2015年11月20日金曜日

予報どおりですが…

朝ご飯を見つけたようですが…
シジュウカラ
ヤマガラも一緒にいました(*^_^*)

  おなじく

こどもでも
さがしまはつてゐるんぢや
           あるまいか

一羽の山雀だ
いい声だが
いかにもさびしく
かなしさうだ
まつたく
ゆふべのあらしときたら
めつぽうひどく強かつたからな

(『山村暮鳥全詩集』彌生書房 昭和39年)
天気予報では曇り…
時々日ざしがさしてきました
巻第九 羇旅歌 420  菅原道真
   朱雀院の奈良におはしましたりける時に,手向(たむけ)山にてよみける
このたびは幣(ぬさ)もとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに

この度の旅には,幣の用意もできませんでした。
代わりに手向山の紅葉を幣として手向けますので,神の御心のままにお納め下さい。
(『新版 古今和歌集』高田祐彦訳注 角川ソフィア文庫 2009年)
陽の中にひらく蕾はかく紅しわれは価値なきものを守りて
(『中城ふみ子歌集』菱川善夫編 平凡社 2004年)
コゲラに会えたけど…
エナガもすぐに…
キクイタダキだと思うのですが…
アオサギ
   柚子買ひしのみ二人子を連れたれど

私が退院して後,近所を散歩すると二人子はすぐみつけてついてくる。
子供達の行きつけの三文菓子屋とも顔馴染みになつた。
然し子供たちの期待に順はない時もあつた。
(『波郷句自解 無用のことながら』石田波郷 梁塵社 2003年)

再会できました♪
打音検査をして
反響音を確認(^_-)

    木つつき

木つつき 朝から
コツコツコンよ,
山の谷間で 木の幹叩く。


楢の木 樅(もみ)の木
コツコツコンよ,
一本一本うつつて叩く。


打てば木のなか
コツコツコンよ,
誰か答へる返事をしてる。


木つつき 木の鳥
コツコツコンよ,
ときどきやすんで聞いては叩く。

(『校定 新美南吉全集 第八巻』大日本図書 1981年)
コスモスをひつ掴み男痩せ細る
(『定本原民喜全集Ⅲ』青土社1978年)
帰るときに青空が広がった…