2017年2月11日土曜日

晴れ間が見えて(o^^o)

曇り空が晴れて空を見ると彩雲が見えたので妹にメールしました。
というのも昨日、録画していた番組を見ていた時に
富士山にかかる彩雲に妹が母の回復を願って手を合わせていました。

古くから、よいことが起こる前兆の雲とされ、
「景雲
(けいうん)」「慶雲(けいうん)」「紫雲(しうん)」「瑞雲(ずいうん)
「五色の雲」「五雲
(ごうん)」など、さまざまなよび名が生まれた。
(『ヤマケイポケットガイド(25)雲・空』田中達也/山と渓谷社 2001年)
(後で聞くと、前にマンションが建ったので見えなかったそうです…)

気温が低く昨日の雪が残っていました。

合点(がてん)して居ても寒いぞ貧しいぞ
(『古典俳文学大系15 一茶集』丸山一彦 小林計一郎校注者 集英社 昭和45年)
梅が香(か)に追ひもどさるる寒さかな
芳(かぐわ)しい梅の花が厳しい余寒の中に凛(りん)として咲き匂っている。
そのさまを見ると、この梅の香に寒さが追い戻されて来たかとさえ思える。

「追ひもどさるる」は、すでに去ってしまったはずの寒さを再び逆に戻す、の意。
今さらのような余寒の厳しさを、多少のおかしみをこめて擬人的に扱った表現。
(『芭蕉句集 新潮日本古典集成』今栄蔵校注 1982年)
モズ
今朝の寒さに首をすくめているみたい(*゜∀゜*)
巻第七 1128
馬酔木(あしび)なす栄えし君も掘りし井(ゐ)の石井(いはゐ)の水は飲めど飽かぬかも

馬酔木の花のように栄えたあなたが掘った、この石井の水はいくら飲んでも飽きないことよ。
石井 岩で囲った泉。
(『万葉集(二)』中西進 講談社文庫 1980年)
アオジ

シジュウカラ
キセキレイ
尾が長くて体は細くスマートな小鳥。
上面は青灰色で眉斑(びはん)は白く、下面は黄色。
羽は黒くて外側尾羽は白く、飛び立つ時に目立つ。
飛ぶとつばさに白い細い線が出、腰は黄色く見える。
繁殖期のおすはのどが黒くなる。
めすにものどが黒いものや黒い斑のあるものもいる。
 九州以北で繁殖し、北の地方や山地のものは冬、暖地へ移動する。
平地から山地の川、池、湖沼等にすみ、市街地の公園の池や川にもいる。
水べの地上を歩いて昆虫やクモをあさり、立ちどまって尾羽を上下に振る。
飛び立って空中でカゲロウ等をとることもある。
木の茂み、石垣の間、がけの凹み、人家のすき間、橋の下等に巣を作り、
おすは木のこずえ、電線、屋根、石等にとまって
チチチッチチチチッ、ツィツィツィとさえずる。
屋根の上を歩いていることも多い。
大きな波形をえがいてチチン,チチンと鳴きながら飛ぶ。
イシタタキ、ケツフリ、チンチンドリ等,地方名は多い。

(『自然観察シリーズ[20]<生態編>バードウォッチング』高野伸二 小学館 昭和58年)
ハクセキレイもスマートですが(^^ )
ジョウビタキ
ヤマウグイスカグラかな?
ゆつたりと寢たる在所(ざいしよ)や冬の梅  廣瀬惟然

○在所―いなか。
◇旅先でよく眠れた気分、それがおりしも寒梅にうつり、よき挨拶となっている。
(『近世俳句俳文集 日本古典文学大系92』阿部喜三男・麻生磯次校注 岩波書店 昭和39年)
カワラヒワ

地上1~3メートルの枝や杭などにとまって地表を見つめ、
動きによって獲物を発見すると、サッと舞い下りて足でそれをおさえてしまう。
足で獲物を捕るのは猛禽類の特徴であり、この方法を採用したからこそ、
自分の身体に比べて大型で活動的な獲物を捕ることができるのだが、
猛禽類ではないのにこの方法を使っているのがモズの特徴といえる。
低い見張り場から地表の獲物を狙うという方式は、
猛禽類の中ではノスリ類やカンムリワシ類が採用しているし、
そのほか小型ツグミ類やカワセミ類の一部も採用しているが、
この方式は適当な見張り場があることと、
そこから地表の動きがよく見えるだけでなく、
サッと舞い下りることができる
(つまり地表近くに植物があまりひどく茂っていない)こと、
という二つの条件を必要とする。
この二条件を満足させるのは、
下草の少ない森林か草丈の低い疎林や林縁でしかない。
モズは後者を生息環境とする典型的な鳥だが、
そこに住むのはこのような理由があるからである。
(『四季の博物誌』荒垣秀雄編 朝日文庫 1988年)
朝鵙に掃除夕鵙に掃除かな  高浜虚子
(『図説俳句大歳時記 秋』角川書店 昭和39年)
久しぶりにジョウビタキ♀に会えました♪


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

午後から父と妹で母の見舞いに行きました。
昨日は、寝ていたのですが、
今日は目覚めていて声かけに反応してくれました(^-^)
言葉は聞き取れませんが、声かけに一生懸命に応えようとしてくれました。
 見舞いに行く途中、車の中で、父が紀元節の歌を歌ってくれた。
父は、子どものときに習った歌を今でもはっきりと覚えています。

 この日は、明治6(1873)年以降、現行の「国民の祝日に関する法律」が
昭和23(1948)年に制定されるまで、紀元節として祝われていた。
紀元節を2月11日にしたのは、『日本書紀』に、
初代天皇とされる神武天皇が橿原宮において帝位についたのが
辛酉(かのととり)年の春正月の庚辰朔(かのえたつついたち)だと記されており、
明治政府がこの日を太陽暦に換算して決めたことによる。

(『三省堂 年中行事事典(旧版)』田中宣一、宮田登 編 三省堂 1999年)

今日は「建国記念の日」ですが、
土曜日で、振替休日がないので子どもたちは損したと思っているかな(*^ー゜)

4 件のコメント:

  1. 私の母も学校で習った歌をよく覚えていてよく歌っていました(音痴だったけど)。
    女学校の出席名簿まで披露してくれました。
    当時はクラス替えが無かったようです。
    いろは順でいいずかさん、いしださん、はつざわさん、ばんさん、という具合でした。
    今日は満月、月が綺麗です。
    大きな雲の前側にあったのでラッキーでした。

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    1. おかりんさんこんばんは(*^O^*)/

      おかりんさんのお母さんは
      >女学校の出席名簿まで披露してくれました。
      クラス替えがなかったにしてもスゴイデスネ(°0°)
      昔の事は父によく聞きます
      母は、あんまり覚えていなくて(o゜▽゜)o

      おかりんさんのコメントを読んで夜空を見上げました(^-^)
      雲がかかっていますが
      雲を突き抜けるように満月が見えますp(^-^)q

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  2. こんばんは~

    今日は比較的晴れ間の多いいいお天気になりました。
    風も強かったので洗濯物がよく乾きました。(*^。^*)

    >馬酔木(あしび)なす栄えし君も掘りし井
    もう、馬酔木の花が咲き始めたのですね。春がもうきましたね。

    お母様、お目覚めで良かったです。(*^。^*)

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    1. カイさんおはようございます(*^O^*)/
      昨日は寒さが厳しかったですが
      午前中は比較的晴れ間が多かったですね(^-^)

      散歩中に馬酔木の花が咲いているのを見て嬉しくなりました。
      寒さで震え上がっているσ(^_^;と違い
      白い可愛い花が凛と咲いていましたp(^-^)q

      足踏みしている春ももうそこまで来ています。
      母も目覚めてくれました!(^^)!

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