2016年9月9日金曜日

一瞬のことで…

鳩が一斉に飛び立った…
その中に飛び込んだのが
一瞬のことでピントを合わせることが出来なかったけど…
鷹(オオタカ?)が鳩を襲ったみたい!
巻第四 649
   大伴坂上郎女が歌一首
夏葛(なつくず)の絶えぬ使(つかひ)の よどめれば
     事(こと)しもあるごと 思ひつるかも

まるで夏の葛のつるのようにひっきりなしに来たお使いがしばらくとだえたので,
もしや何かあったとのかと心配していましたよ。
夏葛の  「絶えぬ」の枕詞。夏に葛のつるがどこまでも延びていく意でかかる。
よどめれば  「よどむ」は流通が滞(とどこお)るの意。
事  恋歌では男女の交情を邪魔する事態を表わす。
(『萬葉集(一)旧版』青木生子他校注 新潮社 昭和51年)
ヒメジャノメ
マメアサガオ
  こまの戀
京町の猫かよひけり揚屋丁(あげやちゃう)  寶井其角(たからいきかく)
(『近世俳句俳文集 日本古典文学大系92』阿部喜三男・麻生磯次校注 岩波書店 昭和39年)
ちゃんと撮せなかったので自信はないけど
クロコノマチョウかな(・・?
ショウキズイセン
昨夜はクーラーをつけずに眠ることができました(^-^)
蜻蛉(とんばう)や村なつかしき壁の色

▼蜻蛉が縦横に飛び交う空を見上げると、幼時を過ごした故郷の村の,
夕日に染まる白壁の色も懐かしく目に浮かんでくるようだ。
(『蕪村全集 第一巻 発句』尾形仂・森田蘭 講談社 1992年)
曼珠沙華からむ蘂(しべ)より指をぬく   橋本多佳子
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
アメリカアサガオ
 今日も母は通院なので散歩を休みました。
お土産にハッカを摘んであげると嗅覚の弱っている母も
「いい匂いだね」と喜んでいました(^-^)