2021年8月3日火曜日

雨が降ったけど…

細かい雨が降り続いていました。
雨が降ったので少しは涼しいかなと思ったけど蒸し暑かったです(-_-;)

近畿 北部中心に激しい雨 浸水・増水・土砂災害に十分注意」(関西NHK)
昨日のニュースに
“重症患者やリスク高い人以外 自宅療養基本に体制整備” 首相」(NHK 8月2日)

今朝のニュースの中で安川康介さんのTwitter(7月28日)にあった

一部の方が抱く新型コロナ感染症のイメージ? 医者が持つ実際のイメージ
の図を提示しながら中等症については
多くの人にとって人生で一番苦しい」という状態になることを説明していました。
私も心筋梗塞を発症した時に肺炎を併発して人工呼吸器で助けてもらったけど…
  中島岳志さんのTwitterに(8月2日)

メディアは「自宅療養」という言葉を使うべきではない。
医療崩壊による「入院謝絶」「入院拒絶」と正確に書くべきだ。
まずは言葉を為政者に操られないこと。

 ぬえさんのTwitterに

首都圏でのコロナ療養…島根県民近親者の帰省を支援へ 島根県知事「医療崩壊と理解するのが自然」
島根県民の基礎疾患ある配偶者・父母や子、祖父母と孫、 兄弟姉妹を対象にした帰省支援は3回目とのこと。
墨田区といい、選挙の大切さを改めて感じる…


首都圏でのコロナ療養…島根県民近親者の帰省を支援へ 島根県知事「医療崩壊と理解するのが自然」〟(BSS山陰放送 7月29日)
北口榛花、前回の東京大会以来、57年ぶりの決勝進出!〟(NHK)

やり投げの北口榛花さんの素直に喜びを表現する姿が素敵でした。
注目されにくいやり投げという種目。
指導を受けるのにも苦労して練習を続けていました。

陸上やり投げ 北口榛花、最高の通過点へ」(NHK 2020年3月9日)
原民喜の「鎮魂歌」の続きを転記しますφ(..)
昨日「野山のはひをおもひ」とするところを「野山のはひをおもひ」と誤って入力していましたm(__)m
このようはミスは、今回もあると思います(^^ゞ
ぜひ、文庫本などを参照してください。
青空文庫で「鎮魂歌」が公開されています(底本に新潮文庫版を使用)。
原文を尊重していますし、ふりがなもうたれているので読みやすいです。
(「鎮魂歌」つづき)

 原子爆弾記念館

 僕はふらふら階段を昇つてゆく。
僕は驚く。僕は呟く。僕は訝る。
階段は一歩一歩僕を誘ひ、廊下はひつそりと僕を内側へ導く。
ここは、これは、ここは、これは……僕はふと空漠としたものに戸惑つてゐる。
コトコトと靴音がして案内人が現れる。
彼は黙つて扉を押すと、僕を一室に導く。
僕は黙つて彼の後についてゆく。
ガラス張りの大きな函の前に彼は立留る。
函の中には何も存在してゐない。
僕は眼鏡と聴音器の連結された奇妙なマスクを頭から被せられる。
彼は函の側にあるスヰツチを静かに捻る。
……突然、原爆直前の広島市の全景が見えて来た。
(『定本原民喜全集Ⅱ』編集委員 山本健吉・長光太・佐々木基一 青土社 1978年)
  ……突然、すべてが実際の現象として僕に迫つて来た。
これはもう函の中に存在する出来事ではなささうだつた。
僕は青ざめる。
飛行機はもう来てゐた。見えてゐる。
雲のなかにかすかな爆音がする。
僕は僕を探す。僕はゐた。僕はあの家のあそこに……。
あのときと同じやうに僕はゐた。
僕の眼は街の中の、屋根の下の、路の上の、あらゆる人々の、あの時の位置をことごとく走り廻る。
僕は叫ぶ。
(厭らしい装置だ。あらゆる空間的角度からあらゆる空間現象を透視し、あらゆる時間的速度であらゆる時間的進行を展開さす呪ふべき装置だ。恥づべき詭計だ。何のために、僕にあれをもう一度叩きつけようとするのだ!)
 僕は叫ぶ。
僕の眼に広島上空に閃く光が見える。
光はゆるゆると夢のやうに悠然と伸び拡る。
あツと思ふと光はさツと速度を増してゐる。
が、再び瞬間が再分割されるやうに光はゆるゆるとためらひがちに進んでゆく。
突然、光はさツと地上に飛びつく。
地上の一切がさツと変形される。
街は変形された。
が、今、家屋の倒壊がゆるゆると再びある夢のやうな速度で進行を繰返してゐる。
僕は僕を探す。僕はゐた。あそこに……。
僕は僕に動顚する。
僕は僕に叫ぶ。
(虚妄だ。妄想だ。僕はここにゐる。僕はあちら側にゐない。僕はここにゐる。僕はあちら側にはゐない。)
僕は苦しさにバタバタし、顔のマスクを捩ぎとらうとする。
  と、あのとき僕の頭上に墜ちて来た真暗な塊りのなかの藻掻きが僕の捩ぎとらうとするマスクと同じだ。
僕はうめく。
僕はよろよろと倒れさうになる。
倒れまいとする。
と、真暗な塊りのなかで、うめく僕と倒れまいとする僕と……。
僕はマスクを捩ぎとらうとする。
バタバタとあばれまはる。
……スヰツチはとめられた。
やがて案内人は僕の顔からマスクをはづしてくれる。
僕は打ちのめされたやうにぐつたりしてゐる。
案内人は僕をソフアのところへ連れて行つてくれる。
僕はソフアの上にぐつたり横はる。
(『定本原民喜全集Ⅱ』編集委員 山本健吉・長光太・佐々木基一 青土社 1978年)

つづく…
今朝の父の一枚です(^_^)v

朝から雨が降っていましたが、雨の日は来園者が少ないからと父がいいました(^_-)
父はワクチンを2回接種していますが、デルタ株の感染者が大阪では増えていて油断できません。

新規感染、大阪は448人 デルタ株は累計799人に」(朝日新聞 8月2日)

デルタ株 従来のウイルスよりも症状引き起こす力が強い可能性」(NHK)