2016年9月15日木曜日

そろそろ来てくれそうです(^_^)v

葛を得て清水(しみづ)に遠きうらみ哉
上等の吉野葛を手に入れたが,町中のこととて良い清水に遠いのが残念。

人里離れた吉野山の清水(西行庵趾のとくとくの清水)を思いやる作意。
「葛(の葉)」と「うらみ」は縁語で,和歌に常用されたのを俳諧に転じた。
(『與謝蕪村集』)

2011年4月9日に西行庵を訪ねました。
ウラナミシジミ(シジミチョウ科)
 シジュウカラが止まっているサクラ
毛虫にすっかり葉を食べられてしまったので…
遠くてピントを合わせられなかったので?ですが
コサメビタキかな(・・?
夏鳥なのですが,この時期に出会うことが多いです。
まもなく冬鳥がやってくるのかな(^-^)
シジュウカラ♂が樹木の害虫を退治してくれましたp(^-^)q
シロバナマンジュシャゲ(ヒガンバナ科)
こっちを向いてくれないかな…

この子はコゲラ

啄木鳥や日の円光の梢より  川端茅舍
(『日本の詩歌30 俳句集』)
行けば行く径(こみち)はあれど曼珠沙華
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
曼珠沙華どれも腹出し秩父の子
(『語る 兜太―わが俳句人生』)

ツルボ(ユリ科)飢饉の時に救荒植物として利用されたそうです。
    高岡城跡
枯蓮の夕べ秒針すこやかに
(『西東三鬼全句集』沖積舎 昭和58年)