2018年3月29日木曜日

もう散りだした…

今日も青空が広がり暑くなりそう…
ナナホシテントウの目的はアブラムシですが…
大発生! アブラムシの秘密」(動画)


  辛夷咲く空の固さを揉みほぐし  野田禎男(よしお)

 辛夷(こぶし)を天上の花に見立てたのは詩人の三好達治だった。
高木の葉の出ない前の枝先に白色大形の花を開く。
見上げれば、広がる枝いっぱいに咲きそろい、空を埋めつくし、そこより春が広がっているかのようだ。
冬の名残である<空の固さ>を揉(も)んでやわらかくするようにだ。
古くから春を告げる花木として親しまれてきた。
 辛夷の花の一つ一つは純白の紙をやわらかく揉みほぐし、天上に投げ上げたごとく柔和な感じだ。
子供の拳(こぶし)にも似て白くふっくらとしてかわいい。
上五で切れて、中七以下は擬人法で辛夷の花の働きを表現する叙情の一句である。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護/新潮文庫 平成17年)
われが名(な)は花ぬす人と立(た)たば立てただ一枝は折(を)りて帰(かへ)らむ
(『和泉式部集・和泉式部続集』)
ハシボソガラスがトウシュロで何をしているのかな?
これから生まれてくる子どものための巣のベッドにするのかな(^。^)

棕櫚の毛に古今の塵や春の風  三橋鷹女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
アオジ♂が揺れる細い枝にバランスを取りながら止まっているなと思っていると
飛んでいる虫をパクッ!オミゴト(°°)
アオサギが日光浴をしていました(´。`)

(いき)ながら魚を呑みこむ青鷺(あをさぎ)のしろきのんどをほとほとに見き  倉地与年子

  生ながら=生きたまま。
  のんど=のど。
(『昭和萬葉集 巻三 二・二六事件
    ―軍国主義の台頭 9年~11年』 講談社 昭和54年)
シジュウカラ♀がとっても嬉しそうな顔をしている(^。^)
この子♂は自慢げな顔
桜の樹の害虫を退治してくれていますp(^-^)q
少し風が吹いただけで花吹雪になりました…

さくら花かつ散る今日の夕ぐれを幾世の底より鐘の鳴りくる
(『明石海人詩集』)
ヤマガラも朝ご飯を見つけていましたp(^-^)q
一生懸命歌っていました♪
父の撮した一枚です。
池にも花びらが散りだして明日には花筏ができそう…

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