昼㒵(ひるがほ)やぽつぽつと燃(もえ)る石ころへ
燃る石―焼け石。
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
万葉集第十六巻3837
ひさかたの雨も降らぬか蓮葉(はちすば)に渟(たま)れる水の玉に似たる見む
(右の歌一首は,……原文略……)
ひさかたの雨も降ってくれないか。
蓮の葉に溜まった水の,玉に似たのも見よう。
右の歌一首は伝えて言うには
「一人の右兵衛の官人がいた〔氏名はわからない〕。
歌を作ることがきわめて巧みであった。
ある時,右兵衛の役所に酒食をそなえて,役人たちを馳走したことがあった。
そこで食物はすべて蓮の葉に盛った。
集った人々は酒が最高潮に達し,こもごも歌い舞った。
その時,皆が兵衛の者を誘って言うには「その蓮の葉につけて歌を作れ」と。
するとすぐ声に応じてこの歌を作った」という。
(『万葉集(四)』中西進 講談社文庫 1983年)
蓮の香や客座清める片すだれ
○片すだれ 二連の一枚だけを下ろした簾。
(『井月句集』復本一郎編 岩波文庫 2012年)
暑さきはまる土に喰ひいるわが影ぞ
(『山頭火句集』 村上護 編 ちくま文庫 1996年)
山梔子の花の晴間へ乳母車(うばぐるま)
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
朝の光があたり…
佛体にほられて石ありけり
(『尾崎放哉全句集』伊藤完吾・小玉石水編 春秋社 1993年)
これは,無理をしない方がいいなと…
松は太夫(たゆう)見よのうぜんの花かずら
立派な松の大木に凌霄花(のうぜんかずら)が
つるをからませて見事な花をつけている様子。
花やかな太夫に見立てて賞美した句。
原句「松は太夫見よのうせんの花かつら」
(『捨女句集』捨女を読む会編著 和泉書院 2016年)
巻第十五 恋歌五 801 宗于朝臣
忘れ草枯れもやするとつれなき人の心に霜は置かなむ
もしかしたら私のことを忘れる忘れ草が枯れるのではないかと期待して,
つれないあの人の心に霜が置いてほしいものだ。
○忘れ草が相手の心に生えているために,自分が忘れられるという想像。
(『新版 古今和歌集』高田祐彦訳注 角川ソフィア文庫 2009年)
なんともいえない蒸し暑さだったので
まだ暑さに慣れないうちは,無理をしないように早めに帰りました。
ひさかたの雨も降らぬか蓮葉(はちすば)に渟(たま)れる水の玉に似たる見む
(右の歌一首は,……原文略……)
ひさかたの雨も降ってくれないか。
蓮の葉に溜まった水の,玉に似たのも見よう。
右の歌一首は伝えて言うには
「一人の右兵衛の官人がいた〔氏名はわからない〕。
歌を作ることがきわめて巧みであった。
ある時,右兵衛の役所に酒食をそなえて,役人たちを馳走したことがあった。
そこで食物はすべて蓮の葉に盛った。
集った人々は酒が最高潮に達し,こもごも歌い舞った。
その時,皆が兵衛の者を誘って言うには「その蓮の葉につけて歌を作れ」と。
するとすぐ声に応じてこの歌を作った」という。
(『万葉集(四)』中西進 講談社文庫 1983年)
○片すだれ 二連の一枚だけを下ろした簾。
(『井月句集』復本一郎編 岩波文庫 2012年)
暑さきはまる土に喰ひいるわが影ぞ
(『山頭火句集』 村上護 編 ちくま文庫 1996年)
山梔子の花の晴間へ乳母車(うばぐるま)
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
朝の光があたり…
佛体にほられて石ありけり
(『尾崎放哉全句集』伊藤完吾・小玉石水編 春秋社 1993年)
ショウジョウトンボ
コシアキトンボ
「トンボの産卵」(小学3年)
ノカンゾウ
コフキトンボ
昨日も暑かったのですが,今朝も暑くかなり汗が出ました(;´Д`)これは,無理をしない方がいいなと…
松は太夫(たゆう)見よのうぜんの花かずら
立派な松の大木に凌霄花(のうぜんかずら)が
つるをからませて見事な花をつけている様子。
花やかな太夫に見立てて賞美した句。
原句「松は太夫見よのうせんの花かつら」
(『捨女句集』捨女を読む会編著 和泉書院 2016年)
巻第十五 恋歌五 801 宗于朝臣
忘れ草枯れもやするとつれなき人の心に霜は置かなむ
もしかしたら私のことを忘れる忘れ草が枯れるのではないかと期待して,
つれないあの人の心に霜が置いてほしいものだ。
○忘れ草が相手の心に生えているために,自分が忘れられるという想像。
(『新版 古今和歌集』高田祐彦訳注 角川ソフィア文庫 2009年)
なんともいえない蒸し暑さだったので
まだ暑さに慣れないうちは,無理をしないように早めに帰りました。