ポツポツ小雨が降ったり止んだりの天気
いつ見ても咲いてゐる花赤い花
(『山頭火大全』講談社 1991年)
(『山頭火大全』講談社 1991年)
センニンソウ
蓮の葉に此(この)世の露は曲りけり 一茶
此世の露―浄土のシンボルである蓮でも、
この世では、その葉におく露が曲っているというのである。
これは露よりも、一茶の見方が曲っているのであろう。
(『蕪村集 一茶集 日本古典文学大系58』暉峻康隆 川島つゆ校注者/岩波書店 1959年)
此世の露―浄土のシンボルである蓮でも、
この世では、その葉におく露が曲っているというのである。
これは露よりも、一茶の見方が曲っているのであろう。
(『蕪村集 一茶集 日本古典文学大系58』暉峻康隆 川島つゆ校注者/岩波書店 1959年)
眼帯の内なる眼にも曼珠沙華
(『西東三鬼全句集』沖積舎 昭和58年)
(『西東三鬼全句集』沖積舎 昭和58年)
お寺の鐘も、よう出来た稲の穂
(『山頭火大全』講談社 1991年)
(『山頭火大全』講談社 1991年)
白萩を春わかちとるちぎり哉
訪問先で素晴らしい白萩を見て、来春はその株分けの約束ができたことを、
訪問先の主を出さずに萩そのものと約束したように擬人化した。
「ちぎり」に重点があり、白萩の美を強調する心持。
萩の株分けは春秋、挿し木は陰暦三、四月頃(『花壇地錦抄(かだんじきんしょう)』
(『與謝蕪村集』清水孝之校注 新潮社 昭和54年)
訪問先で素晴らしい白萩を見て、来春はその株分けの約束ができたことを、
訪問先の主を出さずに萩そのものと約束したように擬人化した。
「ちぎり」に重点があり、白萩の美を強調する心持。
萩の株分けは春秋、挿し木は陰暦三、四月頃(『花壇地錦抄(かだんじきんしょう)』
(『與謝蕪村集』清水孝之校注 新潮社 昭和54年)
ヒメジャノメ
宗安小歌集
梅が咲いていた(°0°)
ホシアサガオ
梅もどきこれの囮(おとり)の頬も赤き 水原秋桜子
(『日本の詩歌 19』中央公論社 1979年)
(『日本の詩歌 19』中央公論社 1979年)
雨の日も茎並みそろふ曼珠沙華 飯田蛇笏
(『日本の詩歌 19』中央公論社 1979年)
(『日本の詩歌 19』中央公論社 1979年)
アメリカアサガオ
巻第十 秋の相聞 2280
萩の花咲けるを見れば君に逢はずまことも久(ひさ)になりにけるかも
萩の花の咲いたのを見ると,あなたにお逢いせず,本当に久しくなったことだと思う。
(『万葉集(二)』中西進 講談社文庫 1980年)
萩の花咲けるを見れば君に逢はずまことも久(ひさ)になりにけるかも
萩の花の咲いたのを見ると,あなたにお逢いせず,本当に久しくなったことだと思う。
(『万葉集(二)』中西進 講談社文庫 1980年)
万葉集第16巻 3855
高宮王(たかみやのおほきみ)の数種(くさぐさ)の物を詠める歌
皂莢(ざうけふ)に延(は)ひおほとれる屎葛(くそかづら)絶ゆることなく宮仕(みやづかへ)せむ
皂莢に這い広がって乱れている屎葛の蔓のように絶えることなく宮仕えをしよう。
皂莢 カワラフジ。蔓状で黄色い花をつける。(原文では「皂」の上に「艹」がつく)。
屎葛 ヘクソカズラ
(『万葉集(四)』中西進 講談社文庫 1983年)
高宮王(たかみやのおほきみ)の数種(くさぐさ)の物を詠める歌
皂莢(ざうけふ)に延(は)ひおほとれる屎葛(くそかづら)絶ゆることなく宮仕(みやづかへ)せむ
皂莢に這い広がって乱れている屎葛の蔓のように絶えることなく宮仕えをしよう。
皂莢 カワラフジ。蔓状で黄色い花をつける。(原文では「皂」の上に「艹」がつく)。
屎葛 ヘクソカズラ
(『万葉集(四)』中西進 講談社文庫 1983年)
今朝は,小雨が降っていたので
散歩のおともは50mmマクロレンズです(^_-)
散歩のおともは50mmマクロレンズです(^_-)
姉弟お揃いの雨具だなと思っていたらカエルさんのようです。
雨でもお父さんとの散歩は楽しいのだろうな(o^^o)
雨でもお父さんとの散歩は楽しいのだろうな(o^^o)