中之島図書館

昨夜からの雨が止まず、風も冷たいのでリハビリ散歩を諦めました。

途中の駅で降りて本屋さんをウロウロキョロキョロすると目的の本はなかったけど
好きな俳句の本を発見(^_^)b
いつものように市役所地下の食堂で中華そばと玉子焼きをいただきました(^。^)

府立中之島図書館にやって来ました。

「大阪開市　開港150年と　川口居留地～大阪の西洋文化発祥の地～」
大阪に居留地があったのを初めて知りました。
撮影禁止の札がなかったようなので説明板の中から…
（もしかしたら撮影禁止だったかも(^^ゞ…）

3.キリスト教と川口居留地
　1868年9月1日、大阪は開市場から開港場に変更になりました。
居留地の競売には、日本の経済の中心地であった大阪に期待を寄せた欧米人たちが殺到しました。
大阪より前に競売が行われた神戸の居留地の落札価格と比べると、大阪の方が高値で落札されており、
外国の商人たちが大阪の居留地に大きな期待を寄せていたことがわかります。
　ところが商人たちのすぐに裏切られることになりました。
大阪の港となった安治川に面する川口波止場は、川底が浅いため、
大型船が発着できないという欠点がありました。
さらに、阪神間の鉄道の開通、大阪経済の衰退、
不正取引に対する厳しい取り締まりなどが理由であったと言われていますが、
商人たちは大阪から神戸に拠点を移していきました。
商人が去ってしまった川口居留地は一時期寂しい場所となってしまいました。
　しかし、ある時期をさかいに、キリスト教の宣教師がたくさんやってくることになります。
開港直後に来阪した宣教師は居留地に住むことが出来ず、隣接する雑居地に住居を確保しました。
彼らはキリスト教禁制の時代にもかかわらず、伝道活動を行っていました。
そんななか、外国からの圧力により、1873年に切支丹高札が撤去されることになりました。
政府はキリスト教禁制を廃止したのではなく、庶民に周知徹底したので高札を撤去したと説明しましたが、
欧米ではキリスト教の伝道の自由が保証されたと考えられ、
その後多くの宣教師たちが日本に向けて旅立つことになりました。
しばらくすると、空き家になっていた洋館に宣教師たちが移り住むようになり、
川口居留地に再び活気が戻ってきました。
宣教師たちは伝道のため、居留地に学校や病院をつくりました。
川口居留地はこのような過程を経て、貿易の街から教育と宗教の街へと変貌していくことになりました。

切支丹制札
〔表〕
　　　定
一、切支丹宗門之儀ハ
　　是迄御禁之通
　　固く可相守事

一、邪宗門之儀ハ固く
　　禁止候事

慶應四年四月　太政官

〔裏〕
　　　武蔵国埼玉
　　　　　□□村

切支丹制札（高札）
桃山学院史料室
明治政府が掲示した五傍の高札の一つ。
明治の初期の段階では、江戸時代から引き続き切支丹を禁制とした新政府であったが、
外国からの要請を受け切支丹制札は撤去されることになった。
その後、多くのキリスト教の宣教師が日本に来ることになった。

「川口居留地研究会」（桃山学院史料室）が詳しいと思います。
（HPに妹の母校が記載されていますが、間違っているような？）

「川口外国人居留地を歩く 」（大阪あそ歩）

パンフレットに「摂津名所図会」（巻之五・大坂下）の中から↑の図会が載っていました。

御船番所と琉球の江戸上り
川口居留地が設置された場所には、かつて御船番所があった。
西国から大坂に入る諸船舶を監視する「海の関所」というべき役所である。
1684年に河村瑞賢により安治川が開削され、翌年川口に御船番所が設置された。
朝鮮通信使と琉球江戸上りの船は御船番所により誘導された。
大坂の庶民はその様子を見るために川口に集まった。

図書館などで転記せずに借りて読めばいいのだけど
σ(^_^;の場合、何時急病で入院するかも分りません。
そうなると借りた本を返すことができなくなるかも知れない。
で、見ながら転記しているのですが、ブログなどにアップする場合
間違いかもと思っても手元に本がないので確認できません(o_ _)o
で、もし興味を持たれましたら出典元を表記していますので再確認してください。

野良猫？ちゃんが二匹もいるのに鳩が近づいていました(°0°)
野良ちゃんが歳をとって元気がないからかな？
それにしても鳩たち大胆だな…

ホッと一息で、ホットドッグとホットコーヒーをいただきました(^。^)