粥からご飯に

歯を磨きながら点滴の針がないので手を動かすのが楽だなと思った。
というのも血管が潰れやすいので針が入っていると手を動かすのに気を使っていた。
痛みはあくびや深呼吸をしたときに右肋骨に痛みがあるけど、動けなくなるほどではない。

朝食　膵臓食
ホテルブレッド（ブルーベリージャム）、野菜サラダ（ロースハム）、
カル鉄飲料（ピーチ）、果物（バナナ）を完食。
普通食ならカル鉄飲料ではなく、牛乳。
パンがほかほかで柔らかくて美味しい(^-^)
10時前1階の売店で買い物をしたあと、2階から階段を上がるが
4階でこれ以上は無理だとエレベーター。
太ももに響き、息切れ寸前になる。
3階で循環器科のN先生に出会って、K先生から手術について聞いていますと、仰ってくださった。
4階のエレベーターでは、顔見知りの事務の方と一緒になる。
11時30分　体重測定すると2月27日の体重より2kg近くダイエットできている(..;)

昼食　膵臓食B　
米飯210g、親子煮、煮物（大根、厚揚）、小松菜の浸し、味噌汁（わかめ）
親子煮をご飯にかけて親子丼にして食べる(^。^)
完食。
13時よりシャワーを浴びる。
15時頃病院廊下を歩き、2階から4階を階段を上がりました。
やはり太ももにこたえました。
でも、1回目よりましかな…

夕食　膵臓食
米飯210g、煮魚（付　いんげん）、茄子のとろろかけ、
金時豆の煮豆、漬け物（野沢菜）を完食。

『モモ』の再読完了。
でも、初めて読むような気持ちになった。
と言うか、当時も面白いと思ったけど、今の日本の方が一層深刻になっている。
初めて読んだのは、ハードカバーで30年以上前かなぁ
ドイツで出版されたのが1973年（日本で翻訳出版されたのが1976年）。
モモは話をする人の言葉に黙って耳を傾ける（傾聴）ことで、
話している相手は、豊かなアイデアや解決策をどんどん自分の中から見いだしてゆく。
一方、国会で並んでいる議員さんたちは、「灰色の男」たちに見えてしまう。
時に薄ら笑いを浮かべたり、話を聞くどころかヤジを飛ばしている。
目の前にもっともらしい数字を並べて信用させる「灰色の男」たちと一緒だな。

（「作者のみじかいあとがき」より）
「わたしはいまの話を、」とそのひとは言いました。
「過去におこったことのように話しましたね。
でもそれを将来おこることとしてお話ししてもよかったんですよ。
わたしにとっては、どちらでもそう大きなちがいはありません。」