2022年9月26日月曜日

歯科通院

今朝は、父の歯科通院でした。
前回、歯科健診を予約していました。
昨日、公園で話していたのは、できるだけ歯を抜かない
ゆっくり時間をかけて治療する歯科医院でないとえらい目にあうよねと!
大阪に来て最初の歯医者さんは、ほんとうに丁寧で、治療代も後でいいよ言ってくれた。
治療費がいくらになるのか分からなくなってしまったこともあった。
奥さんが途中で事務などをするようになったくらいのんびりした先生だった。
でも、肺がんでお亡くなりになった。
そのあと、別の歯科医院にかかったのだけど…
母は、総入れ歯になってしまっていた。
気がついたのは、母が入院した時。
父も近くの歯科医院にかかっていましたが、
治療の様子などを聞いて今の病院にかわった。

後期高齢者を対象とした歯科健診マニュアル」(厚生労働省)

父の健診が終わるまで読んでいた本が『お江戸暮らし――杉浦日向子エッセンス
杉浦日向子さんが江戸時代、260年間も戦争がなかった自慢してもいいのではないかと仰っている。
明治維新以来の日本は、戦争、戦争、侵略…敗戦という体験をしています。
近代教育によって江戸時代は、身分制度が厳しく、農民は搾取されていると思い込まされてきました。
が、異議ありと、江戸時代に対する思いを日向子さんが熱く語ってくれています。
カバーを飾っているのは1983年に実兄の鈴木雅也さんが撮影した写真(日向子さんは1958年生まれ)。

ETV特集「ロングインタビュー 銃撃事件と日本社会」の中で
ロバート・キャンベルさんが紹介していたのが
『豊年教種(ほうねんおしえぐさ)』(『救歉挙要(きゅうけんきょよう)』 国立国会図書館)。
そこに書かれているのは、現代の「自己責任論」とは、別の世界が江戸時代にあったことを教えてくれています。

天保の大飢饉

餓死や疫病で20万人から30万にもの人が亡くなったとされています。
社会に蔓延する人々の不安。
それが暴発しないために何が必要か心構えが書かれています。

飢えたる人に粥(かゆ)を施すには、最も恭(うやうや)しく謹んで与えよ」。
(飢えで苦しむ人に炊き出しのお粥を渡すときは、ふだんより丁寧に手渡しすること)

其人(そのひと)の窮するも全く天時(てんじ)の変によりて然(しか)らしむるなり」。
(その人が困っているのは、気候や天災のせいであるにすぎない)

カナダ首相 「国葬」参列取りやめ 国内のハリケーン災害対応で〟(NHK 9月25日)
直前でも国民のことを思って取りやめられた。