2016年11月7日月曜日

穏やかな秋の日に(^-^)

鵙鳴くや沼に棄て来し恋ひとつ
(『しづ子』)
一隅に生きる野菊の美しさ  川口 弘
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)
(くす)多き田辺の町や鵯の秋  中村三山
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
今朝も空を見上げていました。
コスモス咲いて、そこで遊ぶは踏切番のこどもたち
(『山頭火著作集Ⅱ この道をゆく』大山澄太編/潮文社 昭和47年)

 ホシホウジャク(スズメガ科)
寒き日に石積み重ねものの隅(くま)つはぶきの黄かまぼろしに顕(た)  前川佐美雄
(『短歌歳時記』近藤芳美監修 長谷部淳編著 桜楓社 昭和58年)
散歩をされていた方が面白そうに見ていたキジバト
普通,水浴びをした後,飛び立つのですが
温泉に浸かっているように気持ちよさそうに水の中
なんか頭に来ることがあって頭を冷やしているのかな(^^ )
鶺鴒が教えたころは二人きり  西島○丸
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)

この川柳は日本書紀に描かれている
伊奘諾尊・伊奘冉尊の国生みの神話を思い出させます。

はればれと鶲(ひたき)のぼりし梢かな  飯田蛇笏
(『日本の詩歌19』)
四十雀落ち葉の色に染まる庭  原 夢美子
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)

晴天は鵙がもたらすものなりや  山口波津女
(『図説俳句大歳時記 秋』角川書店 昭和39年)
前のモンシロチョウの姿勢は

 産卵場所を探して飛び回るメスは,往々にしてオスに言い寄られる。
しかしメスとしては,交尾に時間を取られるよりも,1つでも多くの卵を産みたいのだ。
そこでメスは,オスをあきらめさせるための様々な「交尾拒否行動」を行う。
飛びながらひたすら上昇したり急旋回したりしてオスを振り切ることもあるが,
特に興味深いのがモンシロチョウだ。
メスはオスに言い寄られると,翅を水平近くまで開き,腹をほぼ垂直に立てる。
オスはメスにこの姿勢をされると,
どこにどうつかまって腹をどう伸ばしても交尾することができず,
あきらめて他のメスを探しに飛び去って行く。

(『虫のおもしろ私生活』)
蝶々ふたつになると高く高く舞う   萩原井泉水
(『日本の詩歌19』)
 「どんぐりころころ どんぶりこ♪」と優しい歌声が聞こえて来ました(o^^o)
土鳩はどどつぽどどつぽ茨咲く野はねむたくてどどつぽどどつぽ  河野裕子
(『現代の短歌』)
今日は「立冬
昨日と違って青空が広がり風も吹いていなくて
日差しが気持ちよかったです(^-^)