2018年4月30日月曜日

曇り空でしたが…

今朝は薄い雲が空を覆っていました。
今年初めてカマキリの子どもに出会いました♪
お尻がピョンと上がっているのでハラビロカマキリかな?


螳螂生(とう ろう うま/たう ろう うま) 仲夏 
 螳螂生(かまきりうま)る・子螳螂(こかまきり)・螳螂の子
【解説】螳螂の雌は尾部から泡状の粘液を出して、その中に卵を産みつける。
できあがった卵嚢(らんのう)は茶褐色の渋紙(しぶがみ)の塊のような形で、
その中に数百という卵がきちんと並んで入って枝に付着している。
5月から6月にかけて幼虫がいっせいに孵化し、
親とそっくり同じ姿をした子螳螂がうようよと生まれてくる。
生まれてすぐの小虫が鎌を上げたりするしぐさは全く親ゆずりというほかはない。
 〔野澤節子〕
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
ヤマボウシは日本の野山の落葉樹。
花や実が楽しめて紅葉も美しいので庭や街路樹に植えられる。。
花は初夏、水平に伸びる枝の上面に群れ咲く。
北米原産のハナミズキに近縁で葉や花も似ているが、
ヤマボウシの花びらは白く先が尖ってりりしい印象だ。
花びらと見えるのは葉が変化した「総苞(そうほう)」である。
4枚の総苞の中心で球をなすのが30個ほどの花の集まりだ。
個々の花は淡緑色で小さく地味だが、総苞に誘われて甲虫がやってくる。
総苞は花が深々と咲く間ずっと美肌を保ち、広告塔としての重責を果たす。
(『野に咲く花の生態図鑑』)
  牡丹散りて打ちかさなりぬ二三片(にさんぺん)  蕪村

 蕪村は、豪華で、優艶(ゆうえん)さにおいても他の花を押さえている感じのこの花を愛した。
しかし蕪村は、牡丹の豪華優艶が併せもっている独特のあわれをも愛していて、
その陽と陰、明と暗を溶解した表現によって、蕪村だけの後人に印象づけることになった。
 散った花が二三片打ち重なるという時、この花びらはどうしても大きく、厚みのあるものでなければなるまい。
いかなる時にも落花は人の心を上向かせはしないと思うが、
椿などのようにいちどきに花全体が落ちるのではなく、
大きくて厚い花びらが、ひとひら、ふたひらとゆっくり散る牡丹は、
散った花びらにもひととき花の風情(ふぜい)は残って、あたりの空気をなお支配しているかに見える。
それだけに、花の王者の終わりの時は、ひとしおのあわれを誘う。
(…略…)
(『竹西寛子の松尾芭蕉集 与謝蕪村集』1987年)
  一(ひと)もとはちらで夜明けぬけしの花   吉分大魯(よしわけたいろ)

美しい花をつけていた幾本かのけしも、夏の短夜がしらじらと明けると、
花びらはほとんど地面に散り落ちていたが、
一本だけは散らないで、弱々しい花が朝の明るさのなかにたよりなげに立っていた、の意。
触れたらすぐくずれ落ちるようなもろい感じのけしの花の姿は、
夏の夜明けの空気にふさわしいものである。
季語は「けしの花」で夏。
けしの花―観賞用や薬用に栽培されていた。
初夏のころ大きな美しい花を茎の先端につける。
(『近世俳句俳文集 日本古典文学全集42』栗山理一他校注・訳 昭和47年)
イモカタバミは、戦後、観賞用に輸入されたようですが…
鵯のこゑつらぬきし一の谷  岡澤康司(神戸市須磨区)
(『ふるさと大歳時記5 近畿ふるさと大歳時記』)
親鳥が、ヒナに与えるエサは、昆虫と植物です。
とくに昆虫を多く運んできます。
バッタやガ、アブラムシの仲間などをよく運んでくるようです。
どんな種類の昆虫を持ってくるかは、巣のまわりの環境によって異なります。
川のそばのスズメはトビケラを運んできますし、
田んぼの近くのスズメはバッタを運んできます。
昆虫を多く与えるのは、ヒナの体をつくるためです。
私たちの体もそうですが、体を構成する基本的な要素に、
タンパク質というものがあります。
肉や骨をつくっているのがそうです。
小さなヒナが大きくなるには、急ピッチで体をつくらねばなりません。
なにせ生まれたばかりのヒナはほんの2gなのに、
それが、2週間で20g近くにもなるのです。
そこで、タンパク質を豊富に含んだ昆虫をヒナに積極的に与えるのです。
植物の種子もよく食べさせます。
種子というのは、植物の他の部分に比べて栄養が豊富です。
種子からは芽が出て、育っていきますね。
つまり、植物が成長を始めるために必要な栄養が、
種子にはたくさんつまっているのです。
私たちが普段食べる豆腐や納豆は大豆からできていますが、
大豆も種子ですから、栄養がたくさんあるのです。
(『スズメの謎』)
こちらは、雀という名前がつくスズメノエンドウ(雀野豌豆)
花言葉は「慈悲」だそうです(*^-^*)
チョウの足には、食べ物の味を感じる“感覚毛”という毛が生えています。
だから、葉っぱの上に立つだけで味がわかるのです。
チョウはこの能力を使っておいしい葉を見つけると、そこに産卵。
イモムシたちは、生まれながらにおいしい葉にありつける、というわけです。
 ちなみに、チョウ自身は葉を食べません。
歯がないので、かめないから。
(『せつない動物図鑑』)
今朝の父の一枚です。
母が好きだったハマナスを撮していました(^-^)

ロサ ルゴサ 和名:ハマナス
北日本の海岸に自生し、北海道の道花にも指定されている。
欧米では耐寒性の強いハイブリッド・ルゴサ系統のバラの親として有名なハマナスだが、
北海道や東北地方では花や実をジャムにしたりとさまざまな方法で利用されてきた。
(北海道・本州)

2 件のコメント:

  1. こんばんは~=^_^=
    スズメは巣の環境によって餌を運んでくるんですか
    人間と同じですね
    ハマナスの花は綺麗ですよね。お父様よく撮れてます=^_^=

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    1. 蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/
      スズメに限らず、鳥たちは子育てに一生懸命ですp(^-^)q
      両親で頑張っている鳥もいますし、
      旦那は気楽に別の彼女を探している鳥もいます!
      これも人間と同じですね(^_-)

      父は、日記を毎日つけていますので
      散歩をしている時に撮した写真の中から
      数枚選んで日記に貼り付けています(^_^)v

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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m