2023年1月8日日曜日

雨上がり

雨が上がって地面が暖められて(もや)が出ていました。

神戸市で震災の「希望の灯り」の火を分ける「分灯」が始まる〟(兵庫NHK)
 俵万智さんのTwitterに

お父ちゃんが退院した時に油断してしもうた…まさか…でした。
でも、残してくれた言葉があるはず。
お父ちゃんのノート、びっしり言葉つまってた。
 #舞いあがれ

舞の父、浩太さんが突然亡くなったように思えますが
前兆(伏線)が俵万智さんが書き込んでいた胃潰瘍で入院したことかもしれません。

私が心筋梗塞を発症したのは2011年7月31日でした。
今から思うと前兆だったのだろうなと思うのが
2008年12月23日に金剛山の伏見峠からタンボ山を歩き紀見峠駅から帰ろうとしていました。
駅に着くと電車の音がしたので慌てて階段を上がりました。
14:53の急行に間に合ったと喜んだのですが、座っても動悸が治まらず、
地下鉄の本町あたりでは、目の前が暗くなるほど辛くなり、冷や汗も出る状態。
なんとか、16時頃家にたどり着き、寝たのですが吐き気が治まらず、食欲もなく吐き気に苦しんでいました。
19時過ぎに一口食べると吐き気がするので、思い切って吐くと
13時半頃に食べたパンが胃に残っていたので食あたりかなと思いました。
翌日、かかりつけの病院で心電図を撮ってもらうと狭心症を起こしていました。

心筋梗塞は胸が痛くなるだけでなく、胃痛、肩の痛み、歯の痛みなどがあります。
気になる症状がある場合は、病院で診てもらってください。
日本、中国など海外の新型コロナウイルス変異株の状況は?……」(忽那賢志 Yahoo!ニュース)

中国では現時点では新たな変異株の報告はない」そうですが、報告しないのだと思う。
中国の状況については「中国問題グローバル研究所」の遠藤誉さんの分析が参考になると思います。

怪文書「中国コロナ感染2.48億人」を追いかけて感染爆発の謎が解けた〟(2022年12月26日)には、

無症状感染者があまりに多いので感染者数の把握がしにくくなっているため、
中国当局では感染者数の発表を放棄する傾向にさえあるので、
日本人としては、その人たちが日本に入国する可能性もあり得ることに留意しなければならない。
日本政府は中国の真相を掌握し、即刻水際対策を考えるべきだろう。
出たばかりなので一部だけ紹介します。

 中国、ウィズコロナへの転換
 ゼロコロナとは何だったか 
 飯島渉

…前略…

ウィズコロナへの転換

 …前略…

 中国製ワクチンの効果をめぐっては諸説あるが、ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)によれば、米国の73%に対して、中国は32%と半分以下で、ウィズコロナに舵を切ると高齢者の死亡が急増する可能性もある。
2022年末の段階で、中国における医療供給体制が劇的に改善されたというわけではない。
また、中国のコロナ対策は、世界や日本への経済的影響から論じられることが多いが、ロックダウンが頻発される中での精神的な影響も大きな問題である。
 …後略…
(『世界 2023年2月号』岩波書店)
8 人間とウイルスの関係を考える
 ヒトと平和共存の道をたどるウイルス


 ウイルスの究極の生存戦略は平和共存である。
野生動物の社会では、新たに入り込むウイルスはいずれ、動物とともに進化して共存するようになる。
その代表的なものとして、オーストラリアで野ウサギの間で広っがっているウサギ粘液腫ウイルスの例を紹介する。
(『新版ウイルスと人間』山内一也 岩波科学ライブラリー 2020年)
 オーストラリアでは、19世紀の終わりに偶然ヨーロッパから持ち込まれた野ウサギが、天敵のいない新天地で猛烈な勢いで繁殖してしまった。
そこで、野ウサギ退治のために1950年、ヨーロッパからウサギ粘液腫ウイルスが輸入され放出された。
このウイルスはカが媒介するもので、ウサギでは100%近い致死率を示すものである。
ウイルスが放出された最初の年には野ウサギはほとんど全滅し、生き残ったのは0.2%にすぎなかった。
ところが7年後には致死率は25%にまで低下した。
これはウイルスの病原性が低下し、一方でウイルスに抵抗力のあるウサギの数が増えていったためであった。
今世紀に入ると、ウサギの数はもとに戻り、病原性が低下したウイルスは野ウサギの間で定着してしまった。
 別の例として、アフリカミドリザルのサル免疫不全ウイルス(SIV)がある。
SIVはHIVと同じ祖先に由来するウイルスである。
アフリカミドリザルの20~30%はこのウイルスに感染しているが、エイズを発症していない。
長年にわたってSIVの研究を行っている京都大学の速水正憲によれば、かつてSIVにはHIVと同様に活発な時代があって、アフリカミドリザルは絶滅の危機に瀕していたかもしれないが、ウイルスが平和共存の道を選んで病気を起こさなくなったものであろうという。
現在、HIVでも病原性が低下したウイルスが見いだされており、一方、HIVに感染して十数年経っても発症が見られない人も見いだされている。
速水は、HIVでもヒトとの共存の道が始まっているのではないかと推測している。
 ウイルスにとっての人間社会

 ウイルスはあらゆる生物に寄生して増殖する生命体であり、ウイルスにとってみれば、地球上の生物の中で人間はとるにたらない存在にすぎない。
しかし、人間社会に入り込んだウイルスは、ほかの生物に寄生した場合と異なり、さまざまな影響のもとで存続しなければならない。
ワクチンによる免疫に対抗して変異を起こし、抗ウイルス剤に対しては抵抗性を獲得しなければならないのである。
 一方で、過密な人口のもとで航空網が発達した人間社会は、ヒトの間で広がる能力を獲得したウイルスにとっては、ほかの生物社会には見られない好都合な環境である。
その典型的な例はSARSコロナウイルスで、数週間の間に全世界に広がった。
 幸い、SARSの流行はWHOが中心になって行われた公衆衛生対策で四カ月という短期間に終息した。
しかし、このような効果的な病気の封じ込めがなかったとしたら、SARSコロナウイルスは、人間社会に定着してしまったであろう。
 現在のグローバル化した世界は、SARSの時代をはるかに超えたものになっている。
そのような環境で、新型コロナウイルスは、発病前の潜伏期から、もしくは無症状感染者などにより、監視網をくぐり抜けて世界中に短期間に広がった。
ヒトウイルスとして定着したことは疑いない。
これが今後、どのようになるのかはわからない。
風邪ウイルスのひとつ、コロナウイルスOC43は、1890年頃にウシを介してヒトに感染し、パンデミックを起こした可能性が指摘されている。
新型コロナウイルスも、長い年月の後には、OC43と同様に風邪ウイルスに変わっていくのかもしれない。
(『新版ウイルスと人間』山内一也 岩波科学ライブラリー 2020年)

つづく…
今朝の父の一枚です(^^)/

 ドアがきしむような音に自転車のブレーキ音

…前略…

 水辺で、「チー」や「キッキッ」という高い音がしたら、水面すれすれのあたりの空間や、水辺周辺の張り出した木の枝などを探すと、カワセミが見つかります。
この音は、自転車のブレーキ音によく例えられます。
そのため、この声を覚えることで、カワセミを見つけやすくなりますが、代わりに自転車のブレーキ音にもいちいち反応してしまうという、妙な呪いを受けることになります。
 エナガも鳴き声から探すとよい鳥です。
「ヂュルル……」という巻き舌のようなリズムの高音で、SFに出てくる光線銃の音と似ています。
群れでいると、かなりにぎやかです。
(『身近な「鳥」の生きざま事典』一日一種著 SBクリエイティブ 2021年)