駐車場から出るときにはワイパーを動かすほど降り出しました。
昨日は、秋晴れで青空が広がっていたのに…
来週は、一気に気温が下がるみたいです。昨日は、午後から心臓リハビリ。
リハビリには「150日ルール」があります(疾患によって異なります)。
2011年に発症したときは、ありませんでした。
でも、途中で6カ月になり、今では5カ月になりました。
半年ほどあけて再開してもらっています。
私の服用している心臓の薬の副作用としてめまいやふらつきがおこることがあります。
エルゴメーター(自転車)を使ってのリハビリでは、心電図を撮ることで不整脈などが起きていないか、
トレッドミル(ウォーキング)では、歩いている時にふらつきなどがないかをみてもらっています。
加齢に伴って年々足腰が弱くなっているので、リハビリは必要だと思っています。自民党と維新の会が連立しそうですね。
これで大阪の自民党は息の根を止められるような情勢だと思うのは、考えすぎかな?
維新の会の「国会議員の定数1割の削減」は、結構なことだと思いますが
そのまえに裏金問題や統一教会の問題をどうするのでしょうか?
定数削減は、維新が独占している大阪は含まれていないと思いますね。
するとしたら地方都市。
これは自民党の議員が減ることを意味すると思います。
地方の議員は、黙っているのか…(^_-)
「衆議院小選挙区の区割りの改定等について」(総務省)
ほぼ1年前に日本維新の会(2024年10月25日)がこんな投稿をしていました。
もう裏金問題は、解決したと思っているのですかね!
古巣に戻ろうとしているのかも……
失礼を承知でいいますが、高市総裁は国民民主党や参政党、N党にもすり寄っていますね。
なんか同じ穴の狢だと思う。
同じ穴の狢(むじな)
一見したところで仲間に見えないが、同類であることの譬え
(異型)同じ穴の狸 (異型)一つ穴の狐 (反対)似て非なる者
狢はイタチ科のアナグマとの説が有力だが狸とする見方もある。
一つの穴の中に複数いる狢を悪人になぞらえているものなので、肯定的な意味合いはない。
幾通りもの言い回しがある。
動物を狢、狐、狸にするもの、「同じ穴」とするか「一つ穴」とするかの組み合わせによって6通りに大別できる。
最も古いのが「同じ穴の狐」で室町期から江戸期まである。
江戸期の用例で一番多いのが「一つ穴の狐」で明治期にも少しあった。
用例が一番少ないのが「一つ穴の狐」で江戸期から今も少しながら使われている。
1779年の洒落本『蚊不喰呪詛曽我(かにくわれぬまじないそが)』にあるのが江戸期では唯一のもので後は昭和になってからとなる。
大別した以外にも「同じ穴の狸」「同穴の狐」「同穴狐狸」「同穴の狢」「同じ洞の狐」など、さまざまな言い方があった。
現代の常用度は5(60例以上)。
(『世界ことわざ比較辞典』 日本ことわざ文化学会編、時田昌瑞、山口政信監修、岩波書店 2020年)外国のものには、動物以外に、苺(ロシア2番目)、タール(英語)、粉(フランス・スペイン・メキシコ)、帽子(オランダ2番目)などが使われたり、おもちゃ(ヒンディー語)、霊媒師(台湾)も登場したりでなかなか多彩だが、強烈さの度合いからすれば「夫と妻とは同じ悪魔(ロシア1番目)」にとどめをさす。
ただし、日本語にある否定的なニュアンスがないものも多くその点は異なっている。
…後略…
(『世界ことわざ比較辞典』 日本ことわざ文化学会編、時田昌瑞、山口政信監修、岩波書店 2020年) 5分番組のEテレ2355「トビー映画音楽の夕べ」(10月16日 木曜日 放送)
トビーの解説
あれ、この曲
なんの音楽だっけ?
と思った方。
邦画ではござんせん。
…中略…
アメリカでは、日本語に字幕をつけずに上映されました。
と紹介されたのが 旅を続ける「風をあつめて」
風をあつめて
海外ドラマをよく見る。
スケールの大きい中国ドラマや、闇が濃い北欧ミステリーもいいけれど、韓国ドラマの水準の高さには目をみはる。
韓国ドラマを見始めたのは、やはり「冬のソナタ」あたりから。
そこから過去の作品にもさかのぼり、90年代当時にタブーとされていた光州事件を描いた「砂時計」にも強い印象を受けた。
注目している脚本家はイ・ウジョンやパク・ヘヨン、俳優なら、是枝裕和監督の作品にも出ているIU(アイユー)や、怪物的な演技力のキム・テリ……次々と名前が浮かんでくる。
(『書きかけの… ことばの岸辺で』松本隆 朝日新聞出版 2025年) テーマ性、俳優の演技力、カメラワークなど、見どころは多いけれど、やはり重要なのは脚本、よく練られているし、なにげない普通の場面の会話もとてもいい。
そして、世界に打って出ようという作り手たちの気迫がすごい。
本当の国力というものは、文化に現れる。
韓国の人たちはそれをちゃんと認識して、世界を相手にたたかっているように思える。
文化で隣の国に大きく水をあけられる、そんな状況は20世紀には想像もできなかった。
では10年後や20年後、流行の先端を走っているのはどこのどんな人たちなのだろう。
これまでの常識ではおそらく予測ができない。 はっぴいえんどを結成するとき、父親のこう言われた。
「お前はなんで安定しない職業につこうとするんだ」。
とてもまっとうな、常識的な意見だった。
でも、常識なんて永久不変ではないということは、もうはっきりしている。
大きな会社だったけど今ではもう、という例はたくさんある。 日本語でロックはできないという常識は、覆すことができた。
ただ、日本語の歌詞は世界には広まらない、そんな「常識」については、ぼく自身もそういうものだろうと思っていた。
坂本九(きゅう)さんの「スキヤキ」は「上を向いて歩こう」が英語詞になったものだし、海外に影響を与えた細野(晴臣)さんのYMOの音楽には歌詞がなかったし。 ところが2003年、映画「ロスト・イン・トランスレーション」(ソフィア・コッポラ監督)のエンドロールで、はっぴいえんどの「風をあつめて」が原曲のまま使われた。
アカデミー賞の作品賞にもノミネートされたヒット映画だ。
細野さんが歌うぼくの日本語詞が世界中の映画館で流れたのは画期的なことだった。 今では地球上のいろんなところに、「風をあつめて」を歌える人たちがいる。
台北生まれの台湾の高妍(ガオイェン)さんは「緑の歌 収集群風」というタイトルの漫画を描いた。
ヒロインの緑(リュ)は、「風をあつめて」に導かれるようにさまざまな人や土地と出会いを重ねていく。
5月下旬に単行本が日台同時発売されたばかりだが、もう日本でも台湾でも重版が決まったそうだ。
はっぴいえんどを聴いてみたくなる人、聴き直す人も増えそうだ。
欧米で曲がうけるのもうれしいけど、より感性が近いアジア圏で愛されるのもうれしい。 1971年、アルバムの1曲として生まれた「風をあつめて」。
詞に出てくる「摩天楼」には、前年に完成した東京・浜松町の世界貿易センタービルのイメージも重ねている。
そのビルも昨年閉館し、再開発工事が進んでいる。
時代も常識も変わる。
でも、ふとした偶然でできたシングルにもなっていない曲が、時代も常識も超えるスタンダードナンバーになることがある。
なぜ「風をあつめて」はそんな生命力を持つことができたのか。
その理由は、ぼくには今のところわからないけど。
(2022年6月18日)
(『書きかけの… ことばの岸辺で』松本隆 朝日新聞出版 2025年) 「細野さんに会いに行きました」(高妍 Instagram 2022年8月20日)
移民の人たちのことが問題になっているようですが
松本隆さんのような感性が必要だと思います。
移民を排斥する人たちは、私の偏見かもしれませんが
欧米の白人に対しては、何も言っていない(言えない)。
アジア系やアフリカ系の人たちに対して差別的な言動をしていると思います。
映画「国宝」の監督した李相日さんは在日三世。
撮影監督のソフィアン・エル・ファニさんはチュニジア出身。
今朝の父の一枚です(^^)/
コスモスの花が開きだしました(後方はコキア)。
今年は、フィリピンやベトナムなどを通過する台風が多いですね。
「台風24号が発生 日本への直接の影響はない見込み」(NHK)
「台風観測は神頼み」つづき
気象庁によると、記録のある1951年から2024年までの74年間に、1924個の台風が発生しています。
そのなかで最も急速に発達したのは、1958年の狩野川台風と59年の伊勢湾台風です。
これらの台風では1日で90数hPaの中心気圧の低下が起こりました。
地上気圧というのはその上に乗っている空気の重さですから、気圧が下がるというのはそれだけの重さの空気を、その上から取り去ることを意味します。
中心気圧が90数hPa低下するということは、1㎡あたり約1tの空気を台風の中心から取り去ったことになるのです。
台風の眼が半径50㎞とすると、眼だけでも面積は約8000㎢ですので、この面積の上の高度1㎞までの空気の総質量は、80億tぐらいになります。
これは大型の10tトラックの8億台です。
伊勢湾台風や狩野川台風はこのような多量の空気を1日で台風の中心から取り去るという大きな仕事をしたのです。
これがいかに台風の大きな変動であったかは想像していただけると思います。
これによって記録上最大の急発達が起こりました。
このような急発達をしてスーパー台風になる台風の観測は、チャンスが極めて限られます。
もし台風の航空機観測に潤沢な予算があれば、「今回の台風は目的に合わない台風だったね」ぐらいで済ませられるのですが、チャンスが年に1回しかない私たちのプロジェクトでは、万全を期して準備をしても、最後の最後は神頼みなのです。
(『天気のからくり』坪木和久 新潮選書 2025年)
「狩野川台風 昭和33年(1958年) 9月26日~9月28日」(気象庁)
「伊勢湾台風 犠牲者5,000人」(NHKアーカイブス 1959年)
失礼を承知でいいますが、高市総裁は国民民主党や参政党、N党にもすり寄っていますね。
なんか同じ穴の狢だと思う。
同じ穴の狢(むじな)
一見したところで仲間に見えないが、同類であることの譬え
(異型)同じ穴の狸 (異型)一つ穴の狐 (反対)似て非なる者
狢はイタチ科のアナグマとの説が有力だが狸とする見方もある。
一つの穴の中に複数いる狢を悪人になぞらえているものなので、肯定的な意味合いはない。
幾通りもの言い回しがある。
動物を狢、狐、狸にするもの、「同じ穴」とするか「一つ穴」とするかの組み合わせによって6通りに大別できる。
最も古いのが「同じ穴の狐」で室町期から江戸期まである。
江戸期の用例で一番多いのが「一つ穴の狐」で明治期にも少しあった。
用例が一番少ないのが「一つ穴の狐」で江戸期から今も少しながら使われている。
1779年の洒落本『蚊不喰呪詛曽我(かにくわれぬまじないそが)』にあるのが江戸期では唯一のもので後は昭和になってからとなる。
大別した以外にも「同じ穴の狸」「同穴の狐」「同穴狐狸」「同穴の狢」「同じ洞の狐」など、さまざまな言い方があった。
現代の常用度は5(60例以上)。
(『世界ことわざ比較辞典』 日本ことわざ文化学会編、時田昌瑞、山口政信監修、岩波書店 2020年)外国のものには、動物以外に、苺(ロシア2番目)、タール(英語)、粉(フランス・スペイン・メキシコ)、帽子(オランダ2番目)などが使われたり、おもちゃ(ヒンディー語)、霊媒師(台湾)も登場したりでなかなか多彩だが、強烈さの度合いからすれば「夫と妻とは同じ悪魔(ロシア1番目)」にとどめをさす。
ただし、日本語にある否定的なニュアンスがないものも多くその点は異なっている。
…後略…
(『世界ことわざ比較辞典』 日本ことわざ文化学会編、時田昌瑞、山口政信監修、岩波書店 2020年) 5分番組のEテレ2355「トビー映画音楽の夕べ」(10月16日 木曜日 放送)
トビーの解説
あれ、この曲
なんの音楽だっけ?
と思った方。
邦画ではござんせん。
…中略…
アメリカでは、日本語に字幕をつけずに上映されました。
と紹介されたのが 旅を続ける「風をあつめて」
風をあつめて
海外ドラマをよく見る。
スケールの大きい中国ドラマや、闇が濃い北欧ミステリーもいいけれど、韓国ドラマの水準の高さには目をみはる。
韓国ドラマを見始めたのは、やはり「冬のソナタ」あたりから。
そこから過去の作品にもさかのぼり、90年代当時にタブーとされていた光州事件を描いた「砂時計」にも強い印象を受けた。
注目している脚本家はイ・ウジョンやパク・ヘヨン、俳優なら、是枝裕和監督の作品にも出ているIU(アイユー)や、怪物的な演技力のキム・テリ……次々と名前が浮かんでくる。
(『書きかけの… ことばの岸辺で』松本隆 朝日新聞出版 2025年) テーマ性、俳優の演技力、カメラワークなど、見どころは多いけれど、やはり重要なのは脚本、よく練られているし、なにげない普通の場面の会話もとてもいい。
そして、世界に打って出ようという作り手たちの気迫がすごい。
本当の国力というものは、文化に現れる。
韓国の人たちはそれをちゃんと認識して、世界を相手にたたかっているように思える。
文化で隣の国に大きく水をあけられる、そんな状況は20世紀には想像もできなかった。
では10年後や20年後、流行の先端を走っているのはどこのどんな人たちなのだろう。
これまでの常識ではおそらく予測ができない。 はっぴいえんどを結成するとき、父親のこう言われた。
「お前はなんで安定しない職業につこうとするんだ」。
とてもまっとうな、常識的な意見だった。
でも、常識なんて永久不変ではないということは、もうはっきりしている。
大きな会社だったけど今ではもう、という例はたくさんある。 日本語でロックはできないという常識は、覆すことができた。
ただ、日本語の歌詞は世界には広まらない、そんな「常識」については、ぼく自身もそういうものだろうと思っていた。
坂本九(きゅう)さんの「スキヤキ」は「上を向いて歩こう」が英語詞になったものだし、海外に影響を与えた細野(晴臣)さんのYMOの音楽には歌詞がなかったし。 ところが2003年、映画「ロスト・イン・トランスレーション」(ソフィア・コッポラ監督)のエンドロールで、はっぴいえんどの「風をあつめて」が原曲のまま使われた。
アカデミー賞の作品賞にもノミネートされたヒット映画だ。
細野さんが歌うぼくの日本語詞が世界中の映画館で流れたのは画期的なことだった。 今では地球上のいろんなところに、「風をあつめて」を歌える人たちがいる。
台北生まれの台湾の高妍(ガオイェン)さんは「緑の歌 収集群風」というタイトルの漫画を描いた。
ヒロインの緑(リュ)は、「風をあつめて」に導かれるようにさまざまな人や土地と出会いを重ねていく。
5月下旬に単行本が日台同時発売されたばかりだが、もう日本でも台湾でも重版が決まったそうだ。
はっぴいえんどを聴いてみたくなる人、聴き直す人も増えそうだ。
欧米で曲がうけるのもうれしいけど、より感性が近いアジア圏で愛されるのもうれしい。 1971年、アルバムの1曲として生まれた「風をあつめて」。
詞に出てくる「摩天楼」には、前年に完成した東京・浜松町の世界貿易センタービルのイメージも重ねている。
そのビルも昨年閉館し、再開発工事が進んでいる。
時代も常識も変わる。
でも、ふとした偶然でできたシングルにもなっていない曲が、時代も常識も超えるスタンダードナンバーになることがある。
なぜ「風をあつめて」はそんな生命力を持つことができたのか。
その理由は、ぼくには今のところわからないけど。
(2022年6月18日)
(『書きかけの… ことばの岸辺で』松本隆 朝日新聞出版 2025年) 「細野さんに会いに行きました」(高妍 Instagram 2022年8月20日)
移民の人たちのことが問題になっているようですが
松本隆さんのような感性が必要だと思います。
移民を排斥する人たちは、私の偏見かもしれませんが
欧米の白人に対しては、何も言っていない(言えない)。
アジア系やアフリカ系の人たちに対して差別的な言動をしていると思います。
映画「国宝」の監督した李相日さんは在日三世。
撮影監督のソフィアン・エル・ファニさんはチュニジア出身。
今朝の父の一枚です(^^)/
コスモスの花が開きだしました(後方はコキア)。
今年は、フィリピンやベトナムなどを通過する台風が多いですね。
「台風24号が発生 日本への直接の影響はない見込み」(NHK)
「台風観測は神頼み」つづき
気象庁によると、記録のある1951年から2024年までの74年間に、1924個の台風が発生しています。
そのなかで最も急速に発達したのは、1958年の狩野川台風と59年の伊勢湾台風です。
これらの台風では1日で90数hPaの中心気圧の低下が起こりました。
地上気圧というのはその上に乗っている空気の重さですから、気圧が下がるというのはそれだけの重さの空気を、その上から取り去ることを意味します。
中心気圧が90数hPa低下するということは、1㎡あたり約1tの空気を台風の中心から取り去ったことになるのです。
台風の眼が半径50㎞とすると、眼だけでも面積は約8000㎢ですので、この面積の上の高度1㎞までの空気の総質量は、80億tぐらいになります。
これは大型の10tトラックの8億台です。
伊勢湾台風や狩野川台風はこのような多量の空気を1日で台風の中心から取り去るという大きな仕事をしたのです。
これがいかに台風の大きな変動であったかは想像していただけると思います。
これによって記録上最大の急発達が起こりました。
このような急発達をしてスーパー台風になる台風の観測は、チャンスが極めて限られます。
もし台風の航空機観測に潤沢な予算があれば、「今回の台風は目的に合わない台風だったね」ぐらいで済ませられるのですが、チャンスが年に1回しかない私たちのプロジェクトでは、万全を期して準備をしても、最後の最後は神頼みなのです。
(『天気のからくり』坪木和久 新潮選書 2025年)
「狩野川台風 昭和33年(1958年) 9月26日~9月28日」(気象庁)
「伊勢湾台風 犠牲者5,000人」(NHKアーカイブス 1959年)