2016年1月7日木曜日

冬空です…

キジバトが草の中で朝ご飯を探しているようでした(o^^o)
秋の句ですが(これまでの句の引用も季節を違えているのが多いです(^^ゞ)

鳩の声(こゑ)身に入(しみ)わたる岩戸(いはと)

赤坂(岐阜県大垣市)の宝光(ほうこう)院には岩窟・奇岩が多く,
本尊の虚空蔵菩薩も岩戸の中で,鳩の鳴き声が秋風のように身にしみわたる。
(『袖珍版 芭蕉全句』堀信夫監修 小学館 2004年)
ハシボソガラスが落葉をくわえて…
なんか落葉を乗せているような(・・?
満足そうな納得しているような顔をしている(*^▽^*)
カラスが飛んでいったのでその場所を見に行くと
少し盛り上がっていました
 落葉をよけると中から出て来たのはパン
このような行動を「貯食(ちょしょく)行動」というそうです。

このような貯食行動で食べ物に困らないようにしているので
都市でカラスが増えたのだとも言われていますし,
豊富にある食べ物を貯食(貯金)することで,食べ物を探す時間が減り
余った時間を遊び(余暇)に使うことが出来るのです(*^▽^*)
この後,落葉で隠しました(どこかでカラスが見ていて恨まれたら大変…)
藪の中で羽づくろいをしています
頭をポリポリ(*^▽^*)
アオジ
ちょっと無理がありますが…(^^ゞ
お猿さんが口に手を当てているような(*゜∀゜*)
こちらは何か空を見あげているような…('-'*)
残念…
シジュウカラと一緒にキクイタダキ(真ん中)がいたような…
今朝は冬空…

曇り日の落葉掃ききれぬ一人である
(『尾崎放哉全句集』伊藤完吾・小玉石水編 春秋社 1993年)
この画像に合いませんが(桜餅だったら合うかな…(^^ゞ)

さびしくてならぬ夜あり致死量の大福餅が食べたくなりぬ  大村陽子
(『現代うた景色』河野裕子 中公文庫 2014年)
どこやらで鴉なく道は遠い
(『あの山越えて 山頭火行乞記』大山澄太編 潮文社新書 昭和44年)
お猿さんの彫刻,見ていると楽しいのだけどな…
女性のスタッフが掃除していました。
いくら暖冬といえ冷たいだろうな…
こんなに作業をしている職員のみなさんを見ていると
ゴミのポイ捨てなんか出来ないはずなんだけどな…
    冬

冬はいい。
寒い風の吹く日はことにいい。
空がくもつてゐれば更にいい。
そんな日に
だまつてつつ立つてゐる枯木を見てゐると
何とも言へぬ力がわいてくる。
  (昭和2年)
(『木山捷平全詩集』講談社文芸文庫 1996年)
ジョウビタキ
鶲来て色つくりたる枯木かな  原石鼎
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)