2022年4月27日水曜日

4月20日~27日

今日は、循環器科の診察日。
血液検査の結果を見ると数値はHが6項目、Lが3項目と悪いのですが
薬を増やす段階でないので楽観はできないけど、一安心です(^^)v

パソコンを修理に出している間もリハビリ散歩はしていました。
その中から幾つか出会ったものを紹介します。

4月20日(水)
都会には住みやすいわけがある
 スズメバチの仲間

[見つけ方]
林の縁などで大きな羽音を立てながら、植物の間をのぞき込むようにして飛び回っている。
[注目しよう]
ときには人を死においやるスズメバチ。
観察時はくれぐれも注意を。
しかし巣から離れて一匹で活動しているときは、近くで人が観察していても大丈夫。
(『虫のおもしろ私生活』ピッキオ編著 主婦と生活社 1998年)
4月21日(木)

生れて間もないカマキリ

命がけのプロポーズ
  カマキリの仲間

[見つけ方]
葉っぱの上以外でも、花のまわり、木の幹や枝で見つかる。
じっとしていると見つけにくいが、餌食になったセミの悲鳴で見つかることもある。
[注目しよう]
体の上半身は、獲物を捕まえるためのしくみでいっぱいだ。
メスは交尾のときにオスをたべてしまうことがある。
(『虫のおもしろ私生活』ピッキオ編著 主婦と生活社 1998年)
4月22日(金)
シロバナタンポポを見つけました。

 日本の在来タンポポ

在来タンポポは、白花(シロバナタンポポ)と黄花に分けられる。
黄花種のうち、エゾタンポポは3倍体種(在来種だがクローンの種子をつくる)、それ以外は2倍体種である。
平地性の2倍体種は地方変異が大きく、かつて多数の種に分ける見解もあったが、現在は大きく一つの種とみなし、地方による違いは亜種や変種のレベルとする考えが一般的だ。

シロバナタンポポ
5倍体種。
花は白く総苞片は開出。
(『したたかな植物たち―あの手この手のマル秘大作戦【春夏篇】』多田多恵子 ちくま文庫 2019年)

4月23日(土)
診察前の検査(血液検査、尿検査)で通院。
4月24日(日)
雨が降り続いていたけど出かけました。

 出る杭のうつゝなき身やかたつぶり

[訳]出る杭は打たれる、それでも現世に角をふりたてる身なのか、蝸牛。
[季]「かたつぶり」夏。
[語]出る杭のうつ―「出る杭は打(うた)る」(世話類聚)の応用。
うつゝなき―正気でない。
[解]蝸牛が角を出す習性をとらえた作。「出る杭は打たれる」と「うつつなき」を言いかけて、無我夢中で争っても仕方ない、と現(うつつ)ではない身を案じた。
争いごとを度々引き起こした大魯への警句か。
[参]霞夫「うつゝなきものよ火桶の撫ごころ」(左比志遠理)。
(『蕪村句集 現代語訳付き』玉城 司訳注 角川ソフィア文庫 2011年)
4月25日(月)
雨が止んでくれました。
気温が27度まで上がるとか…(;-ω-)a゛
散ってしまったけど、散った姿もピエロのようで好きだなぁ

 広庭(ひろにわ)の牡丹(ぼたん)や天(てん)の一方(いっぽう)

 前の句と同じように、牡丹の幻想を歌った名句である。
「天の一方に」は、「天一方望美人(てんのいつぽうびじんをのぞむ)」というような漢詩から、解釈の聯想を引き出して来る人があるけれども、むしろ漠然たる心象の幻覚として、天の一方に何物かの幻想が実在するという風に解するのが、句の構想を大きくする見方であろう。
すべてこうした幻想風の俳句は、芭蕉始め他の人々も所々に作っているけれども、その幻想の内容が類型的で、旧日本の伝統詩境を脱していない。
こうした雄大で、しかも近代詩に見るような幻覚的なイメージを持った俳人は、古来蕪村一人しかない。
(『郷愁の詩人 与謝蕪村』萩原朔太郎 岩波文庫 1988)
4月26日(火)
予報よりも早く降り出したけど、傘をささずに歩けました。
通常は翼果が対になっているのだけど、三つも付いているのを発見(^_^)b

第6章●果実
 ●翼を持つ乾果


 紅葉する植物の代表格であるイロハモミジの果実は、プロペラのような形をしています。
これは、果皮の一部が大きく張り出して翼状になったもので、「翼果(よくか)」と呼ばれています(図126<省略>)。
翼果は風によって遠くまで運ばれやすい構造になっています。
 夏から初秋にかけて、イロハモミジは果実をつけるので、注意深く観察すると、おもしろいかもしれません。
(『観察する目が変わる 植物学入門』矢野興一 ベレ出版 2012年)