今にも降り出しそうな…

公園に向かう途中で車のフロントガラスに小雨
公園に着いた時は止んでくれましたが
いつ降ってもおかしくない空模様でした。


山辛夷ぱらりと咲けば田ごしらへ　　飴山　実
（『講談社版　カラー図説日本大歳時記［座右版］』　昭和58年）

ひとりきいてゐてきつつき
（『山頭火大全』講談社　1991年）

梅にジョウビタキ♀が来ていました(^-^)

アンズの花にやってきたメジロ

花が散りだし、葉も出てきた河津桜にもやって来ました。

見えがくれ居て花こぼす目白かな　　富安風生
（『現代日本文學体系95　現代句集』筑摩書房　昭和48年）

ぶら下がっていた枯れ葉。
なんか半跏思惟像を思い出した(^_-)

行先（ゆくさき）はさぞや門出（かどで）の初ざくら
（『荷風俳句集』）

アオサギがグ～ッと背伸びをして枝に食いついていました。
巣材にしようとしていたのだと思いますが
折り取ることができずに途中で諦めていました(^。^)

木蓮の莟の日日にあり憂ふ　　三橋鷹女
（『現代日本文學全集91　現代俳句集』筑摩書房　昭和32年）

もうカタツムリが出てきていました。
「カタツムリのあし」（動画）

山家集　上　春　58
いまさらに　春を忘るる　花もあらじ　やすく待ちつつ　今日も暮らさん

毎年咲く桜の花なのだから、今更春の訪れを忘れて咲かないことなどないであろう。
今日も一日心やすく咲くのを待ちつつ暮らそう。
◇やすく待ちつつ　　言葉とは裏腹に、早く咲いてほしいとのやすらからぬ思いでいる自分、そして、その自分に言いきかせる気持をよくあらわしている。
（『山家集』）