2015年11月6日金曜日

夏の暑さ(・_・;)

スズメが眩しそうでした…
朝から夏のような暑さでした…
かろやかな生の色なり柿の実がつぶらに赤く熟れて来にけり
(『もしもし山崎方代ですが』かまくら春秋社 2004年)


石橋のことと動きて野菊揺れ
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)

休む外ない雨のひょろひょろコスモス
(『あの山越えて 山頭火行乞記』大山澄太編 潮文社新書 昭和44年)

    (つら)ぬく 光

はじめに ひかりがありました
ひかりは 哀しかつたのです


ひかりは
ありと あらゆるものを
つらぬいて ながれました
あるゆるものに 息を あたへました
にんげんのこころも
ひかりのなかに うまれました
いつまでも いつまでも
かなしかれと 祝福
(いわわ)れながら
(『八木重吉全詩集1』ちくま文庫 1988年)

ヤマガラが赤い実をくわえていました…

何の実かな?


母の忌や山茶花の白つつましく
(『新装版 季題別 鈴木真砂女全句集』 KADOKAWA 2015年)
地面にも薔薇(^_-)
セイヨウタンポポのロゼットです。
栞はさみあるふみひらく白薔薇に
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 河出文庫 2009年)

菊一つたづね出(い)だして微笑(ほほゑ)める十一月の末のゆふかぜ
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)


菊の香を偸(ぬすむ)や石蕗の咲いそぎ
(『井月句集』復本一郎編 岩波文庫 2012年)

メジロが…
覗きこんでいました…
朝ご飯はなかったのかな(・・?

金曜日は遠足が多いです(^v^)