2016年1月19日火曜日

風がなければ…

 朝早く門を開けてくださる警備員さんと
「風さえなければこんなに寒くないのに…」と挨拶を交わしていました。
シロハラが空模様を眺めていました('-'*)
藪の中から出てくれないかと思っていたら…
注文に応じてくれたのではないと思いますが(*^▽^*)
アオジは「こっちの都合だよ!」とそっぽを向いて(*^ー゜)

花も枯れもみぢも散らぬ山里はさびしさをまた訪(と)ふ人もがな

②もはや紅葉も散らない。⑤訪れる人がいてほしい。
(『西行全歌集』久保田淳、吉野朋美 校注 岩波文庫 2013年)
昨日購入した本に…

スズメは鳥の代表的な性質を兼ね備えていそうなものですが,
実際のところは,鳥の中でも変わり者の部類に入ります。
スズメのもっとも変なところは,人のそばにいることです。

(略)
スズメのもう一つ変なところは,
非常に高い密度で生息しているということです。
(略)
それぞれの鳥は,住み場所や餌を守るために,
ある程度,距離(縄張り)をもって生活しているからです。

(略)
スズメは,一般的な鳥の密度に対して,
数倍から10倍くらい高い密度で生息しています。
なぜこんなにも密度が高いのかわかりませんが,
スズメはスズメ同士で縄張り争いなどしませんから,
個体同士の争いに投資するエネルギーが少ない分,
単位面積当りの個体数が多いのかもしれません。
 (P39~40)
(『身近な鳥の生活図鑑』三上修 ちくま新書 2015年)
翡翠(かはせみ)が掠(かす)めし水のみだれのみ  中村汀女
(『日本の詩歌 30 俳句集』中央公論社 1979年)
コサギが真剣に見ていますp(^-^)q
なんか久しぶりに女の子に会えたような…
にひとしのつよ風も好し希(ねが)ふこと
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など 句集「春雷」「指環」』鈴木しづ子著 河出書房新社 2009年)
突風は髪を攫(さら)いて空に消ゆ愛の嵐の記憶のように
(『無援の抒情』道浦母都子 岩波現代文庫 2000年)
公園を散歩しているワンちゃんみたい(^▽^)
    貧者

まづしく
世のかたほとりにすんでゐるゆえんだらうか
少しの悲しみではあるけれど
悲しみをたいせつにいたわってきたゆえんだろうか
しだいに心はうつくしくなってゆく
ふだんはわからないが
自分があるかさへ よくわからぬほどだが
すこしでもものを考へたりすると
考への末はかがやいてしまふ

(『八木重吉全詩集2』ちくま文庫 1988年)

帰り道,車が進まないな…
対向車線は車が来るのにと思っていたら交通事故でした。
自転車(赤矢印)がかなり歪んでいて,横断歩道には多量の血痕が…
公園を歩いているときにパトカーのサイレンが聞こえてたのは
この事故への出動だったようです。
近くに事故を起こした車が見あたらなかった…