大ぞらのうす紫のほのうつる菊にいみじきゆふ風ぞ吹く
(『与謝野晶子歌集』)
(『与謝野晶子歌集』)
山は暮(くれ)て野は黄昏(たそがれ)の薄哉
黒ずむ遠山を背景に白くゆらぐ薄野の黄昏。
典型的な秋景を,空間(山と野)と時間(暮と黄昏)の
黒ずむ遠山を背景に白くゆらぐ薄野の黄昏。
典型的な秋景を,空間(山と野)と時間(暮と黄昏)の
二重遠近法によって構成した近代的な風景画。
(『與謝蕪村集』)
(『與謝蕪村集』)
雲一つない青空に…
5日(水曜日)にキビタキの雄に会ったのだけど…
オオルリの雌や若鳥の可能性も…
Kazeの撮影技術では?(^^ゞ
「オオルリ キビタキ 識別マニュアル」(環境省)
朝雲朝蜘蛛ぶらさがらせてをく
(『山頭火大全』講談社 1991年)
(『山頭火大全』講談社 1991年)
かたむけるうすべに芙蓉稚子(をさなご)の布の帽より大きくありけり
吉植庄亮(よしうえしょうりょう)
(『日本の詩歌29 短歌集』中央公論社 昭和45年)
(『日本の詩歌29 短歌集』中央公論社 昭和45年)
行くに連れのない蝶のゆく 萩原井泉水
(『日本の詩歌19』)
(『日本の詩歌19』)
おのづから熟(う)みて木(こ)の實(み)も地に落ちぬ戀のきはみにいつか來にけむ
(『若山牧水歌集』)
(『若山牧水歌集』)