2017年9月19日火曜日

同じ暑さでも…

蓑虫がゆらゆらしていました。
そこにアリがいたのですが、どうも降りることができずに困っているみたい(*´∀`*)


蓑虫や秋のまんまん中へふらり  龍岡 晋
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
こちの旦那殿臭木(くさぎ)の育ち うはべ美し底苦(そこにが)

クサギはクマツヅラ科の落葉小高木。
淡紫紅色の花が美しく、るり色の果実は青緑色の染料用。
若葉は食用、葉に臭気があるのでこの名がある。
(『山家鳥虫歌 近世諸国民謡集』)
ここを墓場とし曼珠沙華燃ゆる
(『山頭火著作集Ⅳ 草木塔』潮文社 昭和46年)
   少年と蝶 ( Of the Boy and Butterfly )
             ――ジョン・バニアン

ごらん、なんと熱心に少年の追いかけていることか
1羽の蝶を――あたかも喜びのすべて
利益と名誉と、そして長つづきする楽しみのすべてが
あの蝶の中に包み込まれ、あるいはこの世で最大の宝が
蝶の中にまとめて見いだせるとでもいうように――
蝶のすべては1枚の羽根よりも軽いというのに

少年は呼ばわり、駆けまわり、声をかぎりに叫ぶ、
 「ここだよ、みんな、ここだよ!」
イバラもイラクサも少年は恐れない
モグラ塚につまずきころぼうとも、すぐまた起き上がり
ふたたび駆けつづける、気でもふれたかのように
その努力もその大きな叫びも
ただ1羽のたわいもない蝶のゆえに

(『対訳 英米童謡集』)
セイヨウボダイジュ(花言葉:夫婦愛)の実で
父が母に飛ばし方を教えていた姿が目に浮かびます。

 [長距離を飛ぶ3つの仕組み]
その力学的な設計の巧みさには驚かされる。
①回転翼となる総苞は、浅くU字形に反って、強い上昇力を持つ
②長い柄を持つため、重心が安定している
③(総苞)縁がわずかに湾曲し、航空機の翼の断面と似た形状をしている。

(『種子たちの知恵』)
撮していると甘い香りがしてきました(o^^o)

葛の花のにほひの風を過ぎて知る  篠原 梵
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
墓地越しに街裏見ゆる花木槿(はなむくげ)
(『決定版富田木歩全集 全壱巻』新井声風編著 世界文庫 昭和39年)
ウラナミシジミが訪れていたのは
 巻第十 2119
恋しくばかたみにせよと、吾が夫子(せこ)が植ゑし秋萩、花咲きにけり

恋しい時には、自分の身代りに見ておれというて、
あの方が植えられた、萩の花は咲いたことだ。
(『口訳万葉集(中)』)
山吹はひとつふたつの返花(かへりばな)秋のはじめの油照りして  岡 麓
(『昭和萬葉集 巻一』講談社 昭和55年)

○ ○ ○ ○

午後から心臓リハビリでしたp(^-^)q
セラバンドで筋トレの後、30分間トレッドミルで歩きました。
歩行距離は、2.14km。消費カロリーは107kcalでした(^_^;)
行き帰りの車内は真夏みたいに暑かったですが
窓を開けると涼しい風が入ってきました(^-^)

父が連休前から右腕が痛くて上がらないようです。
何度か病院に行くようにすすめましたがなかなか聞いてくれませんでした。
やっと今朝、整形外科を受診してくれました。
レントゲンなどを撮って診断名が「五十肩
父はおもわず「八十でも五十肩?」と聞いたそうです。
病気だけは三十も若返りました(゜o゜;)

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