2019年2月3日日曜日

節分

久しぶりのリハビリ散歩です(^^♪
本当は、昨日、血液検査の後、時間があったのですが
古いパソコンが最近怪しくなってきたので買い替えました。
新しいパソコンのリカバリーディスクの作成と
Windows10のアップデートをしていると
あきれるほど時間がかかってしまいました(>_<)
今日は節分ですね(^^)
行事は、昨日行われたのですが
京都、吉田神社の節分の行事について転記しますφ(..)
(吉田神社は2015年6月18日に訪ねています)
節分の鬼やらい 
  2月2日 京都市左京区吉田神楽岡町 吉田神社

 古式ゆかしい伝統行事
 かがり火が赤く燃える舞殿のまわりは、人の海だ。
京都の節分は、東の吉田神社、西の壬生寺といわれ、
ことに吉田神社はたくさんの節分詣でにぎわう。
節分前夜の2月2日夜、吉田神社で催される追儺(ついな)式は古式ゆかしい伝統行事。
鬼を追い払う方相氏(ほうそうし)に従って、
晴れやかなスポットライトを浴びる子どもたちの姿がある。
(『京都滋賀子どもの祭り』京都新聞社編著 昭和59年)
 追儺式は、鬼やらいとも呼ばれ、疫病神を追い払う儀式。
もともとは中国から日本へ伝わり
平安時代の宮中で大みそかの夜に行われていたという。
黄金四つ目の仮面をつけ、玄衣朱裳、
手に戈(ほこ)と盾(たて)を持った方相氏が、
追い子たちを従えて、大暴れする鬼たちを退散させるのである。
宮中の鬼やらいは室町時代に入ると途絶え、
完全にすたれてしまったが、吉田神社が大正末期に復興。
記録に遺る儀式の次第や方相氏の扮装などをもとに、
宮中の古風を再現する節分行事として根づかせた。
(『京都滋賀子どもの祭り』京都新聞社編著 昭和59年)
 午後7時、式は、かがり火に照らし出された舞殿の周囲で始まる。
神事があり、陰陽師(おんみょうじ)が祭文を読み上げる。
そのあいだ、方相氏の後ろで侲子(しんし)
舎人(とねり)と呼ばれる追い子たちが神妙にひかえている。
侲子は4人。
女の子が扮し、桃色の衣装をまといわらぐつをはく。
舎人は男の子、烏帽子に白丁姿。
手にたいまつを持つ。
パチパチと音をたてて燃えるたいまつの火の粉が、
横列に並んだ追い子たちの装束に今にも飛び火しそうだ。
やがて祭文が読み終えられると、
方相氏が『オーッ』『オーッ』と大声をあげ、戈で盾を3回たたく。
いつのまにか現れ、おおきな金棒を振り上げて暴れまわる赤、青、黄の3匹の鬼。
神をふり乱し、「ウォー」と見物の人垣を脅かしている。
いよいよ方相氏と追い子たちの出番だ。
方相氏の叱呼(しっこ)に呼応して、
侲子や舎人が「オーッ、オーッ」と声はり上げ、
舞殿のまわりを逃げ回る悪鬼を追っていく。
最後に上卿(しょうけい)と呼ばれる勅使役が
南の空に向けて破魔矢を放ち、めでたく式が終わる。
(『京都滋賀子どもの祭り』京都新聞社編著 昭和59年)
 つごう30分ほどの短い儀式。
追い子たちの緊張の時はまたたく間に過ぎても、
晴れ舞台に立った胸の高鳴りは永く消えることはない。
侲子、舎人は第四錦林校の5、6年生、吉田神社の氏子から選ばれるが、
同神社では申し込みをさばくのに頭を痛めるほどだという。
 追儺式は近年平安神宮でも行われている。
正午より茂山千之丞社中による奉納狂言、
続いて2時から追儺式と市長らによる豆まきが行われる。
(『京都滋賀子どもの祭り』京都新聞社編著 昭和59年)
・「節分祭について」(吉田神社HP)

・「吉田神社の豆まき」(昭和22年 動画)

・「加賀屋町・吉田神社」(動画)
追儺(ついな)
 豆撒き行事に少なからず影響を与えたと考えられるのが、
疫神を駆逐する行事としての追儺である。
追儺は中国で古くから行われた儀礼で、
周代には方相氏(ほうそうし)と呼ばれる呪師が
熊の皮をかぶって黄金の四つ目の面をつけ、
黒と赤の衣装に戈(ほこ)と盾を持ち、百官を率いて疫鬼を追ったという。
日本でもこれを取り入れ、平安時代の宮中では、
毎年の大晦日に大舎人(おおとねり)が方相氏となって
中国の古式に近いかたちで追儺を行ったが、
やがて異装の方相氏を鬼とする誤解が生じ、
群臣が桃の弓、葦の矢でこれを射て追い払うかたちとなった。
その後、宮中の儀礼は廃れたが、
鬼追いの式は寺院の修正会(しゅうしょうえ)・修二会に取り入れられたり、
神社で節分祭として行われるようになった。
京都の蘆山寺・吉田神社、奈良の法隆寺・薬師寺、東京の浅草寺など、
各地に名高いものがある。
民間の鬼やらいとしての豆撒きは、春訪れる神を迎える習俗に、
こうした中国伝来の追儺が影響を与えて成立したと推測される。
(『三省堂 年中行事事典(旧版)』
   田中宣一、宮田登 編 三省堂 1999年)
 このほか、節分には、鰯(いわし)の頭や
(ひいらぎ)を戸口にさして魔除けとするヤイカガシや、
害虫を封じる虫の口焼きなどの呪術的な儀礼が行われている。
鬼脅しとして、目籠を庭先に高く掲げる習俗も愛知・静岡県にみられる。
このように現行の節分の行事は、悪しきものを払い出す、
あるいは悪しきものの侵入を防ぐことに力点がおかれている。
これは新しい年を迎えるにあたってのさまざまな儀礼的要素が、
暦法の普及とともい、年神を迎えることに重点をおく正月の行事と、
厄祓いないしは魔除け的な節分行事とに分化していったのだと考えられる。 (小嶋)
(『三省堂 年中行事事典(旧版)』
   田中宣一、宮田登 編 三省堂 1999年)
ジョウビタキの雄と雌に出会ったのですが
どうもバトルをしているようで、雌が雄を追い回していました(^。^)
この鳥が元気よくヒッヒッカタカタと鳴いているのは、なわばりの宣言だ。
シベリアでの繁殖期のなわばりとは別に、日本の冬を過ごす間、
自分の食べ物を維持するためのなわばりをオスもメスも1羽ずつもつ。
春が来れば結婚するかもしれないもの同士でも、冬は互いに容赦しない。
自動車のサイドミラーに映ったわが身ですら激しくライバル視する。
(『鳥のおもしろ私生活』ピッキオ編著 主婦と生活社 1997年)
今朝の父の一枚です(^^)v
出かけたときは青空が見えていたのですが
すぐに曇り空になってしまいました。
それでもシジュウカラに出会って喜んでいました!(^^)!