2015年12月29日火曜日

霜の朝

今朝はグーッと冷え込んでいます
霜ふむやけさの体温ひくかりき
(『句集 春雷』)
霜にマケナイゾというようにシロツメクサが咲いていたp(^-^)q

たんぽゝのわすれ花あり路(みち)の霜
(『蕪村俳句集』)
橋上乞食(けうじやうのこじき)
母親を霜よけにして寝た子哉
(『一茶俳句集』)
   魔のひととき

尾花の白い幻や たれこめた霞が
もう 今にも滴り落ちさうな
冷えた涙のわきかへる わきかへる

この魔のひとときよ
とぼとぼと坂をくだり径をゆけば
人の世は声をひそめ

キラキラとゆらめく泉
笑まひ泣く あえかなる顔

(『定本原民喜全集Ⅲ』青土社1978年)

雲一つない青空(^-^)

アオジも空を見あげていた(*^-^*)

こちらは朝ご飯を探していました(^▽^)



   密蔵院(みつぞういん)にて
夜明(よあ)くれば 森の下庵(したいほ) からす鳴く けふもうき世の 人の数(かず)かも

夜が明けたので,からすの鳴き声が聞こえてくる。
この寺の森の下に建つ庵の中で私は目を覚したのだったが,
今日も生きのびていてこの世の人の数のうちに入っていることだよ。
(『良寛 旅と人生』)
動きが速くて(;´Д`)
コサギの特徴は足の指が黄色い
遠かったな…
葉牡丹のいのちの蘂をしかと抱き
(『鈴木真砂女全句集』)
   薔 薇

かなしみの薔薇よ
よき薔薇よ


あかきはなびら
ゆめの薔薇よ


わかきいのちのいちはやくも
おのが吐息にちりそめたり

(『山村暮鳥全詩集』彌生書房 昭和39年)

うすら陽にひかりこほりて冬の薔薇
(『新美南吉全集 第八巻』)

巻第五 秋歌下 308
かれる田におふるひつちのほに出でぬは世を今さらにあきはてぬとか

刈りとりをした田に生えてきたひつちが穂を出さないのは,
今あらためて,世の中に飽きてしまった――秋も終わりだというのであろうか。
○ひつち  稲を刈り取ったあとの株から伸びる新芽。穂は出さない。
○ほに出でぬ 「穂を出さない」と「思いが外に表れない」とを掛ける。
○あきはてぬ 「飽きはてぬ」と「秋果てぬ」とを掛ける。
(『新版古今和歌集』)