2020年7月11日土曜日

合間に…

朝、「豪雨予報」が来るほどのじゃじゃぶり
しばらくすると小降りになったので出かけました。
帰る頃にはセミの鳴き声が聞えてきました。
九州地方など豪雨の被害を受けている皆さんが早く落ち着いた生活に戻れますように。

九州で激しい雨 土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒を」(NHK)

じゃじゃぶり
じゃーじゃー降り。土砂降りあるいは豪雨をいう関西地方のことば。
大量の水が流れ落ちる音を表現した。
(『雨のことば辞典』倉嶋厚・原田稔編著 講談社学術文庫 2014年)
カンナが手をつないでいました(*´▽`*)
昨日紹介した「夏井いつきと壇蜜の 新しい日常×俳句」で
新しい日常俳句大賞の壇蜜賞に選ばれたのが

福島県 いらくささんの
どーもと言って二歩下がる木下(こした)闇  

今夜の深夜午前1:20~に再放送です。
世界にいいね!つぶやき英語▽トランプ大統領の投稿を読み解く
を見ていると、日本語に翻訳されるとかなりオブラードに包まれているのだなと思った。
翻訳者は、大統領の汚い言葉のニュアンスをそのまま表現するのは嫌なんだろうな…
トランプ大統領の発言の分析は、総合テレビのニュースと違って
Eテレの方がジャーナリストの精神を持っていると思う。

見逃し配信は、7月17日(金) 午後9:55 まで
松平露~全国から寄せられた追悼(江戸)」続きを転記しますφ(..)
いつものように書き写すときに見間違えたり、誤変換をしている個所があると思います。
この本は、品切れになっているのが残念です。
復刊しないかなぁ…
露の遺言
 乳母のたつと侍女のときは、雨や雪の日もいとわず、毎日二里の道を墓参に通い続けた。
屋敷では位牌(いはい)の前に侍し、生前と変わらず露に仕える日々を過ごした。
(『江戸期に生きた女表現者たち』柴桂子 NHK出版 2016年)
 年の瀬も迫った日、たつとときが露の手遊びの品々を見分けていると文机(ふみづくえ)の引き出しの箱の中から、「とき、たつさま 六つ つゆ」と書いた半紙が出てきた。
開いてみると次のように書かれてあった。
  ゑんありてたつときわれにつかわれしいくとしへてもわすれたもふな
 年が明けて六回目の七回忌に当たる日、姉たちが打ち揃って簞笥(たんす)の中を見ていたところ、上書きに宛名のない書き物が出てきた。
鼻紙に書かれ「十いちかつこきうそくてかく」と書かれてあった。
十一月に御休息の間で書いたことが記され、雨の中の蝶と桜の絵の間に三句の言葉が書かれてあった。
  おのかみのすえおしら(ず)にもふこてう

  つゆほとのはなのさかりやちこさくら

  あめつちのおんはわすれしちちとはは
            六つ つゆ
 露が病床に就いて後、みずからの寿命を悟り、世の無常と父母への大恩の感謝の念を詠んだのであろう。
数日後、冠山の命で侍女が手遊びの箱を開けると、上書きに「上げる つゆ」と書いた父冠山宛の書付が出てきた。
  おいとたからこしゆあかるな つゆがおねかい申ます  めてたかくしく
  おとうさま            まつたいらつゆ
 そこには、泥酔した冠山の姿を見ていた露が、父の健康を気遣った言葉があった。
 四十九日に出てきた母たえへの遺書は、意味の通じないものであったが、姉たちが読み合ったところ、文の初めと終わりのを拾って読むと、

  まてしはしなきよのなかのいとまこひむとせのゆめのなこりおしさに

 と読めた。
 その後、たえが生前に露から預かっていた紙入れを開いてみると、小さく閉じた冊子が出てきた。
そこには父冠山、藩主の兄定保、姉たちの名をはじめ、江戸、国元の家老や「御なかやのなのしれぬひとみんな」百余名の名をあげ「つゆたいかうふつ たいかうふつ」とあり、さらに書き残した御家の子と出入りする人々14人の名をあげ「とりやとりやかわいかつてやりましよ みんな御けらい たんとたんと遊し」と書いていた。
その次に、
  「うたかいのふかきしゆしようをしめさんとつたなきふてにてかきのこしけり」とあり、

  かみほとけへたてぬようにこゝろもてこのよはさかへこせはあんらく

  しうとなりけらいとなしたそのほかもきせん上下のへたてなくたすけてやろうこゝろひとつて

など歌が書き添えられてあった。
 このほか幾通かの書付が出てきたが、いずれもあどけない言葉と、自己流の筆の運びながらも、霊妙な慈悲深い書き物である。

…続く…
(『江戸期に生きた女表現者たち』柴桂子 NHK出版 2016年)
今朝の父の一枚です(^^)v
歩いていると結構、本降りになっていてレンズに雨粒の跡。

昨日、妹が普段、お世話になっている電器店に扇風機を頼み、持って来てもらったついでに
クーラーを付け替えたいのだけどと相談すると
秋まで待った方がいいですよと教えてもらったそうです。
お店の方は、理由を言わなかったそうですが、秋になると今年のモデルが安くなるからだと思います。
量販店と違い商売気がないなと改めて思いました。