2018年3月22日木曜日

菜種梅雨かな…

よく雨が降りますよね(゜o゜;)
8時前に雨が止んだのでリハビリ散歩に出かけました。

ハシボソガラスは賢いなと思います。
細い枝を足で押えて何をしようとしているのか…


クチバシで枝をくいちぎっていました。
先日、アオサギが懸命に枝を取ろうとしてできなかったところを目撃したのですが
ハシボソガラスは、そのするどいクチバシを使って次々に切り落としていました。
○ ○ ○ ○

たまに、カラスに襲われたという話がありますが、
襲ったカラスは、まず間違いなくハシブトガラスです。
ハシブトガラスは、巣のそばを通った人や、巣のそばに長時間いる人に対して、
卵やヒナを守るために果敢に攻撃するのです。
対してハシボソガラスは、巣のそばに人が来ても、黙っています。
ハシブトガラスのほうが気性が荒くて短気なためなのか、
あるいはハシボソガラスが賢くて、
無駄な行動はしないためなのかはわかりませんけれど。
(『身近な鳥の生活図鑑』)
  山桜咲き初(そ)めしよりひさかたの雲居(くもゐ)に見ゆる滝の白糸  
              源俊頼(みなもととしより)(金葉集・春・50)

  山桜が咲いた時から、はるか大空から白糸のように流れ落ちる滝が見える。

(…略…)
 山に桜が咲き始めた。
するとそこに忽然(こつぜん)と滝が出現したではないか。
山頂から谷ありを伝って、幾筋もの白い流れが、落ちてくる。
まるで白い糸のように。
あの滝の水はいったいどこから来たのだろう。
そうか、空からだ。
はるか大空から、山へと落ちてきたのだ。
まるで大空に滝があるようだ。
(…略…)
(『古典和歌入門』)
ヒョコリと姿を表したアオジ
白木蓮の散るべく風にさからへる  中村汀女
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
ジョウビタキ♀がイチジクの枝に止まっていました。
指をもてミモザの花をあたためていることすらも不幸のことだ
(『歌集 方代』)
ダーウィンが来た!「匠の技で生きる!里山のもふもふ鳥エナガ」を見ましたか(^-^)

いつも以上にジーッとしていなかったのは子育て中だったのかな?
巣立ったばかりの幼鳥に出会ったことがあります。
今年は会えるかな…
アンズにやってきたメジロも次々と花から花ヘと移動していたのは
アンズの花も終わりかかっているのかな?
次に出会ったのは垂れ桜で
垂れ桜は細い枝が張り巡らされているので撮すのが大変(^0^;)
ジョウビタキ♀に再び会えました♪
撮していると雨の音が聞こえるほど降ってきたので
あわてて傘をさして帰ることにしました(^_^;)
菜種梅雨(なたねづゆ)
菜の花が咲く時期に降りつづく長雨。
大陸からの移動性高気圧が日本列島の北に寄って進むと、列島付近に前線ができる。
その前線が停滞すると天気がぐずつき、「菜種梅雨」となる。
安永4年(1775)刊の越谷吾山(こしがやござん)『物類称呼(ぶつるいしょうこ)』に
伊勢国鳥羽あるいは伊豆国の大風をいう船詞(ふなことば)として
「三四月南東の風吹(かぜふく)をなだねづゆといふ」とある。
同様に「四五月吹南東の風をたけのこづゆといふ」とある。
これらの月は陰暦である。
元来風を意味した語が雨を指すようになった例は、
ほかに「茅花(つばな)流し」「木の芽流し」などがある。

 唄はねば夜なべさびしや菜種梅雨 森川暁水
(『雨のことば辞典』)

今朝の朝刊に「天文学辞典β版」(日本天文学会)が
無料公開された記事があったのでさっそくお気に入りにいれました(^_^)b

2 件のコメント:

  1. こんにちは~=^_^=
    カラスも色んな種類がいるのですね
    人を襲うなんてと思うけれどカラスもわが子を守る為の行動
    駆除とか言うけれど何か切ないですね

    返信削除
    返信
    1. 蘭☆☆さんこんにちは(*^O^*)/

      カラスがいなくなると掃除屋がいなくなるので
      森や町中は小動物の死骸が放置されたままになっています。
      町中でカラスが増えたのは、人間がゴミの始末をきちんとしないからです。
      昔の人は、知恵あるカラスに畏敬の念さえもっていたと思います。
      カラスの家族愛、夫婦愛はなかなかのものですよ!

      削除

申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m