2015年12月16日水曜日

帰る頃になって…

キク科の野草なんだけど見慣れないなと
と言うのは…

葉が細い
検索すると「ナルトサワギク(キク科)」のようです…
可愛い花ですが急速に分布を広げていて
家畜が食べると毒性が強く「特定外来生物」に指定されています。
この子も外来で分布を広げましたが
ひょうきんな顔のホトケノザ
検査入院の時に心を和ませてくれました(*^。^*)
リハビリ散歩に出かけようとした時に空を見ると真っ黒い雲
雨が降っていたので,いつもよりも遅く出かけた

冬の薔薇日々事なきはつまらなく
(『鈴木真砂女全句集』KADOKAWA 2015年)

薔薇咲きて夜目(よめ)にも白し君をわれ夢のさかひに待つここちする
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
冬雨やややふさがりし指の傷
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 河出文庫 2009年)
れいろうとして水鳥はつるむ
(『山頭火句集』 村上護 編 ちくま文庫 1996年)
花輪のように並んでいたのはどなたかが並べたのかな(^v^)
あぢきなや椿落(おち)うづむにはたず(づ)

にはたずみ―行潦(にはたづみ)。
急雨のため庭にたまり流れる水。
(『蕪村俳句集』尾形 仂 校注 岩波文庫 1989年)
なんか豹柄のおばちゃんが見ているような(^v^)
 ハナミズキの実が残っていました(*^。^*)
 しぐるゝや軒(のき)にはぜたる梅もどき
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)

曇り空にシジュウカラ
 こわれない夢をみんため朝早く起きて廊下を糠で光らす
(『青じその花』山崎方代 かまくら春秋社 平成3年)

この句を転記しながら,小学校の頃,
糠の雑巾で教室の床を磨いてたことを思い出した(*^。^*)
可愛い男の子が目に映るものすべてが感動というように
お母さんに指さしながら歩いていました。
お母さんも子どもの目線の高さになって我が子の発見を楽しんでいるようでしたp(^-^)q


シジュウカラの朝ご飯は幼虫かな(・・?
ウグイスの笹鳴きが聞こえ探したのですが…
ピントを合わせる暇がなかった(・_・;)
石の寿(いのち)、床に置けば遠山(とおやま)のごとし  荻原井泉水            
(『日本の詩歌19』中央公論社 昭和44年)

帰る頃になって青空が見えてきました。
なんか子どもの頃に使っていた洗濯板を思い出した(^◇^)