暖かな朝なのでウインクしてくれたのかな(゜ー^)
夜露が残っていました。
クヌギの枯れ葉が独りで踊っていた
薄がくるくると踊っている
ダンスのパートナーはアレチヌスビトハギ(*゜∀゜*)
安宿のコスモスにして赤く白く
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
白露に気の付(つく)年と成にけり
[訳]白露が結んだことに気がつく年齢になったものだなあ。
[解]白露は世の無常の象徴。
それに気づく年齢になったことを自覚。
無我夢中で生きてきて,ふと振り返ると初老。
江戸期は40歳になると初老。
(『一茶句集 現代語訳付き』)
[訳]白露が結んだことに気がつく年齢になったものだなあ。
[解]白露は世の無常の象徴。
それに気づく年齢になったことを自覚。
無我夢中で生きてきて,ふと振り返ると初老。
江戸期は40歳になると初老。
(『一茶句集 現代語訳付き』)
高校女生徒奈良漬に酔ひ寺紅葉 中村草田男
(『図説俳句大歳時記 秋』 角川書店 昭和39年)
(『図説俳句大歳時記 秋』 角川書店 昭和39年)
二日ぶりの散歩,暖かいので母が喜んでいました(^-^)
しかすがに左右より散りかかる木の葉に逢へばこころ華やぐ
(『与謝野晶子歌集』)
(『与謝野晶子歌集』)
しかすがに〔副〕《シカは然。スは有りの意の古語。ガは所の意。アリカのカの転。ニは助詞。平安時代以後,サスガニとなる》
そうあるところで,の意が古い意味。転じて,そうではあるが。それでも。
(『岩波古語辞典(旧版)』)
そうあるところで,の意が古い意味。転じて,そうではあるが。それでも。
(『岩波古語辞典(旧版)』)
巻第五 秋歌下 259
題知らず よみ人知らず
秋の露色々ことにおけば山の木の葉のちくさなるらめ
秋の露が,色さまざまにおくからこそ,山の木の葉が色とりどりに色づくのだろう。
○ことに 「異に」。露じたいが色々な色を持っている。
○ちくさ 「千種」であるが,ここは木の葉の種類ではなく,さまざまな色。
(略)
題知らず よみ人知らず
秋の露色々ことにおけば山の木の葉のちくさなるらめ
秋の露が,色さまざまにおくからこそ,山の木の葉が色とりどりに色づくのだろう。
○ことに 「異に」。露じたいが色々な色を持っている。
○ちくさ 「千種」であるが,ここは木の葉の種類ではなく,さまざまな色。
(略)
木の葉は露が染めるものだ,「白露」とはいうが,実際には露の輝きは色とりどりではないか,と主張する趣。
(『新版 古今和歌集』)
(『新版 古今和歌集』)
すずめ子の一羽とまりて啼く見ればあをき細枝に朝日さゆらぐ
(『若山牧水歌集』)
(『若山牧水歌集』)
今日はもう十一月の二十日なり桐の梢空に桐の実が鳴る
(『歌集 方代』)
(『歌集 方代』)
黄葉(くわうえふ)は空より賜(た)ぶといちはやく銀杏のひと木いろづきそめぬ 上田三四二
(『現代の短歌』)
(『現代の短歌』)
あなかしこ芙蓉の玉は秘めませなむくの緋(ひ)ぶくさ蒔絵(まきゑ)の小筥(こばこ) 山川登美子
(『日本の詩歌29 短歌集』 中央公論社 昭和45年)
(『日本の詩歌29 短歌集』 中央公論社 昭和45年)
こんなに持つてきてくださつてころがるみかん 萩原井泉水
(『日本の詩歌19』)
(『日本の詩歌19』)
どんぐりを踏んでしまったごめんなさい
(『俳句で綴る変哲半生記』)
(『俳句で綴る変哲半生記』)