2017年6月21日水曜日

いっぺんに降らなくてもいいのにね…

梅雨葵つゆあおい
タチアオイの別名。
天保年間(1830~44)の『世事百談』に、梅雨入り,梅雨明けがわからないときは
「花葵(ハナアオイ。タチアオイの別名)の花咲そむるを入梅とし、
だんだん標
すえの方に咲終さきおわるを梅雨のあくるとしるべし」とある。

  咲き登る梅雨の晴間の葵かな  夏目成美
(『雨のことば辞典』)

江戸時代では、梅雨の花は紫陽花ではなくて
タチアオイが梅雨花の代名詞だったのですね…(°°)
   花のたましひ

散つたお花のたましひは、
み佛さまの花ぞのに、
ひとつ残らずうまれるの。

だつて、お花はやさしくて、
おてんとさまが呼ぶときに、
ぱつとひらいて、ほほゑんで、
蝶々にあまい蜜をやり、
人にや匂ひをみなくれて、

風がおいでとよぶときに、
やはりすなほについてゆき、

なきがらさへも、ままごとの
御飯になつてくれるから。

(『空のかあさま 新装版 金子みすゞ全集・Ⅱ』)
南天の花咲く鎖樋くさりとひのそば  柴田白葉女
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)

縦にすると鎖のようになるな…(^_-)
アガパンサスよりも「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」の方が覚えやすいのだけど(^^ゞ
(略)
主治医の処方を、<日薬>と<目薬>で表現しています。
何事もすぐには解決しません。
数週間、数ヵ月、数年、治療が続くことがあります。
しかし、何とかしているうちに何とかなるものです。
これが<日薬>です。
 もうひとつの<目薬>は、点眼薬のことではありません。
「あなたの苦しい姿は、主治医であるこの私がこの目でしかと見ています」ということです。
前にも言いましたが、ヒトは誰も見ていないところでは苦しみに耐えられません。
ちゃんと見守っている眼があると、耐えられるものです。
 私はかつて『アフリカの蹄』という小説で、セネガルの言い伝えを引用したことがあります。

――人の病の最良の薬は人である。
(略)
(『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』 )
あぢさゐの花より懈たゆくみごもりぬ  篠原 鳳作(ほうさく
(『私の季語手帖』井本農一 小学館 1998年)

たゆし【懈し・弛し】〔形ク〕
①だるい。②(性質が)ぐずである。にぶい。

みこもり【水籠り・水隠り】
[一]〔四段〕水の中にひそみ隠れる。転じて、心の中に秘めて外にあらわさない。
(『岩波古語辞典(旧版)』)
もうそろそろ咲いているかなと見にいくと咲いていました!(^^)!
母さんと父さんが、群生しているところを見つけた場所で咲いていた♪
お母さんの好きな花。
こんなに小さいけど蘭の仲間なんだよと教えてあげると
「すごいね!」と感心してたな…
久しぶりに朝、吐き気がなかったです。
おかげで朝食を美味しく食べることができました。
食べながら思い出していたのは、母さんの入院中の食事のこと。
主治医の先生や看護師さんが、食欲がないので困っておられました。
でも、妹と二人で食事介助をしながら思っていたのは
僕たちのために懸命に食べようとしてくれていた。
38度台の発熱と圧迫骨折からくる腰の痛みなどに苦しめられながら
一口一口懸命に食べてくれていた。
確かに摂取量は少なく次第に弱っていきました。
でも、母さんが懸命に生きようとしていた姿は、目に焼きついています。
葉を1枚お土産に遺影にあげているハッカの花が咲いていました。
(散歩をされている方で気づいていない人が多いのと違うかな?
雑草だと思っているかも…)
そのそばにずぶ濡れのオンブバッタ(o゜▽゜)o
梅雨入り後、まったく雨が降らなかったけど
今朝は、警報が出るほどの大雨だったので、
小降りになった午後からやってきました。

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