シャガの花を見ると奈良の山を歩いていたときのことを思い出しますし
なんか中国の獅子舞に似ているような…
「横浜中華街 関帝誕」(NHK みちしる 2011年)昨日、録画した歴史探偵「平安のスーパースター 空海」を見ていると
塩﨑実央探偵が調査に向かったのは「インドネシア!」ですと指さした方向に
噴火情報のテロップが映し出されている(見逃し配信は、テロップなしです)。
「インドネシアで大規模噴火 日本への津波の影響なし 気象庁」(NHK 4月18日)
タイミングがよすぎるのだけど…
この後に
「愛媛県と高知県で震度6弱 津波なし」(NHK 4月18日)
南海トラフのことも気になりますが…
伊方原発の側を通る中央構造線
第7章 中国・四国
7・1 西南日本と南海トラフ
●巨大断層で分けられる西南日本
西南日本の顕著な地質構造は、「中央構造線」と呼ばれる大構造線です。
これは、地質が大きく異なる境界の断層線で、プレートの沈み込み境界である「南海トラフ」の北側200~250キロメートルのところを、南海トラフと平行して東西方向に走っています。
この構造線を境にして、海溝側(太平洋側)は「西南日本外帯」、大陸側は「西南日本内帯」と呼ばれています(図7・1・1「西南日本の地質分布図」省略以下同じ)。
(『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』山崎晴雄 久保純子 ブルーバックス 2017年)
海洋プレートが沈み込むところには細長い溝ができますが、そのうち6000メートルよりも深いものを海溝、それより浅いものをトラフと呼んでいます。「インドネシアで大規模噴火 日本への津波の影響なし 気象庁」(NHK 4月18日)
タイミングがよすぎるのだけど…
この後に
「愛媛県と高知県で震度6弱 津波なし」(NHK 4月18日)
南海トラフのことも気になりますが…
伊方原発の側を通る中央構造線
第7章 中国・四国
7・1 西南日本と南海トラフ
●巨大断層で分けられる西南日本
西南日本の顕著な地質構造は、「中央構造線」と呼ばれる大構造線です。
これは、地質が大きく異なる境界の断層線で、プレートの沈み込み境界である「南海トラフ」の北側200~250キロメートルのところを、南海トラフと平行して東西方向に走っています。
この構造線を境にして、海溝側(太平洋側)は「西南日本外帯」、大陸側は「西南日本内帯」と呼ばれています(図7・1・1「西南日本の地質分布図」省略以下同じ)。
(『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』山崎晴雄 久保純子 ブルーバックス 2017年)
日本列島の沖にある沈み込み帯の南海トラフは、本来、海溝になるはずなのですが、陸に近接しているため陸側からの物資の供給が多く、堆積物に埋められて浅くなっています。
そのため、深さは4000メートル級で、海溝ではなくトラフと名付けられています。 一般的に、海洋プレートが沈み込むことで地殻が歪みますが、プレート境界が滑ることによって地震が起き、歪みは解消されます。
しかし西南日本では、プレート境界では歪みがすべて解消されるわけではありません。
解消しきれない歪みの一部は中央構造線のずれで解消されるため、そこでは活断層のずれによる内陸地震(直下型地震)が起きます。 フィリピン海プレートは四国に対して西北西に斜めに沈み込んでいるため、中央構造線より南の岩盤に斜め沈み込みに引きずられて西へ、北側の岩盤は東へ動きます(図7・1・2「フィリピン海プレートの斜め沈み込みと、中央構造線の横ずれのモデル図」)。
そのため中央構造線は「横ずれ断層」として活動しています。
世界には、インドネシアのスマトラ島のスマトラ断層やチリ太平洋側のアタカマ断層など、沈み込み帯に沿って似た断層が存在し、その多くが活発な活断層です。 海洋プレートが沈み込み続けてきたことで、海洋プレート上の堆積物がプレートの沈み込み時に大陸側に押し付けられ、付加体ができます。
西南日本の基盤となる岩石は、この付加体がもとになっていて、海洋プレート側から内陸側に向かうほど年輪のように形成年代が古くなっていきます。 西南日本外帯では、押し付けられた付加体の跡が、帯状の地質構造になったと考えられます(図7・1・1)。
これらの地質帯を海洋プレート側から、「四万十(しまんと)帯」「秩父(ちちぶ)帯」「三波川(さんばがわ)帯」と呼びます。
四万十帯は、恐竜が繁栄し絶滅した白亜紀末から第三紀(1億4500万年~260万年前)の間に大陸の縁に作られた付加体です。
この構造は九州から関東山地まで続き、外帯山地と呼ばれる九州、四国、紀伊半島、関東山地の山地を形作っています。
東京の観光地として有名な高尾山には、まさにこの四万十帯の地層が現れていて、深海堆積物から引き剥がされたチャート(珪岩)と呼ばれる硬い岩石や、陸上から供給された砂岩などの岩体が混じり合い、付加体の特徴がよく表れています。 秩父帯は、始祖鳥が出現したジュラ紀(2億年前~1億4500万年前)の間に作られた付加体です。
さらに北にある三波川帯は、古生代~中生代のジュラ紀(5億5000万年前~2億年前)に作られた付加体の堆積岩が、白亜紀に変成作用を受けてできた岩石で形成されています。
このように、堆積岩や火成岩が高い温度や圧力を受けて鉱物の種類が変わってしまった岩石を変成岩といいます。
三波川帯は比較的低温で高い圧力を受けてできました。 一方、西南日本内帯では、中央構造線のすぐ北に「領家(りょうけ)帯」が存在します。
これは三波川帯同様、変成岩からできています。
しかし、三波川帯とは異なり白亜紀にマグマから作られた花崗岩が地下深くまで運ばれ、そこで高温変性をを受け、再び隆起して地表に現れたものです。
さらに北には「美濃(みの)―丹波(たんば)帯」「舞鶴(まいづる)帯」「秋吉(あきよし)帯」「三郡(さんぐん)帯」「隠岐(おき)帯」など、三波川帯よりも古い、古生代~中生代の堆積岩や、それが変成されてできた変成岩からなる地質帯が分布します。
日本で恐竜などの中生代以前の古生物化石は、これらの地質帯の堆積岩中から発見されています。 これらは日本列島がまだユーラシア大陸の一部だったとき、その沖合で海洋プレートが沈み込むことで形成されたものです。
西南日本の南北地形断面を見てみると、中国山地よりも、高度1670メートルの烏帽子山(えぼしやま)を含む四国の外帯山地のほうが高いことが分ります(図7・1・3「西南日本の南北地形断面」)。
九州でも同様、外帯山地の延長部分である屋久島宮之浦岳の高度は1936メートルで、九州山地の中で最も高いのです。
(『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』山崎晴雄 久保純子 ブルーバックス 2017年)父の一枚です(^^)/
今朝、ボタンを楽しみにしていたら誰かに持っていかれていました。
昨日、写しておいてよかったと……
穀雨(こくう)
4月20日~5月4日ころ
穀物を育てる恵みの雨が降る季節で穀雨という。
人里では種まきの準備が始まる。
農耕民族である日本人にとって待ちに待った季節だ。
穀雨の終わる5月2日ころが八十八夜で、茶畑などは遅霜への注意が必要だ。
雨降つて田畑を覚す穀雨かな 橋本幹夫
(『季節の生きもの観察手帖』NPO法人自然観察大学企画・編集 全国農村教育協会 2017年)