天気予報では昨日よりも5度気温が高くなると話していましたが
曇っていたこともあってひんやりとしていました。
ウグイスの歌が聞こえたのですが、
左耳を失聴しているので方角がわからない…
以前は、淋しいなと思っていたけど
今は、歌が聞こえるだけでもありがたいなぁと思っています。アスファルトの隙間に小さなスミレが咲いていました。
ヒメスミレかな?
スミレの種は、アリが運んでくれるので狭いところでも育ちます。
「ヒメスミレ(姫菫)(スミレ科 スミレ属)」(野田市)
昨夜のEテレ2355 と 今朝の0655は
〝「ヨルガヤ姉妹のまいご旅」千葉・佐原で小江戸めぐり〟
迷った先で出会ったのが伊能忠敬記念館
展示室に「クイズ 忠敬通」。
一問目は正解しましたが二問目に
Q:忠敬の妻(内縁)は何人?
「一 3人」、「二 4人」、「三 5人」
どれが正解だと思いますか?答えは「4人」だそうです。
検索すると3人の妻に先立たれているようです。
植物学者として牧野富太郎がいなければ日本の植物学は世界から大きく後れてしまったと思います。
朝ドラ「らんまん」は、評判がよかったようですが
でも、家族への愛情は、植物に向けたようにはそそがれなかったのではと思ってしまう。
朝井まかてさんの『ボタニカ』(祥伝社 令和4年)は、牧野富太郎の人物像に迫っていると思います。
「試し読み」ができます。こんなことを思ったのは
【連続テレビ小説】虎に翼 第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(2)の最後と
「女賢しくて牛売り損なう?」(3)の初めに
桂場等一郎の講義で
「この場合 実子の長女よりも認知された庶子の方が相続権は上位になる。
この法的根拠を説明できる者は?」
と尋ねたときに
学生が
「婚姻状態にある女性は無能力者だからであります。」
と答えたことに対して
寅子が
「はあっ!? はあっ!? はあっ!?」
と思わず大声を上げてしまいましたね。寅子の時代の民法では
第五章 家庭の共同生活
二 夫婦の関係
〔三三四〕(2)夫婦関係の内容
(一) 旧法には「腹は借りもの」の思想があったことは否定しえない。
すなわち、妻の不貞の行為は処罰され、離婚原因となったが、夫は妾をおくことがとがめられなかっただけでなく、妾腹の男子(庶男子)は本妻の女子(摘出女子)に優先して家督を相続した。
(『法律学全集2 法学概論』我妻栄 有斐閣 1974年)
ちなみに「穂高重親(ほだかしげちか)」のモデルは「穂積重遠(ほづみしげとお)」かな?昨日、台湾で地震
「台湾東部の地震 30人余りと連絡取れず 救助活動続く」(NHK)
今日は、
「福島県 岩手県 宮城県で震度4 津波の心配なし」(NHK)
台湾の地震は、フィリピン海プレートの沈み込みが引き起こしているようです。第7章 中国・四国
●南海トラフ地震が起きるしくみ
四国沖を東北東方向に走っている南海トラフはフィリピン海プレートが沈み込む、プレートの境界です。
ここでは、マグニチュード8級の巨大地震が繰り返し起きています。
歴史記録や考古学の資料から、日向灘(ひゅうがなだ)から駿河湾までの南海トラフはそれぞれ140キロメートルから180キロメートルほどの5つの区間に分けられ、それらのうちいくつかが連動して巨大地震を発生させてきたことが分ってきました(図7.1.4「南海トラフの区分と、遺跡の分布」;省略)。
最近の地震は1944年にC、Dの区間が動き「東南海地震」が、1946年にA、Bの区間が動き「南海地震」が起きました。
(『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』山崎晴雄 久保純子 ブルーバックス 2017年) さらにさかのぼると、1854年11月4日にC、D、Eの区間が動き「安政東海地震」が発生、翌5日にA、Bの区間も動き「安政南海地震」が発生して、死者数千名という被害をもたらしました。
このように、南海トラフのある区間で地震が発生すると、隣接する区間でも連動して大地震が発生します。
連動する際の時間間隔(タイムラグ)はほぼ同時の場合もあれば、1日後、1週間後、あるいはもっと長い時間、場合によっては数年後となることもあります。
この時間差で隣接する区間に巨大地震が発生し、最終的に南海トラフ全体にわたって地震が起きることが分っています。
このような活動がおよそ100年ごとに繰り返されてきました。 将来、南海トラフでマグニチュード8クラスの地震が発生すると考えられるのは、2045年あたりです。
発生間隔に大きなばらつきがあるため、早ければあと15年ほどで巨大地震が発生する可能性もあります。
このことは前から想定されていたのですが、2011年に東日本大震災を引き起こしたマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震によって状況が大きく変わりました。
「想定外」の災害の存在を知ることになったのです。
東北地方太平洋沖地震は、東北の太平洋沖を南北に延びるプレートの沈み込み境界となる日本海溝で発生しました。
日本海溝では、それまでマグニチュード9.0の地震は起きたことがなく、最大でもマグニチュード8.0までの地震しか知られていませんでした。 地震のマグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーは32倍大きくなります。
これは、断層がずれた震源域の面積と比例するので、マグニチュード9.0ではマグニチュード8級に比べかなり広い面積が動いたということになります。
つまり海底の地殻変動も大きくなり、結果的に海底が持ち上げられて発生する津波も大きくなります。
その結果、東北地方の沿岸は、想定外の津波による未曾有の災害を被ったのです。 このことをきっかけに、次に来るかもしれない「南海トラフ地震」では想定外をなくすために、マグニチュード9.0の地震が起きることを想定し、対策が進められています。
南海トラフ地震の災害が最大になるのは、南海トラフのすべての区域が同時に動いた場合です。
その場合に起きる超巨大地震を想定し、浸水域の想定拡大や避難対策、防潮堤のかさ上げなどさまざまな対策が講じられています。
(『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』山崎晴雄 久保純子 ブルーバックス 2017年)今朝の父の一枚です(^^)/
シジュウカラを研究対象にしている鈴木俊貴さんと
ゴリラ学の権威である山極寿一さんの対談集は面白いですよ。
Part1 おしゃべりな動物たち
動物たちはおしゃべりだった
…前略…
山極 ……ところで、、鈴木さんはいつ、鳥たちの「言葉」に気付いたんですか?
鈴木 高校生のころから野鳥観察が好きだったけど、20代の前半だったかな、長野県の森で、シジュウカラの鳴き声がとても多様なことに気付いたんですよ。
シジュウカラは小さい鳥だからヘビやタカを警戒しないといけないんですが、見つけた天敵の種類によって鳴き声が違うんですね。
ヘビなら「ジャージャー」、タカなら「ヒヒヒ」という風に。
つまり、単に警戒の鳴き声を発しているだけじゃないんです。
…後略…
(『動物たちは何をしゃべっているのか?』山極寿一 鈴木俊貴 集英社 2023年)