蜘蛛の糸で釣られている枯れ葉かなと思ったら(^^ )
天敵に見つかって襲われると,イモムシは身を守るために決まった動作をするものが多い。
人がつついても反応するのでためしてみよう。
多いのはとぐろを巻いたように丸くなる種類で,さらにいじめると体から汁を出したり,
地面に落ちたり,体を振って暴れるものもいる。
他には,体を反り返らせてブルブルふるわせるものや,体の一部分をふらまし,
そこにある目玉もようを見せびらかすもの,
角のような突起をニュッと出したり,くさい匂いをふりまくものもいる。
また,口から出した糸にぶら下がって,スーッと下に降りていく種類もいる。
(『虫のおもしろ私生活』)
人がつついても反応するのでためしてみよう。
多いのはとぐろを巻いたように丸くなる種類で,さらにいじめると体から汁を出したり,
地面に落ちたり,体を振って暴れるものもいる。
他には,体を反り返らせてブルブルふるわせるものや,体の一部分をふらまし,
そこにある目玉もようを見せびらかすもの,
角のような突起をニュッと出したり,くさい匂いをふりまくものもいる。
また,口から出した糸にぶら下がって,スーッと下に降りていく種類もいる。
(『虫のおもしろ私生活』)
かかる日のまためぐり来て野菊晴 終戦後ある日 富安風生
(『日本の詩歌30』)
(『日本の詩歌30』)
綿つみやたばこの花を見て休む
[訳]綿つみする女よ,たばこの花を見て休んでいるね。
[季]「綿つみ」秋。
[語]綿つみ―若い女性の仕事。 たばこ―煙草。
[解]煙草の花を見て休息するのは,恋しい人を思ってのこと。
(『蕪村句集 現代語訳付き』)
[訳]綿つみする女よ,たばこの花を見て休んでいるね。
[季]「綿つみ」秋。
[語]綿つみ―若い女性の仕事。 たばこ―煙草。
[解]煙草の花を見て休息するのは,恋しい人を思ってのこと。
(『蕪村句集 現代語訳付き』)
なんか叫んでいるような…
明日はハロウィーンでアメリカの祝日なんですが,
10月31日がケルト民族の新年の前夜になるそうです。
10月31日がケルト民族の新年の前夜になるそうです。
秋の収穫に感謝するとともに悪霊を追い出す宗教的な行事なのに
日本では,仮装して騒ぐ日になったのは,クリスマスと変わりありませんね…
日本では,仮装して騒ぐ日になったのは,クリスマスと変わりありませんね…
エノキ ニレ科
ツグミ類,メジロ,アトリ類など
平地から山地の日当たりのよい場所を好んで生育する。
庭木や公園樹として栽培されているが,
昔は街道の一里塚や村の境界などに植えられていたので,
今でも大木が残っているところがある。
9月頃に茶色く熟し,アトリ類が堅い種皮を破って採食するが,
果皮が柔らかい8~9月頃にはメジロやムクドリなども採食する。
しかし一番多く採食される時期は2~3月頃で,
落下した種子をシメやイカルが歩きながら採食している。
果皮とわずかな果肉は,熟すと干し柿のような味だが,後味はよくない。
(『野鳥と木の実』)
ツグミ類,メジロ,アトリ類など
平地から山地の日当たりのよい場所を好んで生育する。
庭木や公園樹として栽培されているが,
昔は街道の一里塚や村の境界などに植えられていたので,
今でも大木が残っているところがある。
9月頃に茶色く熟し,アトリ類が堅い種皮を破って採食するが,
果皮が柔らかい8~9月頃にはメジロやムクドリなども採食する。
しかし一番多く採食される時期は2~3月頃で,
落下した種子をシメやイカルが歩きながら採食している。
果皮とわずかな果肉は,熟すと干し柿のような味だが,後味はよくない。
(『野鳥と木の実』)
ふるさとは忘れられない石蕗の花よ
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
みんなでいただくもぎたてのいちじく
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
目が二つでハロウィーンのようなカリン(^^ )
榠樝(かりん)の実嚙みしが遠き風の音 加藤楸邨
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
セキレイの尾の動きは特徴的なので,しばしば,
何かの説明として使われることがあります。
もっとも古いのは,日本書紀において,
イザナギ,イザナミが夫婦のいとなみの仕方がわからなかったところ,
セキレイがやってきて尾を振ったので,
もっとも古いのは,日本書紀において,
イザナギ,イザナミが夫婦のいとなみの仕方がわからなかったところ,
セキレイがやってきて尾を振ったので,
そのやり方がわかったという話があります。
なんだか,わかったような,わからない話です。
坂本竜馬も使い手だった北辰一刀流という剣の流派でも
なんだか,わかったような,わからない話です。
坂本竜馬も使い手だった北辰一刀流という剣の流派でも
セキレイの尾の動きが使われています。
北辰一刀流では,剣先をそれ以前のように固定せずに,
北辰一刀流では,剣先をそれ以前のように固定せずに,
セキレイの尾のように微妙に動かします。
この動きをそのまま「鶺鴒の尾」といいます。
この鶺鴒の尾の動きによって,次の動作に素早く移行でき,
この動きをそのまま「鶺鴒の尾」といいます。
この鶺鴒の尾の動きによって,次の動作に素早く移行でき,
またフェイントにもなるようです。
北辰一刀流の創始者である千葉周作が
北辰一刀流の創始者である千葉周作が
セキレイの尾の動きを見て参考にしたとのことですが,
実際には参考にしたわけではなくて,
北辰一刀流はわかりやすさ,合理性を主眼に置いていたので,
説明のためにセキレイを持ってきただけなのかもしれません。
(『身近な鳥の生活図鑑』)
実際には参考にしたわけではなくて,
北辰一刀流はわかりやすさ,合理性を主眼に置いていたので,
説明のためにセキレイを持ってきただけなのかもしれません。
(『身近な鳥の生活図鑑』)
〝モズの高鳴き七十五日〟の諺のように,
初秋に梢高く〝キチキチキチ……〟とけたたましく鳴くモズの鳴き声を耳にする。
モズが高鳴きを始めて,七十五日目に初霜がおりるからという寒さに対する警鐘でもあるが,
実は,秋から冬にかけては,獲物も少なくなり,
なかまが近くにいては獲物の分け前が少なくなるため,
一生懸命〝なわばり〟を宣言しているわけである。
(『都市のバードウォッチング・バイブル』
初秋に梢高く〝キチキチキチ……〟とけたたましく鳴くモズの鳴き声を耳にする。
モズが高鳴きを始めて,七十五日目に初霜がおりるからという寒さに対する警鐘でもあるが,
実は,秋から冬にかけては,獲物も少なくなり,
なかまが近くにいては獲物の分け前が少なくなるため,
一生懸命〝なわばり〟を宣言しているわけである。
(『都市のバードウォッチング・バイブル』
千羽晋示・柳沢紀夫著 朝日出版 1981年)
わがこころ芙蓉咲くともなぐさまず
(『しづ子』)
(『しづ子』)
巻第十四 3506
新室(にひむろ)の蚕時(こどき)に到ればはだ薄穂に出(で)し君が見えぬこのころ
別棟にこもって蚕をかう時期になったので,はだ薄が穂に出るように,
私に好意を示したあの人に逢えないこの頃よ。
○採桑の場は男女交歓の場だった。
(『万葉集(三)』)
新室(にひむろ)の蚕時(こどき)に到ればはだ薄穂に出(で)し君が見えぬこのころ
別棟にこもって蚕をかう時期になったので,はだ薄が穂に出るように,
私に好意を示したあの人に逢えないこの頃よ。
○採桑の場は男女交歓の場だった。
(『万葉集(三)』)
秋くれば腹立つことも苦しきも少ししづまるうつし世ながら
(『与謝野晶子歌集』)
(『与謝野晶子歌集』)
このカリンもハロウィーンの仮装かな?
ロックバンドのキッスのようにも見える(^^ )