秋
ひとり静かにものおもひたい
秋になると心は感傷にほだされて
単純に 幼く やわらぐ
おこるときははっきりと怒ってしまいたい
こえをだすときは
あかるくころがってゆけとおもふ
(『八木重吉全詩集2』ちくま文庫 1988年)
ハクセキレイがいつものように散歩中
セグロセキレイと間違えやすいのですが,顔が白いです。
清貧居
どこからきたのか
しぐれのやんだ庭にきて
かはいい小さなあしで
せきれいがあそんでゐる。
てまりでころがすやうに
ふたつなかよく
かけつこをしてあそんでゐる。 (大正15年)
(『木山捷平全詩集』講談社文芸文庫 1996年)
本当は,遊んでいません(^v^)
朝ご飯を探しているのですp(^-^)q
今だれしも俯くひとりひとりなれわれらがわれに変りゆく秋
(『無援の抒情』道浦母都子 岩波現代文庫 2000年)
そのかみの幼き君と拾いたる古き社の銀杏落葉
(『岸上大作全集』思潮社 1980年)
かけ去りし六十年の歳月を手のひらの上にのせて見ている
(『青じその花』山崎方代 かまくら春秋社 平成3年)
野良猫ちゃんが近づいているのは…
お互いに素知らぬ顔をしている(^v^)
ライオンやトラのように獲物を狙う態勢ですね!
烏を狙うなんてなかなか気の強い猫ですが…
サイエンスZERO「ニャンとも不思議! 遺伝子が明かすネコの秘密」
ライオンや豹,虎の体色は同じなのに
ネコは同じ兄弟でも違うのはなぜかなど…(^v^)
見上げているのは
雀たちが緊急避難(^v^)
目撃したことを話しているのかな(^v^)
「僕たちも野良猫なんかに捕まらないよ」なんてふんぞり返っている(^◇^)
啼いて鴉の,飛んで鴉の,おちつくところがない
(『山頭火句集』 村上護 編 ちくま文庫 1996年)
真夏の歌ですが(^^ゞ
鳩の歩み小刻みながら休みなく炎天の広場をいつしか渡る
(『沢口芙美歌集』砂子屋書房 2009年)
キセキレイはすぐにこちらに気づいて…
ジョウビタキ
シジュウカラ