歩いているうちに汗が出そうになったので一枚脱ぎました(^^;
朝のニュースで古書店にまつわる心温まるエピソードを紹介していました。
「青春の禁じ手」(NHK 1月6日)「ワクチン効果と安全性 実社会では?検証に挑む」(NHK 1月11日)
日本の立ち遅れが以前から指摘されていたと思います。
陰謀論が広がるのは、ワクチンの効果と安全性に対する情報が少ないからだと思うのです。
『世界 2022年11月号』に掲載されていた
山岡淳一郎さんの〝ルポ 副反応【第4回(最終回)】―裁判闘争と「三基準」〟(2022年10月25日に転記)
反ワクチンの暴論がはびこるのは、行政当局の副反応被害への対応が遅れているからではないか。
ワクチンへの不信感が陰謀論をかきたてる。
社会防衛のために「少数の不幸」を置き去りにすれば、反動が生じる。
多数の人にとって発熱や痛み、疲労感で終わる副反応が、一部の人には死や後遺障害をもたらす。
ワクチン接種を推奨する国は、副反応被害者を救済しなくてはなるまい。
とともに「どんな人に副反応が起きやすいのか」「副反応のリスクを抱えている人は誰か」を探求し、
接種を避けたほうがいい人をあらかじめ見つけだす。
それが科学の王道だろうが、そのような動きはまだ伝わってこない。
「中国、コロナ感染ピークが2―3カ月続く見通し=著名疫学者」(ロイター)
中国への不信感は、情報を公開しないところにある。 「はじめに」(つづき)
中国の歴史を振り返れば、他にも取り上げるべき感染症は数多くあります。
天然痘、赤痢や腸チフス、長いあいだ中国における重要な死因でした。
また、20世紀に入ってからの工業化や都市化の申し子である結核も見逃すことはできません。
本書で、こうした感染症をすべて取り上げるわけにはいきませんが、なるべく多くの感染症に触れるつもりです。
(『感染症の中国史 公衆衛生と東アジア』飯島渉 中公新書 2009年) 人類は、19世紀後半から、感染症の原因となる細菌やウイルスを発見し、そのヒトへの感染のメカニズムを明らかにし、ワクチン開発などを通じてさまざまな感染症を克服しようと努力してきました。
現在の私たちの生活は、こうした努力の上に成り立っています。
中国もそうした努力を重ねた学者がいました。
本書では、感染症に立ち向かった人物のなかで、伍連徳(ごれんとく)というマレーシア生まれの華僑学者を紹介することにします。
伍連徳は、感染症と闘うと同時に、感染症の流行の背景となった政治や社会、国際関係のさまざまな問題とも闘わねばなりませんでした。
伍連徳のたどった道は、20世紀前半の中国における感染症対策の歴史を象徴しています。 20世紀、中国は感染症対策を進めるために、西洋医学を導入し、公衆衛生制度を整備しました。
重要なことは、19世紀半ばから急速に近代化を進めた日本がこの面でのモデルとなったことです。
中国での感染症対策に直接関係を持った日本人もいます。
上海自然科学研究所で日本住血吸虫病の研究に従事し、戦後、厚生省予防衛生研究所寄生虫部長となった小宮義孝(こみやよしたか)がその人です。
こうしたこれまであまり知られていなかった学者たちの軌跡にも触れることにしたいと思います。 20世紀後半、中国は急激な人口増加を経験します。
その要因のひとつは、感染症の抑制でした。
こうして、各地でさまざまな感染症の流行が抑制されるようになると、人類は近い将来には感染症は克服することができる、という楽観的な見方が広がりました。
けれども、現実はうまくはいきませんでした。
21世紀初頭の現在、貧困や戦争、衛生行政の弛緩(しかん)、細菌やウイルス、それらをヒトに媒介する動物の薬剤耐性の出現、感染症のグローバル化などで、人類が感染症を克服することはきわめて困難であるといった考え方が一般的になっています。 2003年には、中国南部を起源とするSARSが発生し、香港での流行をきっかけとして、瞬く間に世界に広がりました。
幸いなことに、日本ではSARSの患者は発生しませんでした。
また、世界各地での流行も人類がこれまで経験してきた感染症と比べると比較的軽微なものにとどまりました。
けれども、SARSの政治的社会的衝撃は大きく、心理的影響は依然として続いています。
現在、SARSのような人類にとって未知の感染症(新興感染症)の登場や結核に象徴される抑制にいったんは成功した感染症のリバイバル(再興感染症)が人類の直面する大きな課題となっているのです。
このことは、2009年の新型インフルエンザをめぐる状況や鳥インフルエンザの脅威にも象徴されています。 感染症の歴史は、人類史の主旋律のひとつであるかもしれません。
本書が取り上げる感染症は、いずれも多数の患者や死者を出し、中国や東アジアの歴史、ひいては世界の歴史に大きな衝撃を与えたものばかりです。
その意味では、感染症の中国史は、グローバル・ヒストリーの重要な一角をなすものでもあります。
本書を通じて読者のみなさんに、感染症が中国や東アジア、そして世界にきわめて大きな衝撃を与えていたことを理解していただければ幸いです。
こうした歴史は、現在の感染症をめぐるさまざまな問題群に対処するための貴重な経験でもあります。
それでは感染症を通じて、中国の歴史を新たな視角から読み解いていくことにしましょう。
(『感染症の中国史 公衆衛生と東アジア』飯島渉 中公新書 2009年)今朝の父の一枚です(^^)/
鳥は恐竜の子孫だと実感! たくましい姿で日光浴
水辺を歩いていると、カワウが杭の上や岸辺などで日光浴をしている姿をよく見かけます。
彼らは潜水して魚をとる種類なので、水になじむような親水性が高い羽毛をまとっています。
裏返せば、羽毛の撥水性(はっすいせい)は低く、一度ビショビショになると乾きにくいので、翼を広げて日光に当てて乾かそうとしています。
体温の高い鳥類にとって、羽毛がビショビショのままというのは、大きな問題なのです。
一方、あまり潜水しないカモ類の仲間などでは、羽毛の撥水性が高く、陸地に上がるとすぐに乾きます。
…後略…
(『身近な「鳥」の生きざま事典』一日一種著 SBクリエイティブ 2021年) 午後から心臓リハビリに行ってきました。
2023年の13日の金曜日は、あと、10月13日と2回あります。
キリスト教の影響が強い国でも不吉な日は、13日や金曜日とは限らないようです(「13日の金曜日」Wikipedia)。
待ち時間に読んでいたのは、「ユダとは誰か 原始キリスト教と『ユダの福音書』の中のユダ」
理学療法士のNさんと阪神大震災の話をしていたら、Nさんは中学生だったそうです。
〝阪神・淡路大震災28年追悼のつどい 灯ろう文字「むすぶ」に〟(関西NHK)
NHK総合で17日午後11時45分から午前1:35 (110分)
〝ドラマ・心の傷を癒すということ「スペシャル版」〟があるので録画をおススメしました(^^)v
「あの日から28年…【阪神・淡路大震災特集】」