今朝は、かなり気温が低かったのですが
あまり風が吹いていなくて、日ざしが気持ちよかったです(^。^)
あまり風が吹いていなくて、日ざしが気持ちよかったです(^。^)
われに来む月日の音とおもふまで深き落葉を踏みゆく足音 清原令子
(『昭和萬葉集 巻十四 東京オリンピック 昭和39年~42年』講談社 昭和55年)
(『昭和萬葉集 巻十四 東京オリンピック 昭和39年~42年』講談社 昭和55年)
父がいつも撮しているスイフヨウですが、まだ、蕾があり咲き続けています。
(今日は、叔母の見舞いに行くので散歩はお休みです)。
(今日は、叔母の見舞いに行くので散歩はお休みです)。
天の国いよいよ遠し寒雀 西東三鬼
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
シジュウカラは藪の中に…
今朝は、モズやウグイス、アオジにも会えたけど撮せなかったです(T^T)
あくる日の黄昏のころ一枚の木の葉が枝をはなれゆきたり
(『青じその花』山崎方代 かまくら春秋社 平成3年)
(『青じその花』山崎方代 かまくら春秋社 平成3年)
カキノキの葉痕が嬉しそうに青空を見上げていました(o^^o)
メジロに会えたけど…
すぐに(ToT)/~~~
〔四三〕
(略)
みのむし、いとあはれなり。
鬼(おに)の生(う)みたりければ、親に似てこれもおそろしき心あらんとて、親のあやしききぬひき着せて、
「いま秋風吹(ふ)かむをりぞ来(こ)んとする。まてよ」といひおきて、にげていにけるも知らず、
風の音を聞き知りて、八月ばかりになれば「ちちよ、ちちよ」とはかなげに鳴く、いみじうあはれなり。
(略)
(『枕草子』清少納言 池田亀鑑 校訂 岩波文庫 1962年)
(略)
みのむし、いとあはれなり。
鬼(おに)の生(う)みたりければ、親に似てこれもおそろしき心あらんとて、親のあやしききぬひき着せて、
「いま秋風吹(ふ)かむをりぞ来(こ)んとする。まてよ」といひおきて、にげていにけるも知らず、
風の音を聞き知りて、八月ばかりになれば「ちちよ、ちちよ」とはかなげに鳴く、いみじうあはれなり。
(略)
(『枕草子』清少納言 池田亀鑑 校訂 岩波文庫 1962年)
五0段(現代語訳)
(略)
蓑虫は、たいへんしみじみとした感じをおぼえさせる。
鬼が生んだのだったので、親に似て、これも恐ろしい気持を持っているのだろう、というので、
女親が粗末な着物を引き着せて、
「もうすぐ、秋風が吹く時になったら、その時に迎えに来よう。待っておいでよ」と言って、
(略)
蓑虫は、たいへんしみじみとした感じをおぼえさせる。
鬼が生んだのだったので、親に似て、これも恐ろしい気持を持っているのだろう、というので、
女親が粗末な着物を引き着せて、
「もうすぐ、秋風が吹く時になったら、その時に迎えに来よう。待っておいでよ」と言って、
逃げて行ったのだったのも知らないで、
秋風の音を聞き知って、八月ごろになると、「ちちよ、ちちよ」と頼りなさそうに鳴く。
たいへんしみじみとした感じだ。
(略)
秋風の音を聞き知って、八月ごろになると、「ちちよ、ちちよ」と頼りなさそうに鳴く。
たいへんしみじみとした感じだ。
(略)
「三巻本」と「能因本」では、テキストに違いがあります。
晩秋、葉が黄ばんですっかり散ったころ、実はからからに乾いて5つに裂けます。
そして中から現れたのは、キャー! ケムシ!?
校外で植物観察中の大学生が、悲鳴を上げて飛び上がりました。
ごめんね、冗談、冗談。ホントはタネなの。
毛虫のように見えるのは、ムクゲのタネです。
長さ4~5mmくらい。
おそるおそる手のひらにのせてみると、まが玉みたいな形をしたタネの縁に、
硬い金色の毛がびっしり並んで生えています。
たしかに毛虫みたい。
でも、ほら、ライオンのたてがみにも見えるよ。
タネに息を吹きかけると、ふっと飛びます。
たてがみは、風に乗るための小道具だったのです。
毛は硬くてとても丈夫で、早春までちゃんと機能を保っています。
きっと、春までに少しずつ飛ばしたいから、あえて硬い毛をセットしているんですね。
(『種子たちの知恵』多田多恵子 NHK出版 2008年)
そして中から現れたのは、キャー! ケムシ!?
校外で植物観察中の大学生が、悲鳴を上げて飛び上がりました。
ごめんね、冗談、冗談。ホントはタネなの。
毛虫のように見えるのは、ムクゲのタネです。
長さ4~5mmくらい。
おそるおそる手のひらにのせてみると、まが玉みたいな形をしたタネの縁に、
硬い金色の毛がびっしり並んで生えています。
たしかに毛虫みたい。
でも、ほら、ライオンのたてがみにも見えるよ。
タネに息を吹きかけると、ふっと飛びます。
たてがみは、風に乗るための小道具だったのです。
毛は硬くてとても丈夫で、早春までちゃんと機能を保っています。
きっと、春までに少しずつ飛ばしたいから、あえて硬い毛をセットしているんですね。
(『種子たちの知恵』多田多恵子 NHK出版 2008年)