今朝も青空が広がってきました(^-^)
風もなく歩いているとポカポカしました♪
巻第十九 4139 大伴家持
春の園紅匂ふ。桃の花下照る道に、出で立つ処女(をとめ)
春の庭、そこに紅色に咲き出した桃の花、その木陰が、明らかに輝いている道に、家を出で立っている娘よ。
(『口訳万葉集(下)』)
山家集 上 春 104
世を遁(のが)れて東山に侍りける頃、
白川の花ざかりに人さそひければ、
まかりて、帰りて昔思ひ出でて
散るを見で 帰る心や 桜花 昔にかはる しるしなるらん
桜の花を散るのまでは見ないで帰ってしまうようになった心、
それは遁世して心が世俗の昔とは変わってしまったことの証拠であろう。
◇散るを見で 「見て」として、昔は桜の花の散るのは見るにたえず帰ってしまったが、
出家遁世して淡々たる心境になった今は、散るのをも見て帰る心となった、と解する説、
また、昔は花の散るのを見てもまだ執着深くなかなか帰れなかった、と解する説もある。
詞書からは「見で」と考えられ、105・106の歌の配列からも「見で」ととるべきと考えられる。
(『山家集』)
スギナに真ん丸い露がいっぱいついていました。
「春の植物のようす タンポポとツクシが花を咲かせ胞子を飛ばす様子」(動画)
子のたちしあとの淋しさ土筆摘む 杉田久女
(『日本の詩歌30 俳句集』昭和45年)
馬酔木にやって来たのはネコハエトリ♀かな?
Q ハエトリグモって何種類くらいいる?
A 世界に約5000種、日本産は名前がついているものが100種ほどだが、
また名前のついていないものを合わせると150種くらいと推測される。
南方に種数が多いが、寒冷地にしか生息しない種もいる。
Q サイズや特徴は?
A 大きさは2ミリから1センチくらい。
すぐれた視覚をもつので巣を張らずに活発に歩き、
隊長の20倍もの距離をジャンプして獲物を捕らえる。
Q ハエトリグモの魅力って?
A 室内や公園など身近で観察が可能で、大きくてキラキラ光る前中眼が愛らしい。
触肢を上下するなどのしぐさがかわいい
(しかし、ハエトリグモによく見られるこの仕草は何のためかはまだわかっていない)。
Q 見つかりやすい季節や時間帯、天候は?
A 視覚が発達しているので活動するのは明るい時間帯。
初夏はとくにたくさんの種が見られる季節。
真夏は日盛りをさけて朝夕がよい。
Q 見つけやすい場所は?
A 公園などの手すりの上、葉上、石垣、草地の中のコンクリートの縁石など。
室内にはミスジハエトリ、アダンソンハエトリなどがいる。
(…略…)
Q 人間との関係は?
A 名前の通り、蚊やハエ、コバエなどの虫を食べてくれる。
毒をもっていたり、人間をかんだりはしない。
(『どんどん虫が見つかる本 虫を楽しむ!365日』)
3月頃になると、オスはあちこちの木の穴をのぞいてまわりだす。
そして巣を作るのに良さそうな穴をメスに紹介して、自信があれば、
自ら中に入って入口から横顔をちらちらさせてみせる。
頬の白さでメスの気を引く作戦らしい。
メスが卵を抱いている時期まではオスからメスへの求愛給餌もよくみられ、仲が良い。
ちなみに冬もつがいが離れないことが多いが、
離婚して翌年は別の相手とつがいになることも10%程度の割合で起こるという。
真夏は若いシジュウカラだけで群れになっているが、
秋口からそこで繁殖したつがいによそから来た若者たちが加わった群れとなり、結束をかためる。
基本群とよばれ、広いときは直径400mぐらいの地域を、冬にかけての生活場所とする。
(『鳥のおもしろ私生活』)
鳥が飛ぶ仕組みは、プロペラエンジンを持った飛行機に似ています。
翼は飛行機の翼と同じ流線形の断面をしていて、体を空中に浮かす揚力を生みます。
翼の先端がプロペラの役目をし、はばたきが、このプロペラを動かすエンジンの働きをしているのです。
大きな鳥はゆったりとはばたくエンジン、
小さな鳥は1秒間に十数回と小きざみにはばたくエンジンを持っているといっても良いでしょう。
旋回や方向転換は左右の翼のはばたきのバランスを変えたり、尾羽を利用して行います。
(『野鳥ブックス1 BIRD WATCHING
―野鳥と出会うために』日本野鳥の会 1981年)
えなが【エナガ】
エナガ(柄長)はエナガ科のメジロ大の鳥。
尾が長いのが特徴。
頭上は白く両側に細長い黒斑がある。
頸部(背側)は黒く、背は葡萄赤色、尾は黒い。
エナガは江戸時代前期からこの名で知られ、
異名として〝えながどり〟(柄長鳥)〝えながひしゃく〟(柄長柄杓)、〝
えびしゃく〟(柄びしゃく)、〝をながひしゃく〟(尾長柄杓)等がある。
〝えなが〟とこれらの異名の語源は、エナガの体と尾を柄杓に、尾はその柄にたとえたものである。
エナガは多量のコケをクモの糸でからげ精巧な巣をつくるので〝たくみどり〟(巧婦鳥)の一つとされている。
(『図説 日本鳥名由来辞典』)
ムラサキケマンは秋に芽生えて春を待っているそうです。
ジョウビタキ♀が遠くを見つめていました。
帰ろうかそれとも日本に留まろうかと迷っているのかな(^。^)
木蓮の花許りなる空を瞻る
(『漱石全集第二十三巻』新書判 岩波書店 1957年)
今朝の父の一枚です。
母とここのベンチに座ってコーヒーを飲みながら桜を楽しんだりしました。
こんにちは~=^_^=
返信削除昨日は本当に暖かい一日でしたね
桜も満開 今週末までもちますかね?
こちらでは来月お花見のイベントがありますが
毎回散った後で皆さん残念がっていました
暖かくなるのはいいんですけどね=^_^=
蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/
削除今日もポカポカ陽気でした♪
大阪も桜がほぼ満開に近づいています。
来月は、花吹雪かな?
入学式には葉桜になっているような陽気ですよね…