帚木蓬生さんの『ネガティブ・ケイパビリティ』はオススメの本ですよ(^_^)b

      削除

申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m