2021年8月19日木曜日

いつまで降り続くのだろう…

今朝は、妹を病院に送る約束をしていたので早目に散歩を切り上げました。
歩いているときは、たまにパラパラと降ってきてすぐに傘をたたむほどの雨。
駐車場についたときに本降りになりました。

前線停滞 四国で非常に激しい雨 西・東日本 災害危険性高く」(NHK)
今朝の「天声人語」に
甚雨(じんう)」、「迅雨(じんう)」、「深雨(しんう)」、「霖雨(りんう)」という長雨の言葉が紹介されていました。

雨のことば辞典』には、

霖雨(りんう)
何日も降りつづく長雨のことをいう。
「霖霪(りんいん)」「雨霖」とも。
春の長雨が「春霖雨」、秋の長雨が「秋霖雨」。
「霖」は、三日以上降りつづく雨。

霖水(りんすい)
霖雨による洪水をいう。

霖瀝(りんれき)
長雨が降ること。
雨がやまない状態。
「霖潦(りんろう)」とも。
「瀝」は、そそぐ、したたる。
(『雨のことば辞典』倉嶋厚・原田稔編著 講談社学術文庫 2014年)
 情熱大陸で荒木健太郎さんが紹介されました(8月8日放送)

荒木さんの『雲を愛する技術』より線状降水帯について書かれた箇所を一部転記しますが、
本は、図が理解を助けてくれています。
図は省略しますが、動画は「雲を愛する技術」(YouTube)で公開されています。
荒木さんのTwitterは参考になります。
第4章 雲の心を読む
 4.4 災害をもたらす雲
  大規模水害をもたらす集中豪雨

……
 1つの積乱雲の寿命は約1時間で、数十㎜程度の雨量をもたらすことから、集中豪雨の発生には複数の積乱雲の組織化が必要です。
適度に鉛直シアのある環境では、積乱雲の進行方向の後ろ側(下層風の風上側)で次々と新たな積乱雲が発達するという、積乱雲のバックビルディングが起こります(図4.65、247ページ)。
これにより特定の地域での雨量が増え、大気の状態が非常に不安定で個々の積乱雲が発達していれば1時間に100㎜級の大雨となり、集中豪雨が発生します(動画4.10)。
(『雲を愛する技術』荒木健太郎 光文社新書 2017年)
 このように線状に組織化した積乱雲群は線状降水帯(せんじょうこうすいたい)と呼ばれることがあります。
線状降水帯の形態は、スコールライン型、バックビルディング型、バックアンドサイドビルディング型の3つに大きく分類でき、それぞれの降水システム内で下層風と中層風の気流構造が異なっています(図4.66)。
  スコールライン型は移動速度が大きく、短時間強雨や突風の原因にもなるものの集中豪雨はもたらしません。
スコールというと熱帯域での局地的な雨をイメージしがちですが、本来は突風を指しており、航海用語では突風を伴う局地的な嵐のことを意味します。
これが線状に組織化したものがスコールラインです。
一方、バックビルディング型とバックアンドサイドビルディング型とでは線状降水帯の移動速度が小さく、古い積乱雲に対して、下層風の風上側で新たな積乱雲が発生し続けます。
このため、これらの2つの型の線状降水帯が集中豪雨をもたらす典型的な降水システムであるといえます。
 集中豪雨は線状降水帯だけでなく、台風接近時などに地形の影響で発生する地形性豪雨(ちけいせいごうう)によってももたらされます(動画4.11)。
多量の水蒸気が山地にぶつかるとき、地形による強制上昇で下層雲が発生します(図4.67、249ページ)。
この下層雲に上空の雲から降水粒子が落下すると、下層雲の雲粒子が作用して粒子が成長します。
例えば落下する降水粒子が雨滴の場合は下層の雲粒と衝突・併合成長し、落下する降水粒子が雪の場合には下層の過冷却雲粒で雲粒捕捉成長したりします。
このとき上空の雲は種をまく雲( Seeder cloud )、下層雲は種をまかれる雲( Feeder cloud )なので、このような山地における降水強化過程はシーダー・フィーダーメカニズムと呼ばれます。
 集中豪雨は総観スケールの前線や地形などによる強制上昇が重要なので、局地的大雨に比べると予測できることの多い現象ですが、発生から衰弱のタイミングや雨量などの正確な予測には課題があります。
集中豪雨が予測される場合には気象情報で予想雨量とともに注意喚起されます。
その雨量の数字がどのくらいの重さの水に値するのか、イメージしながらしっかりと備え、危険が迫る前に避難することが重要です。
(『雲を愛する技術』荒木健太郎 光文社新書 2017年)
今日はぼやかずに終わりにしようと思ったけど…
東京パラ学校観戦 小池知事 予定通り実施する考え強調」(首都圏NHK)
“安心・安全”という言葉を使えば、新型コロナを防げると思っているのだろう…

“五輪開幕時より状況悪化 パラ学校観戦慎重判断を” 尾身会長」(NHK)
都知事は、尾身さんの言葉は個人的意見だと思っているのだろうなぁ
尾身さんだけが危惧しているのではない
坂本史衣さんも

学校観戦

学校感染

になるからやめよう。
都内は小学生も入院してるし。

子供が入院必要になって、入院できなかったら本当に悲しいよ。
考えたくもない。
重症化の頻度は低くても数が増えたらそういうケースも出るから。