鳴く鳥のあとを定める紅葉かな
(『井月句集』)
(『井月句集』)
ちる木葉(このは)音致さぬが又寒き
(『古典俳文学大系15 一茶集』
(『古典俳文学大系15 一茶集』
丸山一彦 小林計一郎校注者 集英社 昭和45年)
キジバトが白い実を食べていました(^。^)
ナンキンハゼ トウダイグサ科(中国原産)
ハト類,ツグミ類,アトリ類など
庭木や公園樹,街路樹などに植栽されている。
紅葉が美しいことから,近年は植えているところが多くなってきた。
実が熟すのは11月頃で茶色く,それが裂開すると中から白っぽい種子が見える。
それはじつは種子を覆う皮で,その中に本当の種子がある。
種子は人間には有毒と伝えられているが,鳥は平気で採食する。
私が採食を観察した鳥はキジバト,ヒヨドリ,ジョウビタキ,ツグミ,メジロ,イカル,シメ,スズメ。
これらの鳥は毒性に強いのか,毒を中和する機能があるのか,私にはわからない。
(『野鳥と木の実』)
ハト類,ツグミ類,アトリ類など
庭木や公園樹,街路樹などに植栽されている。
紅葉が美しいことから,近年は植えているところが多くなってきた。
実が熟すのは11月頃で茶色く,それが裂開すると中から白っぽい種子が見える。
それはじつは種子を覆う皮で,その中に本当の種子がある。
種子は人間には有毒と伝えられているが,鳥は平気で採食する。
私が採食を観察した鳥はキジバト,ヒヨドリ,ジョウビタキ,ツグミ,メジロ,イカル,シメ,スズメ。
これらの鳥は毒性に強いのか,毒を中和する機能があるのか,私にはわからない。
(『野鳥と木の実』)
ホウキギク(キク科)
ひょうきんな顔をしたホトケノザ(シソ科)
アラカシ(ブナ科)
巻第九(雑歌) 1742
河内(かふち)の大橋(おほはし)を独(ひと)り去(ゆ)く娘子(をとめ)を見し歌一首
しなてる 片足羽川(かたしはがは)の さ丹塗(にぬ)りの 大橋(おほはし)の上(うへ)ゆ
紅(くれなゐ)の 赤裳裾引(あかもすそび)き
河内(かふち)の大橋(おほはし)を独(ひと)り去(ゆ)く娘子(をとめ)を見し歌一首
しなてる 片足羽川(かたしはがは)の さ丹塗(にぬ)りの 大橋(おほはし)の上(うへ)ゆ
紅(くれなゐ)の 赤裳裾引(あかもすそび)き
山藍(やまあゐ)もち 摺(す)れる衣着(きぬき)て
ただひとり い渡(わた)らす児(こ)は 若草(わかくさ)の 夫(つま)かあるらむ
橿(かし)の実の ひとりか寝(ぬ)らむ
ただひとり い渡(わた)らす児(こ)は 若草(わかくさ)の 夫(つま)かあるらむ
橿(かし)の実の ひとりか寝(ぬ)らむ
問(と)はまくの 欲(ほ)しき我妹(わぎも)が 家の知らなく
◆河内の大橋を一人行くおとめを見て作った歌一首
(しなてる)片足羽川の赤く塗った大橋の上を,紅染めの赤い裳裾を引き,
◆河内の大橋を一人行くおとめを見て作った歌一首
(しなてる)片足羽川の赤く塗った大橋の上を,紅染めの赤い裳裾を引き,
山藍で摺り染めにした衣を着て,ただ一人渡って行かれるあのおとめは,
(若草の)夫があるのだろうか,それとも(橿の実の)一人で寝ているのだろうか,
問いかけてみたいあのおとめのごの家も分からないことよ。
▽「しなてる」は語義,係り方未詳ながら,「片足羽川」の枕詞。
「片足羽川」は,河内大橋のかかる川。
大和川か,または石川か。
「山藍」はトウダイグサ科の多年草。青の染料にした。
「橿の実の」は,橿(樫)の実は殻に一つずつしか入っていないことから「ひとり」の枕詞。
(『万葉集(三)』)
▽「しなてる」は語義,係り方未詳ながら,「片足羽川」の枕詞。
「片足羽川」は,河内大橋のかかる川。
大和川か,または石川か。
「山藍」はトウダイグサ科の多年草。青の染料にした。
「橿の実の」は,橿(樫)の実は殻に一つずつしか入っていないことから「ひとり」の枕詞。
(『万葉集(三)』)
今朝も気温が低いですが,日ざしが暖かい(o^^o)
烏がうるさいほどで,鷹でも追いかけているのかなと思ったけど
遊んでいるみたいでした(゜∀゜)
遊んでいるみたいでした(゜∀゜)
もみぢ葉を踏みつつおもふ人はみな人のかたちを得て歩みをり 上田三四二
(『現代の短歌』)
(『現代の短歌』)
黒味が濃いのが雄のようです。
灰色は雌のようです。
ハクセキレイはいつも仲良く一緒にいます(^。^)
この子は一人
黄せきれい濃き黄を投ぐるしぐれかな 久保田万太郎
(『日本の詩歌30』)
(『日本の詩歌30』)
顔が隠れてしまった…(T^T)
「チャッ,チャッ」と声(笹鳴き)を出しながら藪の中を素早く移動している。
「チャッ,チャッ」と声(笹鳴き)を出しながら藪の中を素早く移動している。
笹鳴に逢ひたき人のあるにはある 三橋鷹女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』 筑摩書房 昭和32年)
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』 筑摩書房 昭和32年)
鵯もとまりまどふか風の色 惟然
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)
ツグミは,昔,食用だったのです…
鶫鍋とりし自在のはね上る 森田愛子
(『図説俳句大歳時記 秋』 角川書店 昭和39年)
(『図説俳句大歳時記 秋』 角川書店 昭和39年)
枇杷(びは)の花冬木(ふゆき)のなかににほへるをこの世のものと今こそは見め
(『日本の詩歌8 斎藤茂吉』)
(『日本の詩歌8 斎藤茂吉』)