秋草に遊んでくるるよその犬
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
私は好きあなたは嫌ふ彼岸花
(『鈴木真砂女全句集』)
(『鈴木真砂女全句集』)
巻第十四(相聞) 3459
稲舂(つ)けば皹(かか)る吾(あ)が手を今夜(こよひ)もか殿の若子(わくご)が取りて嘆かむ
稲を舂くとあかぎれが切れる私の手を,今夜も若殿さまは手にとって,嘆かれるだろうか。
稲舂けば 精白する。
殿の若子 架空の恋の相手。
(『万葉集(三)』)
稲舂(つ)けば皹(かか)る吾(あ)が手を今夜(こよひ)もか殿の若子(わくご)が取りて嘆かむ
稲を舂くとあかぎれが切れる私の手を,今夜も若殿さまは手にとって,嘆かれるだろうか。
稲舂けば 精白する。
殿の若子 架空の恋の相手。
(『万葉集(三)』)
アメリカアゼナ(アゼトウガラシ科←ゴマノハグサ科)
今朝は,肌寒いくらいだけど,週間予報では明日から30℃以上の日が続く(~_~;)
メジロは室町時代から〝めじろ〟の名で知られている。
江戸時代前期の「大和本草」に「繡眼児(めじろ),今案ズルニ目白の目ぶち縫(かが)るがごとし,故(ニ)繡眼と名づく,其羽色青褐色青ばとの色に似たり 是もわたり鳥也 群れをなす 枝上にて同類と押合ふ」とでている。
(『図説 日本鳥名由来辞典』)
江戸時代前期の「大和本草」に「繡眼児(めじろ),今案ズルニ目白の目ぶち縫(かが)るがごとし,故(ニ)繡眼と名づく,其羽色青褐色青ばとの色に似たり 是もわたり鳥也 群れをなす 枝上にて同類と押合ふ」とでている。
(『図説 日本鳥名由来辞典』)
山家集 上 秋 267
行路ノ草花
折らで行く 袖にも露ぞ こぼれける 萩の葉しげき 野辺の細道
萩の葉の繁っている野辺の細道を通ってゆくと,美しい枝を折ることもしないのに,
袖にも萩の露がこぼれかかるよ。
(『山家集』)
行路ノ草花
折らで行く 袖にも露ぞ こぼれける 萩の葉しげき 野辺の細道
萩の葉の繁っている野辺の細道を通ってゆくと,美しい枝を折ることもしないのに,
袖にも萩の露がこぼれかかるよ。
(『山家集』)
ショウキズイセン(ヒガンバナ科)
タマスダレ(ヒガンバナ科)
フヨウ
初秋に見ごたえのある美花を、一ヵ月近くにわたって咲かせ続けるフヨウは、じつは一日花。
小枝には10~20個ほどのつぼみを持っていて、
平均して一日に一つの花(ときには二個)を咲かせて、
長期にわたって咲くように調整する能力を持っている。
花の色は桃色と白色の二種類があるが、圧倒的に多いのは桃色だ。
花のあとでできる球形のさやは、秋らしい趣でいっぱいで、中には種子が10個ほど入っている。
花期は9月。
逢ひにゆく袂触れたる芙蓉かな 日野草城
芙蓉一花見出でし朝の微風かな 徳永夏川女
(『花の京都』光書房 昭和58年)
初秋に見ごたえのある美花を、一ヵ月近くにわたって咲かせ続けるフヨウは、じつは一日花。
小枝には10~20個ほどのつぼみを持っていて、
平均して一日に一つの花(ときには二個)を咲かせて、
長期にわたって咲くように調整する能力を持っている。
花の色は桃色と白色の二種類があるが、圧倒的に多いのは桃色だ。
花のあとでできる球形のさやは、秋らしい趣でいっぱいで、中には種子が10個ほど入っている。
花期は9月。
逢ひにゆく袂触れたる芙蓉かな 日野草城
芙蓉一花見出でし朝の微風かな 徳永夏川女
(『花の京都』光書房 昭和58年)
ホシアサガオ(ヒルガオ科)
ハシブトガラス〔嘴太烏〕
人の食べるものは何でも食べ,はてはネズミ,ヘビなど動物の死体までも貪り食べるため,
その真黒な姿ともあわせ忌み嫌われている。
東京都心の緑地は,どこでも寝ぐらとして利用しており,
何百もの数のものが,毎日餌場との間を規則正しく往復している姿が見られる。
朝早く市街地の残飯,屑を人の起きないうちに食い散らしているが,
カラスが都市の中でくらすことができ,その数を増やしているのは,
以外とわれわれ人間のごみ処理のまずさにあるのかも知れない。
こうした点では,人の無精さ,ずるさをカバーしてくれる町の掃除屋的な働きもしている。
よくカラスが人を襲うという。
カラスは頭の良い鳥で,一度いじめられたりするとよく覚えており,
その動物に対して敵対心をもつようになるという。
繁殖期にはとくにその傾向が強くなる。
鳴き声は〝カァー,カァー〟と軽い澄んだ声をもち,
時には〝クヮー,クァー,アー,アー〟などと鳴くこともある。
(『都市のバードウォッチング・バイブル』千羽晋示・柳沢紀夫著 朝日出版 1981年)
人の食べるものは何でも食べ,はてはネズミ,ヘビなど動物の死体までも貪り食べるため,
その真黒な姿ともあわせ忌み嫌われている。
東京都心の緑地は,どこでも寝ぐらとして利用しており,
何百もの数のものが,毎日餌場との間を規則正しく往復している姿が見られる。
朝早く市街地の残飯,屑を人の起きないうちに食い散らしているが,
カラスが都市の中でくらすことができ,その数を増やしているのは,
以外とわれわれ人間のごみ処理のまずさにあるのかも知れない。
こうした点では,人の無精さ,ずるさをカバーしてくれる町の掃除屋的な働きもしている。
よくカラスが人を襲うという。
カラスは頭の良い鳥で,一度いじめられたりするとよく覚えており,
その動物に対して敵対心をもつようになるという。
繁殖期にはとくにその傾向が強くなる。
鳴き声は〝カァー,カァー〟と軽い澄んだ声をもち,
時には〝クヮー,クァー,アー,アー〟などと鳴くこともある。
(『都市のバードウォッチング・バイブル』千羽晋示・柳沢紀夫著 朝日出版 1981年)
普段,嫌われ者ですがなんか可愛い目をしている(*゜∀゜*)
ウスバキトンボなどが群れて飛んでいた田んぼ
出会えたのはヤマトシジミ(シジミチョウ科)だけでした…
出会えたのはヤマトシジミ(シジミチョウ科)だけでした…
こんな掲示が…
「薬剤散布完了のお知らせ
稲の害虫(ウンカやコブノメイガなど)が見うけられるので,やむを得ず薬剤を散布しました。」
稲の害虫(ウンカやコブノメイガなど)が見うけられるので,やむを得ず薬剤を散布しました。」
「稲作と害虫の影響」(動画)
これまで田んぼは無農薬栽培でした。
アオイトトンボ(アオイトトンボ科)