葛の葉葛の葉 憂(う)き人は葛の葉の 恨みながら恋しや
◇「秋風の吹き裏返す葛の葉の恨みても猶(なお)恨めしきかな」(古今・恋五・平貞文)のように,
葛の葉の「裏見(うらみ)」(風に吹かれると裏返る)から「恨み」を導く和歌は古来多い。
「恨みながら恋しや」は,「憂きながら人をばえしも忘れねばかつ恨みつつ猶ぞ恋しき」(新古今・恋五)に同趣。
「葛の葉,葛の葉よ。葛が葉裏を見せるように,わたしに冷たい人を恨みはするが,やはり恋しいことよ。」の意で,激しい心の悶(もだ)えを歌う。
類歌もすこぶる多い。
(『新訂 閑吟集』浅野健二校注 岩波文庫 1989年)
◇「秋風の吹き裏返す葛の葉の恨みても猶(なお)恨めしきかな」(古今・恋五・平貞文)のように,
葛の葉の「裏見(うらみ)」(風に吹かれると裏返る)から「恨み」を導く和歌は古来多い。
「恨みながら恋しや」は,「憂きながら人をばえしも忘れねばかつ恨みつつ猶ぞ恋しき」(新古今・恋五)に同趣。
「葛の葉,葛の葉よ。葛が葉裏を見せるように,わたしに冷たい人を恨みはするが,やはり恋しいことよ。」の意で,激しい心の悶(もだ)えを歌う。
類歌もすこぶる多い。
(『新訂 閑吟集』浅野健二校注 岩波文庫 1989年)
秋風に黒猫とゐて食む夜食 三橋鷹女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
サクラが満開なのを不思議がっているのかな(^▽^)
メジロも考えごとをするみたい(*´∀`*)
アオサギの前のあぶくは大きな鯉がいるのです。
でも,大きいので捕まえるのは無理だと思っているのかな(*゜∀゜*)
でも,大きいので捕まえるのは無理だと思っているのかな(*゜∀゜*)
夏みかんむく隧道はをわるらし
(『しづ子 娼婦と呼ばれた俳人を追って』川村蘭太 新潮社 2011年)
(『しづ子 娼婦と呼ばれた俳人を追って』川村蘭太 新潮社 2011年)
なんかユーモラスな顔に見える(*^▽^*)
なんか楽しそうに話をしている(^。^)
スズメは,群れている間,なんで,そんなに声を出しているのかと不思議です。
私は,スズメは個体同士の間でかなり意思疎通をしているのではないかと思っています。
実際,そんな意思疎通が可能なほどスズメの声は多様です。
分け方にもよりますが,少なくとも30種類くらいの声があります。
スズメを含めた小鳥類は,体の大きな鳥よりも,声を出す器官が発達しており,
それによって複雑な声で鳴くことができます。
しかし,普通の鳥は,さえずりが数種類,
それ以外の時に短くチッと鳴いたりする声が数種類くらいです。
それに比べて,スズメの声は多様です。
スズメは高密度で繁殖するがゆえに,
個体同士の意思疎通を進化させる必要があったのかもしれません。
(『身近な鳥の生活図鑑』三上修 ちくま新書 2015年)
私は,スズメは個体同士の間でかなり意思疎通をしているのではないかと思っています。
実際,そんな意思疎通が可能なほどスズメの声は多様です。
分け方にもよりますが,少なくとも30種類くらいの声があります。
スズメを含めた小鳥類は,体の大きな鳥よりも,声を出す器官が発達しており,
それによって複雑な声で鳴くことができます。
しかし,普通の鳥は,さえずりが数種類,
それ以外の時に短くチッと鳴いたりする声が数種類くらいです。
それに比べて,スズメの声は多様です。
スズメは高密度で繁殖するがゆえに,
個体同士の意思疎通を進化させる必要があったのかもしれません。
(『身近な鳥の生活図鑑』三上修 ちくま新書 2015年)
萩幽(くら)しわたしの好きな季節となる
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子著 河出書房新社 2009年)
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子著 河出書房新社 2009年)
秋彼岸父に似てきし声音かな
(『俳句で綴る変哲半生記』小沢昭一 岩波書店 2012年)
(『俳句で綴る変哲半生記』小沢昭一 岩波書店 2012年)
今日は秋分の日で祝日
公園のあちこちでお父さんが子どもを写そうとするのですが,
カメラの方を向いてくれなくて苦労されていました(*^▽^*)
このワンちゃんも飼い主さんの方をなかなか向いてくれなかった(^_-)
公園のあちこちでお父さんが子どもを写そうとするのですが,
カメラの方を向いてくれなくて苦労されていました(*^▽^*)
このワンちゃんも飼い主さんの方をなかなか向いてくれなかった(^_-)
ホシアサガオ
遠方(をちかた)のものの声よりおぼつかなみどりの中のひるがほの花
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
此処らはや犬も見知らぬ花木槿
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
薄の穂矢にひく神か川くまのされ木を濡らす秋の日の雨
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
お彼岸花の赤さばかり
(『山頭火大全』講談社 1991年)
(『山頭火大全』講談社 1991年)
巻第十(秋の相聞) 2246
秋の田の穂の上(うへ)に置ける白露(しらつゆ)の消(け)ぬべくも我(あれ)は思ほゆるかも
秋の田の穂の上に置いている白露のように,今にも消えそうに私は思われるよ。
(『万葉集(三)』佐竹昭広他校注 岩波文庫 2014年 )
秋の田の穂の上(うへ)に置ける白露(しらつゆ)の消(け)ぬべくも我(あれ)は思ほゆるかも
秋の田の穂の上に置いている白露のように,今にも消えそうに私は思われるよ。
(『万葉集(三)』佐竹昭広他校注 岩波文庫 2014年 )
揚羽追い来し馬小舎の暗ければふいに失くせし何かに呼ばる
(『寺山修司全歌集』沖積舎 昭和58年)
(『寺山修司全歌集』沖積舎 昭和58年)