2018年3月23日金曜日

お彼岸(四天王寺)

父が経木に戒名を書きました。

父と妹の三人で春季彼岸会にお参りに来ました。
五智光院
大日如来を本尊とする五智如来を安置し、
授戒灌頂会を修する道場で、灌頂堂ともいわれます。
また、徳川家代々の位牌を納めており、御霊舎(みたまや)ともいわれました。
五智如来とは、密教で五智を五仏に配すことをいいます。
五智とは、法界の自性を明確にする智、鏡の如く法界の万象を顕現する智、
諸法の平等を具現する智、諸法を正当に追求する智、
自他の作すべきことを成就せしめる智、の意味です。
境内ご案内 本坊)
(2012年3月19日)
母が元気だった頃に父、妹、姪の五人でお参りしました。
この時は、義弟の永代祠堂法要に来ました。
極楽浄土の庭
自然のわき水を利用した2つの小川「水の河」と「火の河」および
2つの池「瑠璃光の池」と「極楽の池」を配し
白砂の廻遊路を「白道」という広さ1万m²の池泉廻遊式庭園である「極楽浄土の庭」と、
幾度の戦災を免れて現在に至る湯屋方丈(江戸時代初期建立、国の重要文化財)、
そしてその前庭である座視式庭園「補陀落の庭」からなる。
造園の着工は江戸時代初頭とされ、現在の庭は明治時代初期に、
火災による焼失から復興されたものである。
このときに「二河白道」の喩話に基づいた作庭がなされた。
境内ご案内 本坊)
まだ風が冷たいですが、これから一気に桜が開き出しそうです(^-^)
去年も寒かったです。
そのおかげで母の葬儀の時に桜が咲いて、母に見せてあげることができました。
休憩所の売店に『大阪春秋第166号―夕陽のまち おおさか―』があったので購入しました。
祖父、祖母、義弟が眠るお墓にお参り。
布袋堂
俗に、乳のおんばさんのお堂と呼ばれ、子どもさんが健康に育つように、
お乳がよく出ますようにとの願いをお持ちの女性がよくおまいりされます。
入口には「お乳が出ますよう 」 との願いを書いた絵馬が多く吊り下げられています。
布袋さんと乳の出との関係はよく分かりませんが、
一説には元来聖徳太子の乳母を祀ったのが始まりで、
布袋の乳の豊かさと乳の出がよくなりますようにとの信仰が結びついたものといわれています。
又、大阪七福神の札所にもなっております。
境内ご案内 境内)

現在、布袋さんは赤い矢印の所におられますが
(2012年9月22日)

母とお参りに来た時、乳布袋尊は外におられました(^。^)
特別寄稿 太陽信仰と夕日信仰の転換  山折 哲雄
(…略…)
 その間、神武と東征軍はずうっと瀬戸内海の海のかなたに陽の落ちる光景を眺めていたはずである。
むろん夕陽だけではなく、日の出も輝きにもこころ躍らせ、瞳をこらしていたであろう。
 ところが面白いことに、この神武が瀬戸内海の海のかなたに沈む夕陽をみたという記述が古事記にも日本書紀にもあらわれることがない。
夕陽を眺めて感動する神武などそもそも英雄にはふさわしくないという判断がはたらいたのだろうか。
神武は尋常な人間ではないというさかしらな知恵が生じたのだろうか。
 ところが、そこへ異変がおこる。
難波(大阪)からいよいよ大和(奈良)へ進軍というときになって、土地の豪族、長髄彦(ながすねびこ)が全軍を率いて反抗し、ついに神武の兄、五瀬命(いつせのみこと)が流れ矢にあたって死んでしまう。
 このたたかいのとき、神武がこういう。
「自分は日の神であるから、その太陽にむかって敵を討つのは天道に反する。
そうではなく、太陽を背に負って、つまり日の神の威光をかりて敵を討とう」と。
それで勝利を手にしたのだった。
 この太陽を背に負って敵とたたかい、それを通して政治をおこなうという考え方が、その時のこの国の運命を方向づけることになったのである。
日の出の姿を珍重するこの国の人びとの美意識も、
そのような神話的な語りと誇りのなかから誕生したのにちがいない。
 それに対して夕陽を人間の運命の象徴のように感ずる意識が生ずるのは、もうすこしあとになってから、仏教が到来するまで待たなければならなかったのだろうと思う。
 それまでは、夕陽という現象は背に負うものであり、前方に眺めて慰めをえる存在などではなかったのかもしれない。
(2017年2月27日書きおろし)
(…略…)
(『大阪春秋第166号―夕陽のまち おおさか―』)
※原文通りではありません。
お昼を母もよく一緒に食べたおうどん屋さんでいただきました。
母がよくつくってくれた親子丼を頼みました。
この後、父と妹と別れて本屋さんに(^_-)
そこで山本七平の『「空気」の研究』を見つけたので購入。
と言うのは、先日、「100分deメディア論」で紹介されていました。
山本七平は、名前を知っていながら未読でした。
大澤真彦さんの解説などを聞いていてその切り口にビックリしました。
そして堤未果さんが紹介された『世論』(リップマン著)もあったのですが
こちらは、ネット予約しているので我慢しました。
100分de名著のTwitterを見るとなんと異例の速さで再放送が決定したようです\(^o^)/
「100分deメディア論」再放送日が決定しました!
 Eテレで4月22日(日)午前0:30~2:10(※21日(土)深夜)です(変更の可能性有)。
視聴者の皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
ぜひ多くの皆さんに見ていただきたいので拡散、リツイートをどしどしお願いいたします。〟(100分de名著Twitter
見逃した方は、番組予約されることをお勧めします(^_^)b

2 件のコメント:

  1. Kazeさん

    こんばんは
    再放送スピード決定しましたね!
    私も教えて頂いたサイトに
    初めてリクエストしました
    だいぶ先なので忘れないように
    気をつけます

    返信削除
    返信
    1. becoさんおはようございます(*^O^*)/

      NHKネットクラブに登録してメールを受け取るようにしているといいと思います。
      https://pid.nhk.or.jp/pid01/

      削除