2016年10月6日木曜日

結束力がすごいな(°°)


 こころこんな日蝶がはずんでゆく  萩原井泉水
(『日本の詩歌19』)
なつかしきしをにがもとの野菊哉

しをに―紫苑。
(『蕪村俳句集』)
幼稚園の子どもたちがドングリひろいにきていました(^-^)

木の実拾えば少年の目となる
(『俳句で綴る変哲半生記』)
クビキリギリス(キリギリス科)
白塗(しらぬり)の浅き夢みし蝶お昼  秋元不死男(あきもとふじお)
(『日本の詩歌30』)
すすきのひかりさえぎるものなし
(『山頭火大全』講談社 1991年)
 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々  水原秋桜子
(『日本の詩歌 19』)

背中が黒いですがハクセキレイ
鶺鴒のとどまり難く走りけり  高浜虚子
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)
カラスがうるさいなと空を見上げると…
オオタカをカラスが集団で追いかけていました!
晩夏から秋,冬にかけては,群れでの生活に入ります。
親子が同じ群れに入っていることもあるようですが,そうでないこともあります。
多くの鳥と同様,カラスも巣立った個体は,出生した場所から遠くに移動することがあるからです。
 この時期,群れの大きさが,一番大きくなるのは夜です。
山の中,あるいは町の中の林,あるいは電線で,みんなで集合して眠りにつきます。
つまり,ねぐらです。
数百羽,場所によっては数千羽もの大きな群れになります。
ですが,日中,この大集団で動いているわけではありません。
朝になると,10羽とか20羽くらいの小群に分かれてねぐらから様々な方向へ飛んでいき,
飛んでいった先で日中を過ごします。
そして,夜になると再び集合するのです。
日中にばらけるのは,おそらく,それだけ多くのカラスが一ヶ所で餌を採ることは不可能だからでしょう。

(『身近な鳥の生活図鑑』)