2015年12月22日火曜日

暖かな冬至(*^^)v

暖かい朝ですp(^-^)q

昨日の雨粒
昨日は冷たい雨が降っていてリハビリ散歩をあきらめましたが…
    

朝から昼
それから晩と
うつつてゆく冬の気持ちは
つい気づかずにしまふ位かすかではあるが
一度親しみをもつと忘れられない

(『八木重吉全詩集 2』ちくま文庫 1988年)
巻第十(秋の雑歌)2217
君が家のもみち葉(ば)早く散りにけりしぐれの雨に濡れにけらしも 

あなたの家の黄葉は早く散ってしまった。
時雨の雨に濡れたらしい。
(『万葉集(三)』佐竹昭広他校注 岩波文庫 2014年 )
シジュウカラ

 夏の句ですが(^^ゞ

連れ鳴きの声こぼしをる四十雀  上村占魚
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)
シジュウカラは留鳥(りゅうちょう)なので一年中姿を見ることができるのですが…
 一生を棒に振りたるひと夜(よ)さえ思い返せば影絵のごとし
(『無援の抒情』道浦母都子 岩波現代文庫 2000年)
巻第五 秋歌下 313
  同じ(長月)つごもりの日よめる  躬恒  
道知らばたづねもゆかむもみぢ葉をぬさとたむけて秋はいにけり

道を知っていたならば,あとを追って尋ねてゆこう。
もみじ葉を幣として手向けて秋は行ってしまった。
○長月 九月。○つごもりの日 月末の日。
○道 秋の帰ってゆく道。秋を擬人化して,地上のどこかへ帰ってゆくものと見なした。
(『新版古今和歌集』高田祐彦訳注 角川ソフィア文庫 2009年)
朝早い道のいぬころ
(『尾崎放哉全句集』伊藤完吾・小玉石水編 春秋社 1993年)
開いてしづかに,ぽとりと落ちた
(『山頭火著作集Ⅳ 草木塔(自選句集)』潮文社 昭和46年)
冬草に来て舞ふ塵の日に透ける
(『定本原民喜全集Ⅲ』 青土社 1978年)

冬薔薇(フユサウビ)そつと冷たく握りたる
(『校定 新美南吉全集 第八巻』 与田凖一他編集 大日本図書 1981年)
 冬雨やうらなふことを好むさが
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 河出文庫 2009年)

立枯の木々しらじらと立つところたまたまにして啄木鳥の飛ぶ
(『新編 みなかみ紀行』若山牧水著、池内紀編 岩波文庫 2002年)
啄木鳥の仲間で一番小さいコゲラ(^_-)-☆



一瞬シャッターを押すのが遅れた(;'∀')
メジロも一緒にいました(^^♪


アクロバットのような体のしなやかさに惚れ惚れします(*'▽')
今日が冬至ですが(^^ゞ

うどん屋であすは冬至と聞きにけり
(『俳句で綴る変哲半生記』小沢昭一 岩波書店 2012年)